【丁寧かつ素早い対応で大規模データ移行プロジェクトを完遂】表彰されたエンジニア社員にインタビュー!
インティメート・マージャーには、半年に一度、チャレンジングな目標に対して成果を上げた社員や会社に貢献した社員を表彰する制度があります。
今回は、会社貢献度の高いプロジェクトをチームで成し遂げ、素晴らしいチームワークを発揮したメンバーに贈られる「チーム賞」を受賞したエンジニアの社員にインタビューしました。
チーム内で工夫していることやさらに今後チャレンジしたいこと、目標などをざっくばらんにお話しいただきました🎤
受賞者ってこんな人!
■プロフィール
氏名:十文字(じゅうもんじ)さん
所属:開発本部 第二グループ
入社年月:2021年4月 新卒入社
■プロフィール
氏名:粂田(くめた)さん
所属:開発本部 第二グループ
入社年月:2022年4月 新卒入社
自己紹介をお願いいたします!
十文字さん:開発本部の十文字です。出身は東京で、趣味は読書やボードゲームです。休みの日には散歩に行ったり、外で遊んだりしています。
謎解きも好きなので、会社で「ナゾトキ部」という部活を立ち上げました。最近購入した「ディクシット」というボードゲームが面白かったので、いろんな人と遊べたらなと思っています。
粂田さん:開発本部の粂田です。出身は茨城県で、趣味はゲームです。
最近は「STREET FIGHTER 6」という格闘ゲームをやっていて、ネット対戦もしていますね。
他には「Sassy」というアプリを使って、オススメの場所や料理を調べることにもはまっています。このアプリでは自分の周辺で美味しいお店などを調べることができるので、新しいお店を開拓したい時などに利用しています。
エンジニアの業務内容とチームの体制について教えてください!
十文字さん:開発本部は3つのチームに分かれていますが、業務はチームで分担するというよりも、その業務に携わりたい人が手を挙げて担当できる体制になっています。
業務内容としては、自社システムを開発・運用しているので、 フロントエンドからバックエンドまで色々あります。ですが、やはりデータ活用支援という当社の事業領域上、メインはデータを扱う部分なので、データの解析や連携などの業務が多いですね。
粂田さん:私もバックエンド業務に携わることが多いですが、フロントエンドからバックエンドまで幅広く関わっています。
さきほどの十文字さんのお話にある通り、開発本部はチーム毎に担当領域が分かれている一方で、手を挙げれば誰でも様々な仕事に挑戦できる環境でもあります。社員の自主性を重んじて任せてくれる環境がある点で、非常に自由でやりがいを感じています。
改めて、チーム賞の受賞おめでとうございます✨受賞されたときはどのようなお気持ちでしたか?
十文字さん:全社の中で、私達のチームが受賞するとは思っていなかったので、素直に「ありがとうございます!」という嬉しい気持ちです。
ただ今期は開発本部として目立った業務をしていたわけではなくて、あくまで既存のシステムを今後より使いやすくするための準備期間という感覚でした。なので、エンジニアチームが受賞するとは考えておらず、純粋にびっくりしましたね。
粂田さん:同じく、私も受賞するとは思っておらず嬉しい気持ちです。
エンジニアはビジネスサイドのように成果が数字で可視化できるわけではないですし、評価されにくいだろうと思っていたので、有難いなと感じています。
今回、授賞理由として「プロジェクトに丁寧に対応し、大きな事故なくやりきった」とのお話がありましたが、どのような挑戦がありましたか?
✨上長である開発本部責任者からの表彰理由コメント✨
授賞理由: インフラ移行という、重要度が高く難易度もある(事故が発生すると事業への影響が大きいという面で)タスクをエンジニア全員で取り組み、大きな事故なくやりきって頂きました。スケジュールの関係(契約の都合)で、前期はリリースを完了していなかったこともありますが、リリース後にしっかりと運用がまわるまでやりきったところも含め、評価させて頂きました。
今後の期待: 今回のプロジェクトは目標が明確で、自分たちでコントロールしやすい領域だったと思います。 ポストCookie対応(ユーザーの個人情報の利用制限規制に対する対応)など環境の変化が大きい中でも、より成果を残せるようになっていくこと、自分たちが活躍できる領域を広げることを目指していって欲しいと願っています。
十文字さん:当社は大量のデータを扱う会社のため、多くのサービス間でデータのやり取りが行われ、その分コストがかかっています。そのため今回のプロジェクトでは、それらのデータをある程度集約してコストがかからないようにするためにデータベースサーバーの移行作業を行いました。
既存のサービスを稼働させながら新しい場所に移行し、引き続き安定して稼働させるという作業が1番大きな挑戦だったかなと思います。
粂田さん:今回のプロジェクトで、私もコアとなる移行作業の部分を担当しました。
挑戦では、既存システムをいくつか統合する必要があるため移行先でどのようなシステム構成にするのか、今まで取り組んでこなかった部分についてどうするのかを検討し、実装しました。
k8s上でpodをどの程度必要とするのか、スペックはどうするか。感覚的には新システムを作成している感じで気を付ける箇所が多く、事故を起こさないようにと心掛けていました。
今回表彰されるまでに、業務やプロジェクトをやり遂げるにあたって大変だったことはありますか?
十文字さん:今回は作業自体に細かい工程が多くあったので、抜け漏れがないように丁寧に対応しなければならず大変でした。そのため、すぐに作業を始めるのではなく、準備期間を長く設け、しっかりと準備が整ってから移行作業に入りました。「これは必要か、これは必要でないか」という判断を適宜行い、さまざまな人と確認を取りながら作業を進めることを全員が徹底してやっていたかなと思います。
粂田さん:システムを移行するにあたっての確認をしなければならない点が多くありました。エンジニア全員で話し合いながら入念に行ったため、時間がかかりましたが事故を起こさずにやり遂げることができてよかったです。
今まで使用していたawsから今の環境に即したGCPにシステムを移行させるということで、プロジェクト周りのBQも今のデータ形式に即した構成にしましたが、それを決めるのが1番大変でした。
今までの形式を維持するのか、datasetの分類はどのように決定するか、エンジニアでも意見が割れました。また、それをビジネス側に周知しなければならなかったことも特に大変でした。
普段から業務をする上で、意識されていることや工夫されていることはありますか?
十文字さん:今回のプロジェクトでは「どの作業がどこまで進んでるのか」ということをちゃんと全員が把握できるよう、作業工程の一覧を作って作業していました。そのおかげで「どの作業が終わっていて、どの作業がまだ着手できてないのか」ということや「残りの期間がどのくらいなのか」が明確になり、抜け漏れなく丁寧に作業出来たかなと思っています。
粂田さん:私も新卒入社2年目の新人だったため、知識が足りず、分からない事が多すぎました。
チームで、些細な質問でも気軽に相談できる環境だったので、分からない点はすぐに質問して適切なアドバイスを求めることができました。
そうしてコミュニケーションを取り合いながら業務を進めることで、業務効率面も上がりましたね。仕事をする上でのコミュニケーションの重要性を改めて実感しました。
これからチームでチャレンジしたいことがあれば教えてください!
粂田さん:今の大きな話題として、Cookieがなくなるという話があります。このCookie規制がどうなるかによるのですが、既にGoogleでも一部試験運用を進めているような状態です。そのため、この規制が今後どうなっていくのかということは、常に注視しながら情報をキャッチアップしていく必要があるかなと思います。当社のシステムに関しても、Cookie規制に伴ってどう進化させていくべきなのかということを随時確認し、対応していくことはある種チャレンジなのかなと思っています。
個人的なチャレンジでいうと、「言葉でアウトプットする、言語化」するという課題に直面しました。というのも、開発本部では、全ての人がある程度プロダクトをある程度理解しているので、これまで具体的なシステムの仕様については言語化されてきませんでした。
今回の移行プロジェクトに際しては細かい仕様を把握するため、いつもより周りとのコミュニケーションをとる機会があったんです。その際、考慮漏れも多少あったので仕様については、具体的に言語化して残しておく必要性を改めて認識しました。
十文字さん:私もチャレンジという面でいえばアウトプット力の部分で、「自分の認識を相手にどう伝えるのか」ということを、より意識していきたいと考えています。
特にドキュメント化の部分に力を入れたく、今後新卒社員が増えてくることを考えると、業務を円滑に進めるためにはドキュメント化による業務の効率化が不可欠になってきます。ですので、チーム全体としてドキュメント化およびアウトプット力の向上に力を入れていきたいです。
最後に受賞にあたって、一言メッセージをお願いいたします!
粂田さん:エンジニアの仕事は目に見えづらいものですが、今回の受賞によって改めてエンジニアとして評価されました。それは非常に有難いことなので、これからも頑張っていきます。
十文字さん:粂田さんの仰る通り、エンジニアはあまり注目されることがなく、評価の軸も定性的になりがちです。そんな中でも、前回のMVPの受賞や今回のチーム賞の受賞などを通じて、開発本部の評価が高まっていることを実感できました。
また、新しいメンバーが増えてくる中で、彼らが活躍できる環境を作ることも大切だと感じています。今後も若手メンバーと共に成長し、活躍できる場を提供していきたいと思います。
改めて、チーム賞ありがとうございました。
改めてエンジニアの皆さん、チーム賞の受賞おめでとうございました!🎉✨