こんにちは。
イノベーター・ジャパンで人事を担当している 青木です。
前回のストーリーでは、私たちがいま「第二創業期」にいることを書きました。その中で少しだけ触れた言葉があります。
ビジネスデザイナー
今日は、この「ビジネスデザイナー」という考え方について書いてみたいと思います。
▍もっとビジネスの上流から関わりたい
カジュアル面談や面接で、よく聞く言葉があります。
「もっとビジネスの上流から関わりたい」
マーケティング、営業、ディレクション。それぞれの仕事にはやりがいがあります。
でも、あるタイミングでこんな感覚を持つ人も少なくありません。
「この施策はやるけど、本当に事業の前進につながっているんだろうか」
「マーケと営業が分断されていて、全体の設計が見えない」
「もっと深く事業成果を感じられる仕事がしたい」
こうした違和感の背景には、職種ごとに分断されたままでは解決できない構造的な課題があります。
さらには、生成AIの進化によって、仕事の役割そのものが急速に変わり始めているという時代の流れもあるのではないでしょうか。
▍職種では解決できない仕事がある
企業のビジネスは、本来とても立体的。マーケティングだけでは前に進まない。営業だけでも進まない。プロダクトだけでも進まない。
特にBtoB企業では、
- 顧客の課題を捉える
- 顧客との接点をつくる
- 商談を前に進める
- 価値を正しく伝える
- 意思決定を支える
こうした役割がつながってはじめて、事業は前に進みます。けれども実際の現場では、これらの役割が部門ごとに分かれていることも少なくありません。その結果、
- 施策はあるけど成果につながらない
- マーケと営業が連携していない
- コンテンツが事業戦略と結びついていない
といった状態が生まれてしまいます。
▍私たちが考える「ビジネスデザイナー」
イノベーター・ジャパンでは、こうした分断された役割をつなぎ、事業全体を前に進めていく役割を「ビジネスデザイナー」と呼んでいます。
マーケターでも、営業でも、ディレクターでもない。
それらの領域を横断しながら、事業の構造を設計し、実際に前に進めていく役割です。例えば、
- 顧客の課題をもとに、事業やマーケティングの全体設計を行う
- リード獲得につながる施策やチャネルを設計する
- 価値が正しく伝わるコンテンツ戦略を構築する
- 顧客との接点全体を設計し、体験を最適化する
こうした領域を横断しながら、事業の仕組みをつくり、実際に前に進めていきます。
イノベーター・ジャパンの仕事は、単なる制作や施策支援ではありません。
クライアントのビジネスに入り込み、事業の前進を一緒につくる。
いわば、事業の前進をともにつくる“伴走する軍師”のような存在です。
▍IJでは当たり前に出てくる言葉です
実はこの「ビジネスデザイナー」という考え方は、イノベーター・ジャパンの中では特別な言葉ではありません。
私たちは、キャリアのゴールを全員ビジネスデザイナーになることとしています。だからこそ、職種に閉じずにビジネスに関わりたい人にとっては、成長できる環境だと思います。
その考え方は、代表の渡辺も日常的に話していて、社内ラジオ「OMOSAN Radio」でも、折に触れて具体的に語られています。
だからこそ、社内ではビジネスデザイナー、ビジネスデザインという言葉が自然と会話に出てくるような環境になっています。
もう少し深く知りたい方は、ぜひこちらも読んでみてください。
▍次回は「ビジネスデザイナーに必要なスキル」
ここまで、ビジネスデザイナーという考え方について書いてきました。
マーケターでも、営業でも、ディレクターでもない。
それぞれの領域を横断しながら、事業の構造を設計し、実際に前に進めていく役割です。
ただ、この話をするとよく聞かれる質問があります。
「ビジネスデザイナーって、どんなスキルが必要なんですか?」
マーケティングの知識なのか。営業の経験なのか。それとも戦略思考なのか。
私たちは、これを単一のスキルではなく、「3つのレイヤー」で捉えています。
ベースとなる力、専門性としての力、そしてそれらを束ねて事業を動かす力。
この3つが重なって、はじめてビジネスデザイナーとして機能すると考えています。
次のストーリーでは、この「3つのレイヤー」をもう少し具体的に分解しながら、実際にどんな力が求められるのかを紹介していきます。
もし少しでも面白そうだと思ったら、ぜひ次のストーリーも読んでみてください。