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【社員インタビュー#4】元科学コミュニケーターが「診療の質を見える化」に取り組む

JMDCに入社を決めた理由を教えて下さい

私、研究と伝えることが好きなんだと思います。

1社目の臨床検査薬の研究開発職時代に、中学校で実験科学教室を担当したことがありました。その際、子供たちに実験を通じて未知のこと明らかにする楽しさや、その実験が薬の開発にどのように役立つのかを伝えたことがきっかけで、研究の魅力を伝える楽しさに目覚めました。その後科学館に転職して、科学コミュニケーター(未来のために科学技術をどう使うか来館者と議論する場をつくる仕事)を経験したことで、医療分野の課題解決に向けた社会の仕組みづくりをしたいという思いが強くなりました。その後、健康サポート薬局向けの生活習慣改善プログラム雑誌の企画~執筆等の情報を発信する業務にしばらく携わり、転職先を探していたところ、JMDCのことを知りました。 ビッグデータの企業は多くありますが、その中でもJMDCは最大級の医療ビッグデータを保有しており、製薬などの産業界、アカデミア、自治体など様々な業界と関連し、医療社会へのインパクトが大きいことを感じました。さらに、「健康年齢」など一般の方が理解しやすい指標を出していることも好印象でした。あと、面接時に「一緒に働くメンバーに女性がいるよ」と教えてもらい、彼女から話を聞けたことにより、ここで仕事をしているイメージがつきやすくなったことも決め手だったかもしれません。

JMDCに入社してみていかがでしたか?

フレックス制度によって、自分の体調や生活リズムに合わせて仕事ができ、とてもありがたいです。毎日何時までに出勤しないといけないというストレスからは解放されました。また、私の所属する事業開発部は個性豊かで、和気あいあいとしています。会社としてクラブ活動やイベントも頻繁にあるので、グループを超えて交流ができるのもとても楽しいです。

一見強面の社長がイベント時には、みんなにいじられキャラになることが入社後の驚きでした(笑)。

今、どんな業務をやっていますか?

クリニックの診療の質を見える化をするアプリケーション「ぷらさぽ®」の企画開発、顧客向け診療の質指標(Quality Indicator;以下QI)および経営指標のレポート作成、日本の医療実態を伝えるメルマガ作成、顧客訪問サポート、営業、学会展示の作成、広告チラシ作成、など幅広くやっています。システム系以外は何でもやります。

医師は一人ひとりの患者さんに向き合っていますが、クリニック全体の診療の質はほとんど把握できていないのが現状です。それは、院内データを集計することは煩雑で時間がかかる作業だからです。ぷらさぽ®は院内データを連結して様々な条件で集計し、診療の質を数値として把握できるQIレポートをクリニックへ提供しています。QIの例としては、「糖尿病患者でHbA1cを7.0%未満に管理できている患者割合」などの慢性疾患の指標や、「多剤併用状況」や「風邪患者における抗菌薬の処方割合」など、社会的関心の高いテーマの指標などがあります。

また、自院のQIと、ぷらさぽ®を導入している施設全体のQIを比較することもできます。ただし、患者の検査値などは通院している患者の背景や疾患、服薬状況、生活習慣などの影響を受けるため、あくまでも参考値として提示しています。

まずは自院の課題が見えること。そして課題改善への行動が生まれ、より良い医療として患者へ還元されることが理想です。実際に診療が改善へ向かうためには、“より臨床に合った、医師の感情が動くQI”を作ることが大事だと思っています。ぷらさぽ®を利用しているクリニックの医師が自院のQIレポートを見て、自院の課題を認識する言葉を口にしたり、自院の診療の質が良いことが分かり、とても喜ぶなど医師の感情が動いたとき私はとてもやりがいを感じます。そして、医師とディスカッションして患者へ還元できる新たなアイデアに行きついたときにとてもわくわくしますね。

今後どんなことをやっていきたいですか?

どんな条件で集計し、どう補正をすればフェアで納得感のあるQIとなるか、医療従事者や患者、企業を巻き込み議論できる場を作りたいです。そのためには、情報発信を積極的に行って、診療の質を見える化するムーブメントを医療業界に起こしていきたいです。
また、個人的に楽しみにしていることは、漢方医学の統計学的な根拠データを作ることです。現在は病名に対して漢方薬が処方されていることが多いですが、本来は、“個人の体質”に対して処方される薬です。1~2年後に国内で施行されるICD11には、新たに漢方医学の体質表現(気虚、血虚など)が追加され、“個人の体質”と漢方薬を関連させて集計できるようになります。そのため、今まで難しいと言われていた体質による漢方薬の効果を証明されるかもしれません。科学的根拠に基づく医療がベースとなっている現代の医療に、より漢方薬を取り入れやすくなる未来が来るのではないかと思います。


インタビューイー:事業開発部所属

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