自分の強みは『とにかく走る』こと。キャリアアドバイザーが語る強みを活かした働き方〜Most Valuable Value賞6期2月度受賞者インタビュー〜
Most Valuable Value賞とは?
irodasでは、一人ひとりのあるべき姿の指針として5つの「Value(バリュー)」を掲げています。
バリューへの意識をより浸透させていくために「バリュー他己紹介」という取り組みを行っています。
バリュー他己紹介とは、部署内など普段よく接しているメンバーに対して、体現しているバリューと具体的なアクションを“他己紹介”として発表し、皆で賞賛しあう取り組みです。
バリュー他己紹介は部署レベルでデイリー・ウィークリーに行っていますが、その中でも最もバリューを体現していたメンバーにむけて、月に1度贈られるのがこの「Most Valuable Value賞」です!
2月度の受賞者は?
2月度に受賞したのは、CA(キャリアアドバイザー)チームの金森悠右(かなもり・ゆうすけ)さんでした!
金森さんが今回体現したバリューは、「Drive X (前に進めよう)」です。
バリュー「Drive X」とは?
「Drive X (前に進めよう)」の定義
変化することや失敗することに恐怖心を持ち現状維持することは衰退である。思い込みを捨て常識を疑い、ミッション実現への成功確率を高めるための意思決定を行い、常に進化し続ける存在になろう。
金森さんの受賞ポイントは?
今回「Drive X」のバリュー体現者としてMVVを受賞した金森さん。受賞ポイントとして、以下のアクションが挙げられました。
バリューを発揮したポイント
「ユーザーの方に企業をご紹介した数」において、2か月連続で全体平均の倍以上の成績を獲得している
学生さんと企業をマッチングするのがirodasキャリアアドバイザーの目指す最終ゴール。このゴールにむけて最初の重要ポイントになるのが、「学生さんがどれぐらい企業説明会に参加したか?」です。
キャリアアドバイザーは学生さんの目標や価値観に合った企業を紹介し、学生さんと企業の双方にとって実りのあるマッチングを目指してサポートしていきます。
※以下のインタビューでは、「学生さんに企業さんをご紹介し、企業説明会に参加してもらう」ことを便宜上「企業紹介数」と呼んでいます。
推薦者に聞いてみました!
金森さんをMVV(Most Valuable Value賞)に推薦した安本和真さんに推薦理由を聞きました。
—金森さんのどのような行動がバリューを体現していると思いましたか?
金森くんに「どうしてこんなに企業紹介数を作ることにコミットできるのか?」と聞いてみたんです。
そうしたら、「現状の自分のスキルや組織の中でどのような役割が求められているのかということを考えると、自分の強みは“とにかく走る”ことなんだと思う。この強みを活かして走り続け、限界を突破していく背中をメンバーに見せることが求められているんじゃないかな」という答えが返ってきました。
フルパワーで前進し続け、さらに、自分が属するCAチーム全体に情報を共有するなどチームへのよい影響を見据えたミッションを自分の中にポジティブに設定して動いている姿がとても素敵だなと思いました。
金森さんの“Drive X”な姿勢には、ほかにも以下のような推薦理由がメンバーから寄せられています。
・「誰よりも企業紹介数を獲得する」ことを意思をもって目標に選択し、目標達成にむけてフルコミットする“選択と集中”によって成果を生み出している。
・成果を生み出すだけでなく、メンバーにむけて情報共有を日々継続的に行ってくれている。そのおかげで、チーム全体が注力するべき企業に意識が向くような雰囲気を形作ってくれている。
受賞者・金森さんにお話を聞きました!
MVV受賞にあたり、受賞への気持ちや今後の目標など、仕事への思いを金森さんに語ってもらいました。
- ―「企業紹介数」において全体平均の倍以上もの成果を生んだこと、さらに組織やメンバーへの影響を考えた行動・発信を行っていることが評価されての受賞でした。改めてご感想はいかがですか?
素直に「嬉しいなぁ」って思っています。
学生さんと企業さんの接点を作ることって、お客様である学生さんとの関わりの中で、一番最初のすごく大切なポイントなんです。でも、 あんまり表に出ないというか、フローでいう最後のほうにあたる面接などがメンバーの中でも注目・注力されやすい。
(数字としては)あまり注目されていなかった学生さんと企業さんの接点こそが、ゴールにむけて大事なポイントだと僕は考えていて、その信念のもと企業紹介数を増やすことにフォーカスしてここまでやってきました。それを認めていただけたことが何より嬉しいなと思います。
―仕事に取り組むうえで、普段からどんなことを意識しているのですか?
2つあります。
1つは自分の強みを改めて把握すること。もう1つは、その自分のよさを組織にどう還元できるかを考えることです。
自分がめちゃめちゃ好きなこのirodasという組織において、組織をより大きくするために、またサービスをよりよくするためには何ができるだろう?ということを常に自問し、日々の行動に反映させていたのがよかったのではないかと思います。
―自分の強みがどこにあるかは、どうやって認識したのですか?
キャリアアドバイザーという職務の性質上、学生さんの自己分析のお手伝いを日々行っています。そのため、自分に対しても普段から「分析」する姿勢が身についているとは思います。
また、irodasに転職してきてから、思うように成績が上がらない時期があったんです。
その時に「なんで働いているのだろう?」「なんのためにこの会社にいるのだろう?」ということを徹底的に自分に問い直しました。
そして思い出したのが学生時代のことなんです。
学生時代を通して十数年、水泳に全力を注いでいました。あの時なぜあんなにも水泳を頑張れたのか考えたのですが、当時はタイムを競う、相手と競うというよりも「昨日の自分を超える」という意識が強かったんです。
そこで、今の自分がそうした「己と戦う」考えで仕事に取り組めていないことに気がつきました。
昨日の自分よりさらに上へいけるよう、ひとつひとつのことに全身全霊で取り組む“猪突猛進”さが自分の強みなんではないかと思います。
―そうした強みは、仕事におけるこだわりにも活かされているのでしょうか?
そうですね、ひとつひとつに対して「やりきる」ことをとても大事にしています。
水泳でもそうだったのですが、「もう少しやっておけばよかったな」と思うことがないようにその時点での最大限の努力をすることをずっと意識してきました。
―企業紹介数を増やすという目標にむけては、具体的にどういう努力をしましたか?
これも2つあります。
1つは一人ひとりの学生さんへの理解をより深めること。どういう人生を歩みたいのか、何を大切にしたいのか……。学生さんの今後の人生に関わるお手伝いをしている以上、こうしたことへの理解を深めなければふさわしい企業の提案もできません。
もう1つは、企業さんへの理解も深めることです。
似た事業内容や職種であっても、企業さんの理念やそれに基づくメンバーの考え方や姿勢次第で、学生さんに合うかどうかは大きく変わります。
学生さんの可能性を広げ、チャンスを減らしたくないという意識から、可能な限り多くの企業をご案内しています。
―その中でつまずいたり課題を感じたりすることはありましたか?
irodasに転職したばかりでキャリアアドバイザーとして経験がまだ少ない時、学生さんと企業さんとの接点を作ることはできても、そこから先に進まずうまくマッチングしないことが続いていたんです。
今振り返れば学生さん・企業さんへの理解が浅いことが原因だったと分かるのですが、マッチングの度合いが低いという課題に対して、何をどうすれば解決できるのかが分からなかった。
中途で転職したため社会人としてのプライドみたいなものも当時あり、「年下に聞くのってどうなのかな」と素直になれない自分がいました。
でも、自己分析を重ねる中で、「未経験で入社した以上関係ないな」と気づくことができた。新卒であろうと先輩であろうと関係なく、いろんなメンバーから意見を聞くなど学ぶ姿勢を持てるようになったことが課題解決につながったと思います。
―企業紹介数の獲得について、今後の課題はありますか?
僕だけがやれていても意味がないと思っています。
僕自身が面談できる学生さんの数は物理的に限られているので、同様に企業紹介数を伸ばすことができるメンバーを何人も増やす必要がある。
これまでは自分の強みや性質を活かして成果を生んできましたが、ほかのキャリアアドバイザーも同様に成果を作れる再現性を構築するために自分が何をやれるのか考えていきたいと思います。
―最後に、ご自身の今後の目標を教えてください。
irodasのサービスが世の中のためになっていると強く思っています。この思いが「もっと皆にサービスを知ってほしい」と動ける原動力になっていると感じていて。
そのために、組織の中で自分ができることを模索し続け、どのメンバーでも再現できる状態を作っていきたい。
自分自身がつまずいてきた経験を踏まえて、同じように悩んだり立ち止まったりしているメンバーに対して、少しでもプラスになれるアクションができるようになっていきたいですね。
―金森さん、ありがとうございました!