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「なんでも屋」がコンプレックスだった私が、Webディレクターに転身した理由 -Itsukiで働く魅力とは -Vol.6

こんにちは!

Webディレクターの石川です。

Itsukiに入社してから早5ヶ月目。とても濃い日々を過ごしています。

今回は、私の自己紹介も兼ねて、これまでのリアルな働き方をお話していきます!

「Itsukiが気になっているかも」という方に向けて、Itsukiでの仕事・働き方についても書いていきたいと思います。参考になれば幸いです!

どんな働き方をしてきたの?

フェーズ0:良いものを作りたい!怒涛の学生時代

私はどちらかと言えば忙しい日々は好きではなく、のんびりした時間(主に睡眠)が好きです。

そしてそれ以上に、楽しい時間が大好きです。

特に楽しいと思うのは、他の人と一つのことに取り組む時間です。

いつも新鮮な気持ちになれるのが好きだなと思っています。

そう思うようになったのは、10年近くやっていた音楽活動(合唱)にあります。

周りの人と一緒に「良い演奏をしたい」という同じ目標を持って切磋琢磨する時間が好きで、気がつけば10年没頭していました。

その末に、学生時代には「既存組織の抱える課題を解決できる、新しい環境を作りたい!」と思い立ち、自分でサークルを立ち上げていました。

運営からリクルーティング、イベント企画〜デザイン作成などを一貫するかたわらで、バイトを多いときには1日に3つ回す超過密スケジュール。

のんびりした週末が欲しいはずが・・・と思いつつも、「良い演奏をしたい」「それが叶う良い環境を作りたい」と気持ちが勝って奮闘していました。

今思うと、ここで「良いモノを作りたい」という仕事への価値観の土台になったのかなと思います。


フェーズ1:新卒から大転落?第二新卒の焦り

そんな学生時代を経た後、私は新卒で入った会社を家庭の都合で半年で辞めています。

社会人として未成熟なまま転職活動し、第二新卒で入った会社は研修体制が整っていないベンチャー。

ついていけない社員は相応の評価を下され、次々辞めていく・・・

やりがいを持っていたものの、なかなか実践のスキルが追いついていない状況だったのでとても焦りました。

「このまま戦力外通告がでたら(経歴が)マズすぎる!」というリアルな気持ちも半分(かそれ以上)あり、そこから大奮闘しました。

会社で成果を出す、にこだわって約半年。

内勤営業としてアポイント取得に注力していた私は、会社で前例のない新規営業に取り組み成果を出し始めていました。

これでさすがに戦力外通告はないだろう・・と安堵しようと思うもつかの間。

トークスクリプトがあれば取り組める架電仕事は、新しい社員が入れば自分の仕事を渡さなくてはいけませんでした。


フェーズ2:“石川だからできる”仕事探し

自分の仕事が安定しない危機感の中、まずは仕事を増やすため、手が回っていない仕事を見つけたら率先して取っていました。

その中で気がついたのは、会社に「やりたいけどやれていない仕事」が存在していることです。

見つけた仕事は”新規事業”でした。

エンジニアやデザイナーなど他の人の働きが必要な大きな仕事です。

技術力よりも、途中で投げ出さず、粘り強く周囲と連携することが求められていました。

・・「手ぇ出すならしまいまでやれ!」という千と千尋の神隠しの釜爺の言葉、いいですよね。

そんな言葉を思い浮かべながら、自分に務まるか不安もありましたが、一つでも多く経験を増やしたかった私は、再び奮闘を決めました。

そこからは、Web制作や、それを絡めたサービス設計、WebだけでなくOEM商品の企画・プロモーション・・など、場面に応じてとにかく色んなことをやりました。

どの仕事も、会社として初。もちろん私自身の専門知識は0からスタート。

とにかく調べ、実践し、自分なりに評価、作戦を立てる・・の繰り返しでした。


フェーズ3:目標は「脱なんでも屋」

新規事業の土台ができた頃には、私はマーケター兼ディレクターとしての仕事にのめり込んでいました。

以前から人の心理に興味を持っていたので、念願かなった仕事です。

ですが、ここまでの「石川だからできる仕事を作る」努力があだとなり、なかなか他の仕事の引き継ぎができない状況に。

ピーク時は、法人営業をやりながらサイト制作を行い、かたわらにOEM商品の受発注を行い、SNSを更新し・・・「なんでも屋だね!」と言われる状況に。

幅広くトライできるのは嬉しかったですが、どの領域にも腰を据えて取り組めず、次第に「どのスキルも浅いな・・なんでも屋ではなく、”なんでもできない屋”だな・・」という課題意識が生まれました。

やっと社会人らしい悩みになりましたね(笑)

そして一念発起して転職。自分の目標は「脱なんでも屋」でした。


フェーズ4:修行の日々とキャリアの見直し

スキルを深める!実績を積む!という気持ちを胸に、次の会社は、Web広告運用・LP制作など、マーケティング領域に飛び込みました。

いきなり数百万の予算をぶん回す日々に、夢の中でも数字を追いかけていました。

PDCAを回し続ける中で、自分の仮説から「収益」という分かりやすい結果がでた時には、やっと「なんでもできない屋」のコンプレックスが軽くなったのを覚えています。

やっと視野が広がり、改めて自分のキャリアを考え直したときに、このままWeb広告のスキルを深掘りしていくのか?と自問自答しました。

冒頭にあるとおり、私はチームで働く仕事が好きだったので、運用スペシャリストになりたいとは思っていませんでした。

代理店との折衝も経つつ、横断的な知識を持っている人の頼もしさを感じていた私は、スキルを尖らせていくより徐々に広げていきたいと考えました。

以前のように誰でもできるような仕事をやりまくるなんでも屋ではなく、自分だからできる仕事を拡充して総合力に優れた人になれれば・・・と思いました。


フェーズ5:Webディレクターへ転身、Itsukiへ入社!

他にも事情があり、進路が固まりきらないまま3度目の正直の転職活動がスタート。

Webマーケティング領域か、Web制作系で見て回りましたが、限定的な仕事・スキルを発揮するポジションが多く、なかなかマッチする会社と出会えず。

そんな中で出会ったのがItsukiでした。

ポジションは開発系ディレクター。もちろん視野には入れていたものの、実務経験がほとんど無いに等しかったので、積極的にリサーチしているわけではありませんでした。

しかし、これまでのサイト制作や、広告などを通して、Webから成果を上げるにはユーザーにとって「良いサイト・ツール」であることが重要と痛感してきました。

また、個人でアプリ開発のお手伝いをしていたこともあり、もっと知りたいという気持ちもあったので選考に進みました。

代表の山本さんと、エンジニアの土坂さんとの面談を通して、一番印象的だったのは、私という「人」を見てくださっている面談だったことです。

どんな人なんだろう?どんな取り組みをしていたんだろう?という純粋な興味を持っていただいている感じが伝わり、会話するようにお話したのを覚えています。

入社したいと思った決め手になったのは、理念や社風への共感でした。

「良いものを作る」にこだわり、それをチーム全体で実現していく環境がとても伝わり、そんな環境で自分も一緒に働きたい!と思い、入社を即決。

Itsukiで働いてみてどう?

充実感!これに尽きます。

業務としては、Webアプリケーション開発のスケジュール管理や進行、要件定義やWF作成などを行っています。

細かい改修もあれば、抜本的な改善が求められる場面もあり、どの仕事も新鮮で、「どんなニーズがあるだろう?」「どんな状態が理想だろう?」と考えながら取り組んでいます。

また、メンバーのみなさんは、とても広い知識をもっていらっしゃるので、相談するたびに発見が得られます。

開発メンバーの方々とのコミュニケーションも取りやすく、チャットや通話などで適宜相談しながら進められています。

お互いが納得しないままに進めることもなく、気になることがあればザクザク聞けてしまうので、贅沢な環境だ・・と思いながら身を引き締めています(笑)

今後の自分については、元々キャリアが山登り型ではなく川下り型なので、模索している最中ですが、ディレクターという枠に縛られず、プロダクトを全体で考えられる人になりたいと思っています。

Itsukiでは、自社プロダクトの開発も進んでいるので、0→1の業務もトライしてみたいです!

最後に

Itsukiのディレクターはまだ数名。一緒に働くひとを募集しております!

この記事を読んでいただいて興味をもっていただけましたら、ぜひご応募いただければと思います。

お話できるのを楽しみにしております!

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