こんにちは！イノベーター・ジャパン人事の菊池です。

先日の記事でOKRを通じたエンジニア組織づくりへの思いや課題を取り上げましたが、今回のテーマは、前回軽くご紹介したエンジニアの定例ミーティング「Tech meetup」です。このTech meetupはOKRの重要イベントでもあり、エンジニア同士のコミュニケーションの風通しを良くする取り組みでもあります。是非見てみてください！

スタンドアップ形式でスピーディに実施

Tech meetupは毎週金曜の昼過ぎにエンジニア全員が集まって実施しています。オフィスの中央にあるスタンディングスペース「Workbench」で東京と福岡オフィスをつなげて行い、議事録はドキュメント共有ツールのesaで全て社内に公開されます。

Tech meetup実施の目的は大きく二つあります。

- Win-sessionを通じて、OKR達成へ向け今週できたことを称え、モチベーションアップすること
- プレゼンテーションを通じた発表と学び合いの場をつくること

会社の中心にあるWorkbench。コミュニケーションが周囲にもオープンになる作りになっています

Win-sessionとは？

OKRで設定した個人目標の実現に向け、今週達成できたことをメンバー同士発表しあうのがWin-sessionです。大元のOKRは組織のエンジニアリング課題の解決という抽象的なレイヤーで設定されているので、日々のモチベーションを維持するために、業務レベルでのアクションプランも各々決めています。

今回はログに関する改善事項、セキュリティアラート判別のスクリプト化、自社サービスのカスタマーサポートに使用する資料作成状況などを話し合いました。

ちなみに、こういったミーティングの場はつい進捗確認とできなかった理由の反省になりがちなのですが、イノベーター・ジャパンのWin-sessionはそうではなく、あくまでできたことを発表するポジティブな場としてとらえています。

他メンバーのもっている問題意識についてもここで共有されています。複数のプロジェクトを見ることでお互いに客観的になれるからこそ、改善案に対するアイデアが出てくることもあるようです。

いつも東京・福岡オフィスを繋いでリモートで協業し合っているので、こういった共有の場は大事にしており、カンバン、Slackと並んだコミュニケーションの柱になっています。

技術をテーマにしたLTも

後半はエンジニアメンバーが各週回り持ちで、技術をテーマにしたLTをしています！内容は自由で、最近Googleから公表された新遷移タグportalsのようなフロントエンド寄りの話や、セキュリティ競技のCTFなどいろいろな話題が出ます。

今回はCTOから携帯電話ネタで「5Gはなぜ速いのか」という話がありました。普段Webアプリ開発ではなかなか聞かないアンテナ技術のマッシブMIMOや電波に指向性を持たせるビームフォーミングなど、新しい単語に触れ勉強になりました。いろいろな人の興味関心に触れられるのはいいですね！

技術話から全社総会でポジティブな金曜日に

このTech meetupは30分前後で終わり、続いてTGIF（Thanks God It's Friday）という全社総会が行われます。1週間の各チーム達成事項や、メンバーによる好きなテーマのプレゼンテーションなどを聞き、ちょっとリラックスしたポジティブな雰囲気で金曜を過ごします。

またこの様子は別の機会に！