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なぜイノベーター・ジャパンを創業したか?|創業者 渡辺順也に語りに語ってもらいました。第5話「LOVEのあるビジネス」

こんにちは、佐藤です。
「創業ストーリーインタビュー」も折り返し地点を過ぎ、第5話になりました。

イノベーター・ジャパンってどんな会社・どんな人たちの集まりだろう?そんな疑問から
始まったこの企画、話が尽きず盛りだくさんの内容になったので何回かに分けてお届けしています。
今回は、「LOVEのあるビジネス」です。

現在の事業に対する想いを率直に語っていただきました。
こだわりのビジネスに対する想いは、当社に興味のある方には必見の価値有りです。

第5話「LOVEのあるビジネス」

佐藤:現在我々の事業として、「事業リノベーション」と「Webサービス開発」を謳っていますが、今のビジネスについて思っていること、これからどうしていきたいと思っていたりしますか?

渡辺:まず、創業からずっとやってきているクライアントワークについては良くも悪くも安定してきているというのはあるので、これをいい意味で壊していくか?が必要だなと思う。それはお客様のためでもあるし、メンバーのためでもあるし、一人が同じプロジェクトをやり続けていくのではなく、循環が生まれていく形でやっていかなくてはならない。

そのために業務のオペレーションをより効率化・自動化して、アンドーナツプロジェクトで関わってもらっているような、郊外などの地域に埋れている人材に業務をトスしていく。こういうことができると人材の循環ができると共に、地域に埋れている人材にチャンスが回ってくるという流れができるのでやっていきたい。
後はもっとお客さんの満足度を高めるためにどうするかという視点に変えなければいけないので、現場のメンバーの目線がより高くなっていけたらいいなと思う。

我々のサービスはボーダレスに使われるサービス、
グローバルを目指してやるのがミッション

渡辺:元々考えていた両軸のもう片方である自社のサービスについては、やっていかなくてはならないと考えていたんだけどなかなか立ち上がらないのはもどかしいところ。でも、今進行中の新サービスのようにBtoBの領域でがっつり開発しているというのは、今までにないことなので上手く立ち上げて次へ繋げていきたいなと思う。

あとは、個人的に温めているビジネスアイデアもいっぱいあるので、これから着手していって、人と組織のポテンシャルを引き出すサービスはこれだという、我々が社運をかけられるようなサービスを生み出していきたい。

佐藤:今取り組んでいる新サービスも社運がかかっていますよね?

渡辺:ある意味そうだね。この新サービスはどっちかっていうとマーケットインというか、これまで培ってきたノウハウを基に開発したサービスなのでちゃんと確実にマーケットとっていきたいなと思うし、今後はホームランになるようなプロダクトにもチャレンジしていきたいと思う。

インターネットの強みはボーダレスなのでその強みを使わない限りインターネットでやる意味があまりないから、我々のサービスはグローバル・ボーダレスに使われるサービスを目指すのがミッションだね。

一人一人の心を感じ取らない限り、
クライアントワークも自社サービスもできない

佐藤:お話を伺っていると、第1話にもありました社名の由来でもある「Innovator in Japan」/「Japan as Innovator」にまさしく繋がっているなと感じました。やはり「事業リノベーション」と「Webサービス開発」の両軸でやっていくのがイノベーター・ジャパン"らしい"ビジネスの在り方ということでしょうか?

渡辺:クライアントワークという言い方がもしかしたら我々にとっては良くない言い方なのかもしれない。どのサービスでも見つめるべきは使ってくれるユーザーである個人であるし、我々はそこを見て価値を作っていかなくてはならない。
ということを考えると、途中にクライアントがいてもいなくて考えることは基本的に同じはず。クライアントがいるということは既に立ち上がっているサービスやノウハウが何らかあるはずなのでそこから始めればスピードも上がるし、レバレッジも付くしね。

佐藤:しっかりユーザーを見つめてやっていくのが根幹ということでしょうか?

渡辺:そこの考え方が、我々の考えているところの"LOVE"に当たるところだね。
一人一人の心を感じ取らない限り、クライアントワークも自社サービスもできないということだね。

やっぱり人の心を知るためには人と触れ合うしかない

佐藤:ちなみに先ほどの「メンバーの目線をより高くしたい」という話についてですが、私たちが提供しているサービスが社会でどんな価値を生んでいるのか?という視点を持って、業務に取り組むんだという意味でしょうか?

渡辺:近い焦点の仕事ももちろん重要ではあるんだけどそれは誰かのための仕事であって、どうすればお客さんがハッピーなのか?その先のエンドユーザーにとってはどうなっていればハッピーなのか?ということまで考えないといけないと思う。ただ我々が楽しいだけだと自己満足になってしまうので、より遠くを見る目線がないとなかなか上手くいかないんじゃないかな。

佐藤:例えば、こういった目線を高くするのに苦労しているメンバーがいたとしたらどんなアドバイスをしますか?

渡辺:やっぱり人の心を知るためには人と触れ合うしかないと思う。それは身の回りの人たちはもちろん、自分と違う価値観を持ってる人とか、お客さんとか、こういった人たちとのコミュニケーションがすごい重要だと思う。

我々はインターネット上でビジネスすることが多いのでお客さんとフェイストゥフェイスで触れ合うことは少ないでしょ。一方、飲食や接客業はその場でお客さんと触れ合うわけで常にお客さんの顔を見ながら仕事をする。こういった正反対のことをたまにやることがあればストレッチできるのでいいかなと。
うちで考えているオフィスカフェ構想にもこの考え方が入っていて、たまには店先に出てサービスをすることが我々がデザインやマーケティングをするためには非常に重要じゃないかと思っているんだよね。

やっぱり人間てね、自分一人だと自分自身のことがわからない。

佐藤:そうですよね。強制的にコミュニケーションを取ることで気付くことがたくさんありますよね。

渡辺:やっぱり人間てね、自分一人だと自分自身のことがわからない。それを写す鏡となるものが必要なんだけど、その鏡が話す相手である別の人間。
我々が今やっているInnoCAFEだと、我々が外へ行かなくても外からいろんな価値観を持つ人が集まってきてくれるから、むしろ得るものは我々の方が大きいんじゃないかと思うんだよね。

【InnoCAFE 風景】

おわりに|次回に向けて

しっかりユーザーを見つめながらビジネスをすること、それがイノベーター・ジャパンが大事にする"LOVE"に繋がるんですね。
その"LOVE"を持ち続けるために多様な価値観を持つ人たちとのコミュニケーションが重要になってくるのでもっと色んな人と触れ合っていかなくてはと改めて思いました。

次回は、よりイノベーター・ジャパンらしい組織の話について語ります。

合わせて、他の「創業ストーリー」も一緒に読むとよくわかります。
ぜひどうぞ。

第1話「社名の由来・想いって?」
https://www.wantedly.com/companies/innovator/post_articles/108761

第2話「社会・組織に対する想いが創業の動機だったのか?」
https://www.wantedly.com/companies/innovator/post_articles/109541

第3話「創業時のドタバタ話聞かせて!」
https://www.wantedly.com/companies/innovator/post_articles/111255

第4話「GROOVEを生み出す仕掛けづくり」
https://www.wantedly.com/companies/innovator/post_articles/108762

第5話「LOVEのあるビジネス」
https://www.wantedly.com/companies/innovator/post_articles/114131

第6話「いいやつ、オタク、ワクワクし続けられる組織」
https://www.wantedly.com/companies/innovator/post_articles/114687

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