ー挑戦するなら、IMKー
『大人も子供も、挑戦したくなる世界をつくる』
というパーパス(事業目的)を掲げ、社歴や経験を問わず、多くの人が挑戦している当社。
この記事では、挑戦者たちの言葉が、誰かの背中を押し、新たな挑戦が生まれるように、
IMKに関わる全ての人たちの“挑戦”にフォーカスし、発信していきます。
プロフィール
あなたは『病気』です。
管理栄養士歴、約3年。
おそらく私は、正しい”食”を伝えることに対して
他の人よりも強い使命感を持っている。
なぜなら私は、『摂食障害』だったから。
この病気のきっかけは、とても些細なこと。
高校1年の時にマーチング部に所属していた私は
スタイルが見えるユニフォームで人前に立つことが多かった。
周りと自分の姿を見比べて
「なんだか私...太ってる...?」
と、感じたことが長い闘病の始まりだった。
もっと綺麗に、もっと細くなりたい。
だから、私は糖質をとることを止めた。
みるみる体重が落ち、周りからは
「めっちゃ可愛くなったね!」
「綺麗になったね!」と褒めてもらえた。
その言葉が嬉しすぎて、、、
自分の中で歯止めが効かなくなっていった。
いつしか食べることが怖くなり、
食べること自体を止めた時には、骨と皮の状態で
立つのも、座るのも痛いし、学校も通えなくなった。
そんな時に、母に連れられた精神科で
私は『摂食障害』と診断された。
自分は病気だなんて少しも思っていなかったから
「なんで無理矢理連れてこられて、
病気だなんて言われなきゃならないんだ!」
と本気でムカついたのを覚えてる。
診断後に、私に与えられたのは大量の薬だった。
食べるのを拒絶していた私が
命をつなげるためには、
薬が必要だったんだと思う。
お母さんはそんな私を見て精神的に参っていたし、
元の学校は続けて通えないので、通信制の高校に転校するために
お父さんにお金の面でも迷惑をかけた。
こんなに周りに迷惑をかける自分が嫌いで嫌いで。
変わらなきゃと思えば思うほど、病状は悪くなった。
私だから、できること。
一向に症状は良くならず、
拒食と過食を繰り返す私を見て、
とある知り合いが「一緒にインドに行かない?」と誘ってくれた。
なんでインド...?と思ったけど、
バックパッカーに興味があった私はついていくことにした。
人生初のインドで、異文化に触れていく中、
現代日本ではあまり見ない”貧困”を目にした。
私の中のイメージで”貧困”は辛く悲しいものだったのに
インドで生きている人たちは、みんな笑顔だった。
足りないものはあるけれど、
“食”を通して、みんな笑っていて、幸せそうだった。
私も食べることが大好きだったのに、、、
その光景を見て、羨ましかった。
長い闘病で強くなっていた”食”への恐怖心が、
異文化に触れることで変化していく気がした。
そうか、私は薬じゃなくて、
食材が食べたかったんだなーーー。
“食”に対しての間違った考えで
周りに迷惑をかけた経験がある私だから、
正しい”食"の大切さを伝えられるのではないか。
そして、私が発信することで大切な人を守ったり、
幸せにすることができるんじゃないか。
“私だから、できること”が
”食”に関わる仕事にはあると思った。
もう、間違えないために。
正しい”食”の知識を提供できる資格、
『管理栄養士』の資格をとることに決めた。
管理栄養士の”ふつう”のキャリア
資格を取得するために
私が入学した専門学校は、
毎年多くの管理栄養士を輩出しており
将来的に幼稚園の献立作成や病院の管理栄養士を
目指す同期がたくさんいた。
私も、みんなが目指すような
幼稚園や病院の管理栄養士になるキャリアを
選択するのが当たり前であり、”ふつう”だと思っていた。
そんな私が”ふつう”という固定概念に
違和感を持つきっかけになったのは
資格取得のための病院実習だった。
初めて管理栄養士が活躍する現場を見て、
私のイメージは180度変わってしまった。
分厚い教科書で栄養について学んだのに、
教科書の情報は、1%ほどしか使えず、教科書通りには行かないこと。
マニュアルは古典的な栄養学が軸になっており
その人の疾患や状況に合わせた機能的な栄養処方になっていないこと。
食事指導も分単位で金額が決められており
目の前の患者さんに向き合うことではなく
マニュアル通りに対応することが求められること。
食で苦しんだ経験があるからこそ、
悩みを抱える人へ、正しい栄養を発信できる
この仕事に希望を持っていたのに。
『本当にこれでいいの...?』と思ってしまった。
過酷なスケジュールの中、
人の命を預かる仕事のため
均一化された技術をマニュアルを通して
提供しなければならないということは理解している。
長く臨床現場で活躍する管理栄養士さんにとっては
生意気で、何も分かってないと思われるかもしれない。
ただ、私はもっと1人1人と向き合い
私たちの持つ正しい栄養知識を伝える仕事をしたいんだ。
それでけは、譲れなかった。
こんな資格、取らなきゃよかった。
インドへの旅から、少しずつ体調は回復していき
無事、管理栄養士の資格を取得し卒業することができた。
管理栄養士の"ふつうのキャリア"選択を辞めた私は
1人1人と向き合い、正しい”食”の知識を伝えるという
仕事に対する目標は変わっていなかったが
実際に実現できる職場をなかなか見つけられずにいた。
同時期に卒業した仲間たちは、
病院や幼稚園での管理栄養士を目指し、
栄養指導をするための下積みとして、
大量調理業務の道に進んでいた。
ちょうど卒業から2年ほどのタイミングで
実際に同期がどんなキャリアを歩んでいるのか知りたくて
飲み会の場をセッティングした。
管理栄養士として
活躍する同期が言ったのは
『こんな資格、取らなきゃよかった』
という、言葉だった。
業務の形は違えど、
「正しい”食(栄養)”を伝えていきたい」
という想いで資格を取得し、
希望を持って就職したはずなのに。
一体どうして...?
大量調理という下積みを経て
栄養指導の道に進むはずだった同期達は
卒業から2年経った今も、大量調理の仕事をしている。
多くの管理栄養士が、
栄養指導の現場に立つことなく
何年も大量調理業務を続けている。
あんなに時間をかけて、
親にもお金をかけてもらって、
必死に勉強して、資格を取ったのに
栄養指導ができる未来が見えない。
親にも申し訳ない。と言う話だった。
“食”のプロである私たちは
厨房に閉じこもっての調理ではなく
正しい“食”に関する知と経験を
発信できる仕事に就くべきだと、私は思う。
なのにこんなにも、私たち管理栄養士には
『正しい”食”を伝える』キャリアの選択肢がないのか。
じゃあ、私たちは
どこへ進むのが正解なのだろうか。
壁の先にある未来
管理栄養士としてのキャリアが見えない私は
他の業界でのキャリアアップも選択肢として持っていた。
“食”は勉強してきたが、“伝える”勉強はしたことがない。
マーケティングやWEB、
インターネットなどの業界を経て
正しい”食”を発信するスキルを
身につければ良いのでは?と考えたからだ。
そんな時に見つけたのが
株式会社IMKの求人だった。
正しい健康知識を伝える仕事。
インターネットマーケティングが強みの会社。
管理栄養士の資格が活かせるかは正直わからなかったが、
ここなら、今までの経歴を活かして自分をアップデートできそうな気がした。
応募することを決め、3度の面接を経て、
無事入社することができた。
管理栄養士として
基礎的な栄養素知識を持っていたので
勉強はすんなり進んだし、
最新の健康医学知識を業界トップの講師から
学べる環境はとても楽しかった。
ここでやっと、正しい”食”を伝えられる!
と、希望を持ったのも束の間、
私は、この会社を辞めたくなるほどの壁にぶち当たる。
それは、”伝える”ことの難しさだ。
“伝える”ということは
相手が理解し、何か行動を起こすことだと思う。
一方的に正しい”食”の重要さを発信し続けても、
発信を聞いた人が、何かしらの行動を起こさない限り
“伝わった”とは言えないのだ。
先輩社員に頑張っても追いつけなくて、悔しくて、涙が出た。
正直、向いていないから辞めた方がいいのかな?とも考えた。
でも、”伝える”という壁から背を向けた先に、
1人1人と向き合い、正しい”食”の知識を伝えるという
私が管理栄養士を目指す理由となった目標を
実現できる未来はないと思った。
どれだけ辛くても、泣いてでも、この壁を越えなくては。
もがきながら、必死に伝え続けて、半年が経ち、
私は今、毎回20名ほどが参加するセミナーに登壇し
健康医学と食に関する発信をしている。
最初は、なかなか行動を起こしてくれなかったお客様が、
私話を聞き、生活に取り入れ、改善されたという話を嬉しそうに報告してくれる。
“伝える”という壁を完璧に越えた!と、
自信満々にはまだ言えないけれど
私は着実に、前に進んでいる。
正しい"食"の知識を伝えられる人間にアップデートし続けている。
”ふつう”からの脱却
私は1人1人と向き合い、正しい”食”の知識を伝える
という目標とは別に、
この仕事を通して実現したいことがある。
それは、管理栄養士の”ふつう”とは別の
キャリアの選択肢を増やすということだ。
管理栄養士を目指す人は、
食に興味関心があったり、
誰か食を通して助けたいという想いがあったり、
何か目的を持って資格を取得している人が多いと思う。
ただ、周りを見渡すと
「こんな資格取らなきゃよかった」
「資格は持っているけど、全然関係ない仕事をしてる」
「どうせ私たちは、誰かの指示のもとじゃないと動けないから」
と、管理栄養士としてのキャリアや目的の達成を諦め、
これが”ふつう”であると、固定概念に縛られている人が多くいる。
私は、そんな管理栄養士達に、
”ふつう”からの脱却をしてほしい。
せっかく栄養の知識を持っているのに、
「私たちが働くのは、病院しかない」
「私たちが働くのは、厨房しかない」と考え、
知識を伝えられる自分にアップデートをしないのはもったいない。
私たちは、人に正しい栄養を伝え、“食”のプロとして、
誰かを幸せにすることができる資格を持っている。
みんなが当たり前に進む”ふつう”から脱却し、
もがきながらも、この会社で正しい知識を伝える
という選択をした私のキャリアが、
誰かにとっての、新しい挑戦への道になったらとても嬉しく思う。
私は、IMKで挑戦することにした。
あなたも、”ふつう”から脱却したいのなら、
叶えたい未来があるのなら、
あなたの挑戦を後押ししてくれる場所で、
自分の未来を変えるためのアップデートを始めてみて欲しい。
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もし、あなたが今までの経験を生かし本気で『挑戦したい』と思うなら、
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あなたとお話しできるのを楽しみにしています!