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困ったらこの人に聞け!社員から絶大な信頼を寄せられる「社内キャリアコンサルタント」

 2010年入社。メール配信サービスやWEB制作、インサイドセールスの経験を経て、現在は人材開発部に所属している中村さん。様々な部門で得た知識や人間関係を、現在では社員がやりがいをもって働ける環境をつくるために活かしています。その仕事内容は採用から新入社員の育成、既存社員との面談やスキルアップの研修、備品の管理やよろず相談事まで多岐にわたります。

 そんな日々の仕事ぶりが評価されて、昨年の四半期MVPを受賞した中村さんはいったいどんな人物なのでしょう?一緒に仕事をしてきた社員たちに取材しました!

困った時に「中村さん」と声をかけたくなる存在!

どのようなところが周囲から評価されているのでしょうか?

BPO事業部でチームリーダーを務める見城さんに聞いてみました。

― 中村さんってすごく相談しやすいんですよ。相談してもまずは否定せずに話を聞いてくれるだろうなっていう安心感があるからなんでしょうね。何か少しでも悩んでいることがあったら中村さんに相談してみようって気持ちにさせてくれるんです。相談しているうちにどんどん自分の中で悩みが整理されていって悩みが解決されたりする。私がリーダーになってからは中村さんに相談する機会が増えた気がしますね。―

 中村さんの魅力を語る上で外せないのは「困った時に相談しやすい」という抜群の心理的安全性。チームリーダーだけでなく、新人研修で中村さんと関わる新入社員たちも相談しやすい雰囲気のおかげで安心してインターゾーンの仕事にオンボーディングできているようです。



当たり前のことを最後まできちんとやり遂げる。インターゾーンの縁の下の力持ち!

またBPO事業部の片山さんは中村さんについてこう語ってくれました。

― 中村さんってすごく根性があると思うんですよね。ほかの人だったら投げ出してしまうようなめんどくさい案件でもきちんと最後までやり遂げるんですよ。例えば今回の本社移転の手続きとか。最初は何人か一緒にやっていたけど、その人たちが忙しくなったり、長期休みを取ったりしていく中、最終的には中村さんが一人でやり遂げたって聞きました。優しい雰囲気とは裏腹な一面があって、きちんと根性をもって仕事をやり遂げる芯の強さがあるんですよ。―

 たくさんの社員から相談を受けるような優しい雰囲気を持っている中村さんですが、一方では上司や社長に対して堂々と意見を主張する強さも持ち合わせています。そうした芯の強さが、仕事を選ばず最後までやり遂げるという強さにも通じているようです。社員たちがいい環境で不自由なく働けているのは、こうした縁の下的な中村さんの支えがあってこそ…ということは実はあまり知られていません。



どんな「雑用」も「仕事」に変える姿勢。そんな人にキャリアアップの道は拓けていく。

さらに上司である人材開発部部長の山田さんに、中村さんはどういう人物なのか聞いてみました。

― 中村さんは入社してからの10年間、いろいろなチームと職種を経験してきました。最初は一般職のオペレータとして採用したのですが、そこでの仕事ぶりで信頼を積み重ねて、その後はウェブディレクター、インサイドセールス、そして人材開発へと、転職に近いくらいのキャリアアップを社内で繰り返してきました。これだけたくさんのチームや職種を経験しているのは社内でもそう多くはいませんよね。

それだけ聞くと、いわゆる「キャリア志向」の女性なのか?とも思えますが、けっしてそういうタイプではありません。実際、中村さんに「将来のキャリアビジョンは?」と尋ねると「ありません」って返事するぐらいですから(笑)─

そんな中村さんがなぜ社内でキャリアアップを繰り返すことができたのでしょうか?

─ 「どんな仕事でも一生懸命やる姿勢」だと僕は思っています。誰でも自分のジョブを狭い範囲に限定してコツコツやっていれば楽ですよね。だけど、みんながそんな姿勢でいたら組織は柔軟性を失ってダメになっていきます。

その点、彼女は入社以来ずっと与えられたタスクや役割を選ばずに自分ごととして受け止めてくれます。一見「雑用」と思えることも「仕事」と捉えて一生懸命やってくれるんです。

たまに、僕がめんどくさがって中途半端な依頼の仕方をすると「この仕事の目的は?背景は?」とブーメランが返ってくることもあります(笑)─

どんな「雑用」であっても意義・目的や背景を理解して、「仕事」に昇格させるということなんですね?

─ そうなんです。かつて中村さんが新人だったころ、配属された部署では問題を抱えていて雰囲気のよくない時期がありました。ときに職場内では愚痴話で盛り上がることもありましたが、中村さんはそこに交わらず、お客様に寄り添って淡々と仕事をしていました。

そういう姿勢で仕事をしている人にはどんどん仕事と信頼が集まりますよね。僕はそれを「信頼残高」と呼んでいますが、彼女の信頼残高は圧倒的です!だから、キャリア志向ではなかったとしても、「こういう仕事をしたい!」と声をあげたときおのずとキャリアアップの道が拓けていったんだと思います。─



目指すのは社内初のキャリアコンサルタント。働きがいのある会社をつくること。

社内でキャリアアップを重ねてきた中村さんに、今後はどのようなことを期待していますか?

─ 今まで社内にはなかった新しい任務を与えています。社員の自律的なキャリアを推進するキャリアコンサルタントという役割ですが、まず手始めにひとりひとりのキャリア面談を重ねることから始めています。

ここ数年、事業の成長にあわせて社員も拠点も増えましたが、社員が50人を超えたあたりから社長一人で全社員を見ることができなくなりました。社員が何を考え、目指し、どんな状態なのか?そういうことをお互いに理解しながら仕事をするのは物理的な限界があります。その代わりにチームリーダーたちがメンバーの成長を促していくフェーズではありますが、どうしても目の前の仕事にフォーカスしてしまうので、ひとりひとりのキャリアや個人的なビジョンを一緒に考える機会はなかなか持てません。─

だから、社内のキャリアコンサルタントとして中村さんを起用したわけですね?

─ キャリアコンサルタントというのはまだまだこれからの話です。キャリアコンサルタントは国家資格でもあるし、技能検定で1級・2級を取得している人もごくわずかな難関です。知識も技能も経験も必要なのですが、社内にはそんなノウハウも前例もありません。しかし、これからますます重要になっていくことは明白です。だからこそ今から準備が必要なのですが、それを誰に任せるか?と考えた時に、社員の働きがいを自分ごととして考えることができる人物、心理的安全性も高く社員たちから信頼されている人物は?

中村さんが適任だと考えたのはごく自然なことでした。─

 社員一人ひとりが自律的なキャリアを考えられるようにすることで働きがいのある会社をつくろう!という意義・目的があるからこそ、社内キャリアコンサルタントという前例もノウハウもない役割にひとりで挑戦できるんですね!

 でも、誰にでも最初からそんなチャレンジをさせてくれるほど甘くはないこともわかりました。中村さんのように目の前の仕事を一生懸命やっていく中で、信頼残高を貯めた先に現れるのが社内の「キャリアアップ」なのだと、今回のインタビューを終えて気づかされました。

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