〜〜〜Only one color story〜〜〜

『いい会社ではなく、いい人生に出逢える場所』というサービスコンセプトを掲げているirodasSALONにて自分と向き合い、自分の意志で道を切り拓いていった学生さんの思い出をキャリアアドバイザーに聞いてきました！

今回はirodasのキャリアアドバイザーの久門良さんに就活支援をして旅立っていった学生さんのお話をお伺いします。

どのような学生さんでしたか？

皆さんが知っているような有名な大学で大学院にも進んでいる、一般的に言われる高学歴な大学生。しかも大学では宇宙について学んでいるというマニアックな学生さんでした。

しかも彼、高校では文化祭で漫才をしたり、フットサルサークルをゼロから作ったりして意欲的で、挫折を挫折と思わずできるまでやり切る人で、自己肯定感がとても高いんですよ。

加えて大学で行っていたアルバイト先では仲間を守るために社員に対して意見を代わりに伝えたり悪は悪、正は正だとはっきりとしており、仲間を大事にする、男気溢れた学生さんでした。

その学生は就活する上でどういう事に悩んだり、葛藤していましたか？

実は彼、初めて出会った時はもう既に、超大手有名グローバル企業にてグローバルリーダー職といった数少ないポジションで内定をもらっていたんですよ。

よくよく聞くと、「何も悩んでない」と。

自分が働く予定の会社は大手企業だから、ベンチャーで働いている人や企業規模感による違いを見たいと思って情報収集のためにirodasSALONに登録したとのことでした。

すごい頭いいんだろうなと改めて思いましたね。笑

でも、話しているうちになんかわからないんですけどすごい「違和感」を感じて、自分の本音に蓋をしているのでは？と感じていました。

お互い彼女の写真を見せ合ったり、なんでもない話をしながら自己開示していくうちに、彼自身が、実はキャリア選択において不安に思っていることを口に出してくれるようになりました。

彼、実は将来起業をしたいという夢があるんです。自分がサービスを作っていく人になりたい、そのためには人脈をつけないといけないから大手企業で人脈をつけたいと思ったけど、果たしてその選択で自分の夢は実現できるのか？と内定は貰ったものの何か煮え切らない気持ちを抱いていたんです。

学生さんと久門さんはどうやって乗り越えていきましたか？

僕は彼に将来の夢について具体的にイメージしていることや、なんでその夢を持つようになったのか背景を聞かせてもらいました。

彼は、起業して色々な人に「出会い」が生まれるサービスを作って、人が何か前向きに人生を歩めるきっかけを作る立役者になりたいと思っていました。

冒頭で彼の紹介をして、読んでくださっている方は、彼のイメージをかなりパワフルな人だと想像してくださっていると思います。

しかし小学生の頃は引っ込みじあんで人前に立つことなんてありえなかったそうです。そんな彼が今の彼に変わったのは、クラスの中心に引き入れてくれた人がいた事や、自分の行いや存在を認めてくれる仲間たちがいたからです。

だから他の人にも「自分」を認めてくれる人や環境と出会って人生を豊かにしてほしいと思い、そういうサービスを作りたいと思っていたらしいです。

僕は彼が実現したいと思っているものを本当に実現できるためには、起業は『手段』ではないのか？と問いました。果たして「出会い」を作ることは起業じゃないとできないのか？

そもそも、仲間を大切にしてきた彼が自分の能力をより発揮できるのは、仲間と同じ方向に向かって進んでいる感覚が味わえる場所じゃなくていいのか？など僕には彼の人生の正解なんてわからないので彼に考えてもらえるきっかけになる問いを投げ続けました。

次第に彼自身が起業することが目的になっていたことに気づき、本当にやり遂げたいことは何なのかを改めて問い直して、それができる場所だった40名の創業3期目のスタートアップ企業に最終的に意思決定をしました。元々内定を貰っていたところとは正反対の場所をファーストキャリアに選んだんです。

また彼は心の奥では、今まで勉学に励んできて作り上げてきた学歴があったからこそ、その学歴で手に入れた大手企業の数少ないポジションでのチャレンジにステータスを感じていたことも本音ではあったそうです。

最終的に自分の成し遂げたいことを決定した場所でやり切るし、『大企業にいくのではなく、大企業に志望企業をしてみせます！』と意気込みを語って旅立っていきました。

キャリアアドバイザーとしてこの意志決定をどう思いましたか？

結局、どんな会社に行こうとも環境は変わると思います。最後は『自分次第』だからこそ本当にやりたいことや貫きたい生き方を信じて学歴やステータスではなく自分の築きあげてきた価値観で決定した彼が本当にかっこよかったです。

会社で働くことって自分がやりたいことや実現したいビジョンを叶えられる手段でしかないと思うんです。

だからこそ自分の真の目的を明確にしてぶらさずに企業選びをした彼は、きっと本当に入社後に中核メンバーとなって会社を拡大させていくキーマンになると思います。今後の活躍に期待しています！

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