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ありがちな飲み会で終わらない!社員がお互いを深く知る「シェアコンパ」に必要な2つの条件

「シェアコンパ」とは、インターゾーンの社風創造プロジェクトから生まれた、ランチや飲み会の費用を補助する制度。この制度には、”初めてご飯する人比率が50%”かつ、”参加人数は最大4人まで”という、一風変わったルールがあります。この独自の「シェアコンパ」制度、いったいどんな背景から生まれたのでしょうか? 今回は、社風創造プロジェクトのリーダーを務める大矢貴之さんに、この制度に込めた思いをうかがいました!


子どもの行事にも参加できる!働き方への柔軟さが魅力

ーまず最初に、大矢さんが現在どんな業務をされているか教えてください!

インサイドセールスとして、関西・中四国エリアのお客さまを担当しています。直接お客さまと会ってやり取りをするフィールドセールスとペアを組んで、社内で営業サポートの業務を行っています。例えば、フィールドセールスがお客さまとお話した内容に沿って、必要な調整業務を行ったり、お客さまにお渡しする資料を用意したり。その他、お客さまからのお問い合わせを受けて対応したり、などといった業務をしています。

ー現在入社3年目だそうですが、どんなきっかけで入社されたのでしょうか?

私は子どもが3人いるんですが、一番上の子が小学校に上がるタイミングで引っ越しをしたのがきっかけでした。もともと東京の会社に務めていて、高崎から新幹線で通っていたのですが、群馬県内の前橋というところに引っ越しまして。その時に、インターゾーンに入社しました。インターゾーンは、働き方に関してとても柔軟な会社だと思いますね。例えば、子どもの学校で行事がある時などは、そちらを優先できたりもします。そういった個々人の大切にしているものや、それぞれの状況に合わせて柔軟に対応してくれるところが魅力だと思います。


部署の垣根を超えたプロジェクトで、理念に基づいた”社風づくり”を考える

―大矢さんがリーダーを務める社風創造プロジェクトでは、どのような活動が行われているのでしょうか?

インターゾーンのコアバリューである「最高のコミュニケーションによって活力あふれる組織をつくり上げます」という項目に基づいて、社風づくりに必要な活動を考えるプロジェクトです。現在の主な活動内容としては、社員のランチや飲み会の費用を補助する「シェアコンパ」の制度と、会長の荻野さんが振る舞う手料理を食べながらコミュニケーションをする「荻野会」の定期開催化、そして実施予定の「社内運動会」の3つがあります。

ー大矢さんはどのような経緯で社風創造プロジェクトのリーダーを任されたのですか?

現在、社内では社風創造プロジェクトの他にも、部署の垣根を超えて活動するプロジェクトがいくつか立ち上がっています。当初は部長陣がプロジェクトのリーダーをしていたのですが、フラットな組織にしていこうという動きもあり、新たなリーダーとして私が任命されました。もともと率先して意見を取りまとめたりするタイプではないので、試行錯誤しながらやっている感じですね。



一緒に働く相手の気持ち、そして自分の気持ちを”シェア”するための制度

ーすでに動き出している「シェアコンパ」の制度について、くわしく教えてください!

「シェアコンパ」は、プライベートで食事をしたことがない社内の人と、少人数で初めてランチや飲み会をする際に、事前申請しておけば会社から補助金を出すという制度です。この制度では、一緒に働く相手の気持ちや自分の気持ちを共有(シェア)することを目的としています。

社員の人数が増えてくると、自ずとあまり話したことがない人が出てきますよね。ですが、私たちは仕事で円滑なコミュニケーションをとっていくためには、相手のバックグラウンドまでよく知っていることが大切だと考えています。そのため、一緒に働くメンバーとの深い交流のきっかけとなるように、この制度をつくりました。



深いコミュニケーションのため、”初めての人”と”少人数”でのご飯がルール

ー「シェアコンパ」には独自のルールがありますよね。それぞれどういった意図があるのでしょうか?

この制度ではまず、”初めてご飯する人比率”が申請者からみて50%以上になることを条件としています。これは、できるだけあまり話したことのない人と、積極的にコミュニケーションを取ってもらいたいという意図があります。それから、深いコミュニケーションを目的とするため、1度の参加人数は最大4名までとしています。お互いに「この人が何を考えて仕事しているのか」といったことまで理解しあえるように、じっくり話せる少人数の会にしようと決まりました。

この制度の検討は、最初はありきたりな飲み会の案から始まりました。ですが、一口に飲み会と言ってもいろいろありますよね。その中で、「最高のコミュニケーション」を実現するためには、どんな飲み会にすべきだろうというところを深掘っていった結果、今のルールにたどり着きました。


社内でそれぞれ違う働き方をしている人とも、じっくり話すきっかけに

ー「シェアコンパ」の制度をスタートした時、社内の反応はどうでしたか?

先月スタートしたばかりなのですが、社内に告知した時はそれほど大きなリアクションがあったわけではありませんでした。いざ制度をスタートしてみて、1組目が「シェアコンパやりました!」と社内のSNSにアップしたタイミングで、いろいろなところから「やってみたい」という声がチラホラと上がり始め、今も少しずつ申し込みが来ているような感じですね。

ー実際に「シェアコンパ」を使ってみた人からは、どんな感想がありましたか?

お互いに顔を知っているし、仕事上ではやり取りしているけれども、意外とお酒を飲んで話したりする機会はなかった人と話すことができた、という声は社歴の長い人からも聞きましたね。それから、インターゾーンにはいろんな働き方があるので、外を飛び回っている営業さんもいれば、社内で勤務している人もいますし、在宅で働いていた人もいます。そういった普段はお互いになかなか接する機会が少なかった人たちが、シェアコンパの制度をきっかけに話すことができたというケースもありました。

始まったばかりの制度なので、実際に仕事上のコミュニケーションにもポジティブな影響があったというエピソードが出てくるのは、まだまだこれからだとは思います。ですが、この制度があることによって「シェアコンパ使って飲みに行こうよ!」と声掛けをしやすくなる。そういうきっかけのひとつにはなっていると思います。



社員全員がお互いのことをよく知っている職場環境を目指したい

ー「シェアコンパ」を含め、社風創造プロジェクトとしての今後の目標を教えてください!

「シェアコンパ」を通じて、社内でコミュニケーションを取ったことがない人をなくそう!という長期的な目標があります。社員は今30~40人ほどなので、全員とコミュニケーションを取るのは不可能ではない規模です。職場の仲間として、全社員のことをお互いによく知っているという環境がつくれたら理想ですね。社風創造プロジェクトとしては、やはり「最高のコミュニケーション」が私たちの会社の肝になっていますから、そこからブレることなく制度や仕組みをつくっていければと思っています。「シェアコンパ」自体も、よいものにしていきたいですね。


社内でのコミュニケーションの大切さを感じるあなたへ!

インターゾーンの魅力のひとつである柔軟な働き方も、社内のメンバーがお互いのバックグラウンドを深く理解しているからこそ。「最高のコミュニケーション」を徹底して考えるインターゾーンのカルチャーに少しでも興味を持っていただけた方、ぜひ一度気軽にお話しませんか?

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