これからの人材採用とインターネット上の人格や仕事について by インティメート・マージャーのオープン社長室
これからの企業にとって必要な人材やその人材の採用の仕方などから、残る仕事、消える仕事、格闘技の話まで。 簗島さんと五十嵐で語りあっています。
https://podcasters.spotify.com/pod/show/im7/episodes/ep-e239mhv/a-a57pjl
当社では、「インティメート・マージャーのオープン社長室」と題し、代表である簗島の考えを共有するツールとして、Spotifyで定期的にラジオ配信をしています。
社長が普段思うこと、日常生活での気づきが凝縮されているので、定期的にテキスト化してお届けしていきます。是非ご覧ください✨
簗島:よく考えてみると、採用する人物をどのように選ぶべきかを再考することが大切ですよね。というのも、採用するということは、自社でしか補えない能力を定義した上で、その能力を育成することだと思うんですよ。だからこそ、採用したい人に合わせて採用フローも変わってきます。
人材採用手法の一つとして、ヘッドハンティングが挙げられますが、その世界も変わると思うんですよね。今まではおそらく人づてに聞いた評判を基に声を掛けたり、対象となる人のリストを作成していたと思います。
しかし、今ではインターネット上の情報が増えて、(データを用いた)裏側の類推で人材を見ることが可能なんですよ。ここで、インターネットの世界的な解釈方法について紹介しますね。例えば、(生物学的な性別に関係なく)インターネット上の行動が男性的な人がいたとしましょう。その人に対しては男性向けの広告を出しても構いません。
ある人がインターネットを使って旦那さんのものを買うとしたら、その人の思考特性はインターネットが旦那さんのものを買うためのプラットフォームであるということです。
これを人材採用に結びつけると、取締役やマネージャー、一般職の役職について考えた際に、(役職が)合致しているかどうかよりも、その人の趣向性が予測できるかどうかが重要になってきます。
仮に、一般職の人が取締役と同じ視座で物事を判断する能力を持っているとしたら、それは素晴らしいことですよね。社会一般的に、人材採用(特にヘッドハンティング)において任せたいと思っている役職(ポジション)と本人が持っている趣向性・特性が合致しているか、が重要になるでしょう。その一方で、目的からすれば資産(その人材の価値やスキル)を知ることができれば、その人のポテンシャルも評価できているため、その方が良い結果を出せると思いますね。
それに対して、オンラインの世界の方に答えがあるケースがあると思っていて。例えば、LGBTのような話がそうです。リアルの世界では答えを見つけることができない(法律、世論など)かもしれませんが、オンラインの世界では答えを見つけることができるでしょう。
他の例を挙げるならば、メタバースでもアバターを作る時に自由に作らせると、様々な人種を作ることができますよね。違う性別を作る人とかもいるんですよね。
そういった観点から考えると、私たちが知りたいのは、戸籍上や履歴書上の情報ではなく、その人の真の趣向性なんです。
オンラインデータを集めるだけでなく、ユーザーインタビューやアンケートも推論できる可能性がありますね。ただ、昨今のテクノロジーの発展スピードを考えると、それらは少し時代遅れになりつつあるでしょう。というのも、何かについて知るためだけの媒体は必要なくなるかもしれないと考えています。
例えば、医者といっても3つの役割に分けられます。病気を見つけるという役割と、医者の先生という役割。そして手術をする大工としての医者ですね。私は、病気について知るための医者は必要ないと思ってます。調べればすぐに情報が得られますから。
総じて、オンラインデータを活用して、ユーザーをより深く理解することが重要になってきていると感じます。
本記事では、主にこれからの人材採用とインターネット上の人格について言及されました。人材採用は、インターネット上の人格を重視するという点で、まさにSF映画のような世界が現実になってきましたね。
もしかすると、近い将来、企業の面接では履歴書の代わりにSNSのフォロワー数やいいね数が評価される時代が来るかもしれません。さらに進化すれば、AIがインターネット上の行動を解析し、その人の潜在的な能力や趣向性を予測して推薦してくれる、まるで未来の占い師のような役割を果たすことも考えられます。
是非皆さんもインターネット上の人格・その情報の活用方法について想像してみてください。ではまた!
🌟今回のお話がラジオで直接聞けるSpotifyリンクはこちら!