- アプリケーションエンジニア
- 事業開発
- Consulting
- Other occupations (16)
- Development
- Business
- Other
★子育て中のJDSC社員で、ワーキングマザー&ファザー座談会をやってみました★
◆自己紹介をお願いします
秋本:
データサイエンティストの秋本です。妻と3歳の息子と暮らしています。
益本:
ビジネスチームの益本です。5歳の娘・来月4歳になる年子の息子がいて、4人家族です。
K(リモート参加):
ビジネスチームのKです。2歳の娘がいて、3人家族です。
佐藤:
経営企画の佐藤です。小学1年生の娘がいます。よろしくお願いします。
◆仕事と育児をどのように両立していますか?平日/休日のスケジュール、役割分担などを教えてください
秋本:
僕はコロナの自粛期間、保育園が休園になり朝に仕事をするしかなくなったため、それを機に朝型生活に変わりました。子どもより早く起きるとその分自分の時間ができるので、休園が終わった後もそうしています。
平日夜は21時頃に子どもとベッドに入って、絵本を読んで22時頃に寝て、6時頃に起床しています。そこから子どもに朝食をあげて、自分の準備をして、自転車で保育園に送って、出社する場合はdoor to doorで1時間ほどかけて電車通勤しています。
夜は18:30頃に仕事を切り上げて、帰宅後子どもにご飯を食べさせて、一緒にお風呂に入って寝るというサイクルになっています。
休日は早くに起きて勉強をすることもあります。子どもが起きた後は、一緒に公園やスーパーへ行って、ご飯を食べたら子どもを寝かしつけて、私も少し一緒に寝て、時間が余れば本を読むなど勉強をして、夕飯・お風呂・早めに就寝という感じですね。
益本:
かなり朝型ですね。疲れて起きられないときとかないですか?
秋本:
まれに寝付けないときなど24時頃就寝した日は、子どもと一緒に7時頃起きますね。でも早めに22時頃寝ると、6時前には目が覚めます。
益本:
なるほど。私は最近夜型になってしまっていて、平日は6時頃起きて、子どもが7時に起きてくるのでそれまでに支度をします。朝食を食べさせた後、私か夫が保育園まで送ります。フルタイム勤務ですが仕事は17時に一度切り上げて、保育園にお迎えに行き、夕食・入浴をして、子どもは21時に寝ます。立て込んでいる時は、子どもが寝た後にまた仕事をする時もあります。
休日は娘を午前 バレエ、午後 幼児教室へ連れていき、その間に夫が息子を公園へ連れて行くなどそれぞれで過ごしています。夫がいないときは娘の習い事に息子も連れていき、その合間に公園へ連れていったり、一緒にカフェでジュースを飲んだりしますね。
K:
僕は夜24時に寝て、朝7時頃子どもにたたき起こされる感じです。朝の支度は僕がやることになっているので、朝ごはんの準備から保育園の送りまでやっています。夜は17~18時にオフィスを出て、子どもが夕飯を食べている途中に合流することが多いです。夕飯後の面倒は僕が見ることになっているので、お風呂に入れて寝かしつけて、その後自分の時間が始まります。
休日も子どもにたたき起こされ、ご飯の準備をして遊ぶ感じです。家事はアウトソースしているんですが、ご飯だけは自分で作らないといけないので、土日のどちらかは買い出しに行って常備菜を作るようにしています。休日昼は外食して、午後から遊んでいることが多いですね。夜はいつも通り21時頃寝かしつけて、自分の時間を過ごします。
益本:
掃除のアウトソースは誰かが来てやってくれるんですか?
K:
そうです。昔は自分たちでやっていたんですが、僕も奥さんも掃除や、洗濯物を畳むことやアイロンがけも嫌いなので、アウトソースすることにしました。業者に頼むと高額ですが、信頼できる個人が何人かいるので、そういった人たちにお願いしています。我が家では圧倒的に費用対効果が高いので、頼らせてもらっていますね。
益本:
掃除って、トイレやキッチンなどもすべて込みですか?
K:
もちろん!お風呂やトイレ、キッチンなど、主に水回りをピカピカにしてもらっています。
秋本:
良いですね。僕は散らかった家に人に来てもらうのに抵抗があるので、シッターさんが来てくれるまでに自分で掃除してしまいそうです(笑)
K:
その恥じらいを捨てると、素敵な未来が待っていますよ(笑)うちの恥ずかしい部分をすべてさらけ出してお世話になっています。佐藤さんはどんな感じですか?
佐藤:
私は、平日は6:30頃に起きて子どものご飯を食べさせます。もう小学生でだいぶん自分でできるようになったので、朝の支度も楽になりましたね。出社する場合は、9:30頃にオフィスに着くようにしています。移動時間を含めると帰宅するのは20時を過ぎるので、平日夕飯を一緒に食べる機会は少ないです。子どもがお風呂から上がった後の面倒を見て、21時頃に寝かしつけしています。その後自分の夕飯になりますが、妻が夕飯を作ったときは私が片付けをしたり、もしくは平日でも1~2日程度は翌日の夕飯を作るようにしていますね。23時頃から自由時間を過ごして、1:30頃就寝します。
証券会社にいた頃は終業時刻が決まっていたので、5:30に起きて6時から仕事して、19時に帰るなど、かなり朝型になっていましたね。
休日は7時に子どもに起こされます。午前 ピアノ、夕方 スイミングと習い事に連れていき、その合間に家事をしたり、子どもと遊んだりしています。
益本:
お子様は学童に行っているんですか?宿題とかも学童でやってもらう感じでしょうか?
佐藤:
はい、送り迎え付きの学童なので、近くの駅でピックアップするようにしています。まだ小学1年生なのでそこまで重たい宿題はないと思いますが、あまり子どもの勉強を見られていないので、どれくらいできているのか気になることはありますね。
◆JDSCにあって良かったと思うカルチャーはありますか?
佐藤:
入社前の面接で、経営陣から「子育ても優先して柔軟にやってくれればいい」と言ってもらったのはポジティブな印象を受けましたね。
K:
僕も入社前に「僕のプライオリティは家族だからね」と念押ししました。一般的にはそうやって念押ししておいても守られないケースが多々あると思いますが、JDSCでは実際に子どもが体調を崩したときや家族の誕生日会などすべて優先させてもらっています。経営陣が家族の事柄に理解が深く、同様に両立している社員もいるので、休みをとったり時間のコントロールをしたりしやすい文化が醸成されていると感じます。
益本:
そうですよね。私も、ベンチャーは独身の人が多くて夜中までゴリゴリ仕事をするイメージを持っていたのですが、JDSCは経営陣の理解もあるし、子育て以外にも大学院に通っていたり、仕事以外に大事にしているものがある人も多く、そのあたりのカルチャーは成熟していると感じます。20代が多いスタートアップなんかだと雰囲気違うのかなと思いますが、JDSCは皆さん大企業など他社を経験してきていて、年齢層も30~40代前後の社員が多いので、理解が得やすいと思います。
◆限られた時間の中で、仕事で成果を出すために大事にしていることはどんなことですか?
秋本:
頭が働きやすい朝の時間を大切にしています。夜だとミスも増えるので、あまり作業しないようにしています。あとは毎朝、時間単位でスケジュールを組んでから仕事を始めるようにしていたり。特にリモート環境ではコミュニケーションが大事なので、自分がどんな仕事をしているかや家庭環境についてもお互いに理解できるよう伝えられたらなと心掛けています。私の場合は子育てをしているので、稼働時間帯が周りとずれることについて理解してもらうなどですね。
益本:
私は、仕事の優先順位とは別に作業内容に応じて、クライアントなど誰かとやりとりする仕事と、自分一人で黙々と考えたり資料を作ったりする仕事を区別するようにしています。資料の構成などはシャワーを浴びながら考えたりして、パソコンの前ではすぐに作業に取り掛かれる状態にできるよう工夫しています。公園で子ども達を見ているときなども、子どもに構いすぎていると細かいことが気になってしまったりしますが、ぼんやり仕事のことを考えているくらいが良い距離感をとれるような気がしています。Kさんはどんな感じですか?
K:
僕は仕事中は仕事に集中できるように、家族に関わるストレスを溜めないようにしていますね。先ほどの家事のアウトソース以外にも、2~3週間に一度は子どもをシッターさんに預けて夫婦二人で食事に行くなど、なるべく奥さんにストレスを溜めないように心掛けています。
他には、プロジェクトが始まるときなど自分の家族に対するスタンスをはっきり伝えて、この時間帯は仕事をいれないでほしいとチームメンバーに頼むなどしています。益本さんに近いかもしれないですが、僕も子どもの面倒を見ながらslackを見たり、同時並行で色々やるのは習慣になっていますね。
秋本:
マルチタスク、すごいですね。僕は子どもに話しかけられても、3回くらい言われないと気づかないくらい集中してしまっていたりします(笑)
佐藤:
私もマルチタスクタイプですね。複数のタスクを並行していないとダメなタイプで、色々やっている方がアイディアが思いつきやすいです。通勤時間で「あれどうやって解決しようか」と考えるなど、頭の整理に有効だなと感じています。
◆自己投資・自己研鑽はどのようにしていますか?
秋本:
僕は子どもが起きているとなかなか集中して作業ができなかったり、また集中するのに時間がかかったりするタイプなので、子どもが起きる前やお昼寝の時間など、自分の時間をまとまって確保するようにしています。もともと高校時代くらいから朝は弱い方だったんですが、この半年~1年ほどはそんなことも言ってられなくなり、朝型の生活に慣れてしまいました。益本さんはどうですか?
益本:
今は本からのインプットがメインになっていて、子どもの習い事を待っている時間にカフェでリラックスして本を読むことが多いです。他にはたまに英語学習をする時は、アプリで記録をつけると知らない人が「いいね!」を押してくれたりしてモチベーション維持につながっていますね。
佐藤:
私は寝る30分前に本を読むことが多いです。あとは証券会社にいた頃から、仕事を始める前に新聞を読むことも、仕事モードに入る切り替えのルーティンになっていますね。
K:
僕は、視覚と聴覚と身体をバラバラに動かしていることが多いですね(笑)例えば、買い物をしている間はずっとEconomistを英語で朗読してくれるサービスを聴いていたり、ジムでも本を読みながら野球を聴きながら走っていたり、子どもを安全な環境で遊ばせているときはKindleを読んでいたり、トリプルタスクくらいは気合でいけると思っています。僕は本を読むのが好きで好きでたまらないので、その時間は自然と捻出していますね。それがなくなると僕はむしろ生きる喜びを半分くらい失ってしまうと思います。
あとは、家事のアウトソースやシッターさんも割り切って利用しています。
秋本:
本を読んでいるときに子どもに邪魔されること、多くないですか?僕は結構「このセリフ言ってよ」とか言われます・・・
K:
めちゃくちゃ言われますね。だから夜とかも、子どもを寝かしつけながら僕が本を読んでいると、馬乗りになられたり色々します。僕自身も、両親が学者で隙あらば本を読むような家庭環境で育ったので、こういう育て方をしてもちゃんと愛情は伝わって、教育上良い影響があると信じているんです。
益本:
Kさんに以前紹介してもらった本にも、「雑多なくらい本に囲まれている方が良い」と書いてありましたね。
K:
そうなんです。自分の子にも、親がいつも本を読んでいる姿を見て、勝手に自己研鑽する子に育ってほしいと思っています。
◆今、悩んでいることはありますか?
秋本:
子どもが今3歳になって、習い事や躾を考え始めているのですが、もっと自分のことが自分でできるようになるよう、これまでより厳しくしていった方が良いのかなあと考えたりしています。皆さんは躾ってどうされていますか?
佐藤:
自分で着替えたりトイレ行ったりできない大人っていないので、どこかのタイミングでできるようになると思っています。どこかで手を放してあげる必要があるので、徐々に手を出さなくなっていくと、自分で洋服を選んだり着替えたりできるようになっていきますよ。習い事は今ピアノとスイミングをやっていますが、本人が好きでやりたいことは機会を提供するというスタンスです。きっかけを与えてあげるということを大事にしています。
益本:
私はお箸の使い方とかは早くから教え始めましたね。娘が3歳くらいから、お茶碗に左手を添えようとか口うるさく言っていました。ただ叱るというより、できたら「すごいじゃん」と褒めるようにしていましたね。4歳後半くらいからは、食事中は膝を閉じようとか、姿勢良くとか、私も細かい行儀が気になりすぎるようになってしまったので、幼児教室の先生に相談したことがありました。そこで「ご飯中は肘をつかない」など毎週1つだけテーマを決めて、できたらシールを貼る方法をアドバイスされて、やってみることにしました。可愛いシールが好きなので、本人も喜んでやっています。
秋本:
なるほど、少しずつですね。食事をなるべく一人でできるようになってほしいと思っているんですが、好き嫌いが多く、子どもの好むものに合わせると大人の食事が制限されてしまうというのも気になっています。
K:
うちも秋本家に似ていて「うどんじゃないと嫌だ」とかがあるので、平日のご飯は諦めて子ども中心にして、代わりに休日昼に外食したり、時々夫婦二人で美味しいものを食べに行く機会を作ったりしてストレスマネジメントしていますね。
益本:
うちも以前は好き嫌いがあったんですが、5歳になった頃から色々食べるようになりました。子どもが確実に食べるだろうものと、大人が好きなものを一緒に並べておくと、娘が「食べてみたい」と関心をもつこともありますよ。あとはお味噌汁を具沢山にして、お味噌汁とご飯を食べていれば最低限の栄養は問題ないようにしています。
佐藤:
たしかに、うちも野菜を摂るために、メインのおかずに常備菜から1つ追加するようにしていますね。働いていると品数を増やすのが難しいので、自分で冷凍食品を作って対応するようにしていました。
秋本:
参考になりました!もっと色んな汁物とか煮物とか挑戦してみようと思います。
◆未来の後輩へのメッセージをお願いします!
秋本:
今育休中の社員を見ていると、同僚が変わらない態度で接してくれるのがとても良いなと思っています。休みをとっても決して評価が変わったりするような会社じゃないし、自分の実力が問われるところが良いなと思います。家族を大切にできる会社なので、新しく家庭を持つことに特別プレッシャーを持たず、ファミリーファーストで仕事に励んでいただけると良いと思います!
益本:
個人的な考えですが、出産のために長期里帰りしたり、復職のときに時短にしたりといったことについては、よく考えるのが良いと思います。夫婦が同じ気持ちで育児に向かう土台がないと仕事との両立は難しくなってくるので、夫婦同時に育児をスタートさせるとか、時短についても夫婦間でのバランスをちゃんと話し合って決めるとか、しっかり考えた方が良いかなと。
私自身も育児にもがいている最中ですが、最近子どもがたくさん言葉を理解するようになって、仕事と育児は似ているなと感じるところもあります。例えば「早くしなさい」より「いつまでにやろうね」と締切を示される方が理解しやすかったり、「なぜできないの?」よりじっくり対話をするアプローチの方が効果的だったり、人間性について学べるところが多いと感じています。あまり「育児」「両立」と構えすぎず、「良いチャンス」くらいにとらえておくと気持ちが楽かなと思っています。自分の感情に任せずにどう伝えたら良いかとか、学ぶことが多いですよね。
佐藤:
私は子どもから「なんで?なんで?」って聞かれることが多くて、すべて答えるのは面倒に感じることもありますが、なるべくちゃんと整理して答えてあげるように心がけていますね。難しいことを簡単に伝えるのって、仕事にも通ずる部分かなと思います。子どもがわかれば大人もわかるので、プレゼンでわかりやすく伝えるスキルにもつながりますよね。
K:
あとは、無理しないでアクティブSOSを出すことも大事ですよね。無理しようとすれば頑張ることはできますが、それは会社にも将来的に良い影響を及ぼさないと思います。「こんなことで困っている」と発信して、それに対する理解を経営陣からも示してもらい、制度や仕組みを柔軟に作っていってもらうことが必要だと思います。家庭を持っている人が我慢してしまうと、何に困っているか周りからはわからないので、どんどんアクティブSOSを出していくのは大事なんじゃないかなと。実際には子育てする前よりも楽しく感じている自分がいるので、もし今後子どもを持つ機会があれば会社や周りの人に積極的にサポートを求めてもらうのが良いと思います。
★皆さん本日はありがとうございました!JDSCは子育て中の方もやりがいをもって働ける会社だと実感できました。今後ますます多くの方にとって働きやすい組織にしていければと思います★