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取締役副社長/IT部長/システム管理部長 伊藤 誠規
株式会社MJ(現・株式会社DMM.com証券)、トレイダーズ証券株式会社でFXを手がけた後、暗号資産会社の社長などを経て2019年6月にインヴァスト証券に入社。2021年6月、取締役副社長に就任。
※上記役職は、掲載時(2022年8月)のもの。
※伊藤 誠規は、2023年4月より代表取締役社長に就任。
新卒時から15年余り、FXの創成期から市場急拡大期、そして現在に至るまでこの業界に携わってきた伊藤誠規。カスタマーサポート、ディーリング、マーケティング、管理、コンプラなど全てのオペレーションに精通する頼もしい存在です。自ら現場を率いて一緒に悩み、答えを見つけていく姿勢でメンバーからの支持も厚く、2019年にジョインすると、すぐにオペレーションのすべてを担うようになりました。取締役副社長の鶴見豪は伊藤をこう評します。「私(鶴見)と同年代(80年生まれ)ですが、こんなに責任感が強くて有言実行する人に今まで出会ったことがありませんでした。バックグラウンドは異なりますが、不思議なことに考え方やカルチャーも非常に近く、同年代で背中を預けることができる心から尊敬できる仲間です。伊藤を誘ってくれた川上には心から感謝しています」
そんなインヴァスト証券を支える存在である伊藤に、話を聞きました。
川路会長の考えに共感して入社。テクノロジーを駆使してお客様の武器になるツールを提供
新卒で入社したFXの会社は、びっくりするくらい成長したのですが、後に買収され、そのときにやって来たのが川上(代表取締役社長 川上真人)でした。川上とはそれ以来のつきあいです。次のトレイダーズ証券でも、その後の会社でも川上と一緒。インヴァストも、川上から誘われました。
ただし、きっかけは川上ですが、入社しようと思ったのは、当時の社長の川路(現代表取締役会長)の真面目で清廉な人柄に感動したから。本気でお客様の幸せ、従業員の幸せを考えている人だと思いました。
FXは、かつては銀行などプロにしかできなかった為替取引を一般の人ができるようにしたもので、専業のFX会社ができて成長しました。私も15年前からこの業界にいます。FXは、すでに2社で一通りやっており、インヴァストが3度目。私はそれまで、為替取引を一般の方に提供することが使命だと思い、手数料を安くしたり、セミナーを開いたり、オンラインで取引が完了できるようにしたりと、ハードルを下げることと利便性を上げることに取り組んできました。
前2社の経験から、どこもやっていることは変わらないと思っていたのですが、インヴァストは違いました。お客様が本当にFXに入りやすいように、多少、知識がなくてもできるようなアプリケーションやツールを提供しているのです。例えるなら、魚なら切ったままの刺身を出すか、少し調理して出すか。インヴァストは、使いやすくしたり学べるようにしたり、一貫して少し調理したものを提供してきました。商品としては自動売買やシステムトレードを展開し、2022年1月に、新たにAIで売買を行う『マイメイト』の本格運用を開始しました。
実は、入社当時は「刺身で出すか。少し調理して出すか」という考え方がよくわかりませんでした。私は「手数料を安くしてお客様を集め、お客様が集まればさらに安くできる」というビジネスモデルを、ひたすら追求してきたので。お客様に何を提供して、どんな反響をいただいて、それをどう収益につなげるかという思考回路はありませんでしたし、お客様が勝つか負けるかも、あまり考えていませんでした。
ところがインヴァストは、「デリバティブとテクノロジーで、資産運用の未来をつくる。」というミッションの下、お客様に勝ってほしくて、どうしたら勝てるかと考える。結果的に負ける人は必ずいるのですが、それでも勝つためのツールを、私は武器と呼んでいますが、何かしらお客様に渡すことができる点が、この会社の大きな強みです。そして、この強みはテクノロジーで実現しています。どうやってお客様に喜んでもらうか。考えているのが鶴見で、それを形にするのが開発のメンバーです。
サービスを集約して新たな勝負に出る第2創業期。エンジニアが働きやすい環境も追求
2021年6月に会社の体制が変わり、第2創業期と位置付けました。これを機にサービスも見直し、『トライオート』と『マイメイト』に集約しました。この2つがあれば、今までお客様に提供してきた価値を損なうことはないという判断です。常に新しく価値あるものを提供することが私たちの使命なので、そこにリソースを集中すべきだと考えました。
実際、『マイメイト』はAIとキャラクターで、金融に最新のテクノロジーとゲームの要素が融合させている点が、他社にはないものです。新しいのはフロントだけではなく、バックエンドも。当社はサーバーをすべてクラウド上に置き、運用しています。証券会社というとお堅いイメージで、技術もレガシーだと思われがちですが、当社は違います。最新のテクノロジーが満載で、これを扱っている当社のエンジニアたちは本当に優秀です。そして、この強みを維持するために、今後も優秀なエンジニアを集めていかなければいけないと考えています。
私自身はまったくエンジニア気質ではなく、ガンガンの営業です(笑)
でも、当社には優秀なエンジニアがたくさんいて、彼らと話し、彼らが見ているものを一緒に見ることで、多くの刺激を受けています。発見もたくさんあります。そんな優秀な彼らのために、とにかく働きやすい環境をつくりたいと思っています。
社内には、プログラミングなどに集中して取り組めるように、集中ブースを設けています。そこは居心地がいいようで、いつのまにかエンジニアが集まり、談笑しながら仕事をしています。本来の使い方とは違っていますが、居心地のいい場所になっているならそれでいい。優秀なエンジニアの皆さんが居心地よく、伸び伸びと仕事ができる場を提供することは私の役目だと思っています。
エンジニアは、まだまだまったく足りていません。金融ということで、入りにくそうに感じる方もいるかもしれませんが、当社のメンバーは、金融経験のなかった人がほとんど。入ってからキャッチアップしています。金融の経験は、エンジニアにとっては武器になります。金融業界ならもちろん有利ですし、金融独特のセキュリティーや品質の面で求められるレベルの厳しさは、ほかの業界でも十分に強みとして通用します。キャリア形成の上でもいい選択になると思います。
FXのポジションを変えるゲームチェンジャーへ。優秀なエンジニアを求む
インヴァストに来てからずっと、どうしたらFXを少しでもお客様が使いやすく、長期的に運用できるものにするかと考えてきました。FXはギャンブル要素が強いと言われていますが、少しずつ長期的に運用する商品へとシフトチェンジしていければ、ゲームが変わっていくはずです。私たちは、そんなゲームチェンジャーになりたいと思っています。
第2創業期を迎えましたが、もちそん、今まで頑張ってきた人たちはこれからも大事な仲間であり、ずっと幸せであってほしい。これから新しく入ってくる人にも幸せでいてほしいです。といっても幸せの定義は人それぞれ。お金が幸せとは限りませんし、9時5時で働くのが幸せな人もいれば、ガンガン働きたい人もいるでしょう。お金も役職もいらないという人もいます。そんな多様性があるなかで、すべての願いをかなえることは難しいですが、一人でも多く、何らかの自分の幸せポイントをかなえられる会社でありたいと思います。
そのためにはお客様に満足いただき、ありがとうと言われ、選ばれるサービスを提供していかなくてはいけません。それが売上に反映され、メンバーに還元されるといういいループが生まれないことには何も始まりません。最優先はテクノロジー。私たちの提供価値の源泉はテクノロジーにあるので、多くの優秀なエンジニアの方々に、仲間に加わってほしいと思います。お待ちしています。