2015年6月の入社後、WEB・システムを担当する佐藤さん。第二新卒でエンターテイメント業界の制作会社に入社し、WEBデザイン業務を中心に撮影現場のアシスタントやネットワーク構築やITサポートを経験。 その後、国内外のハイブランドのクライアントをもつ少数精鋭のデザイン会社でデザイナーとしてさらにスキルを磨き上げていた中で、次のステージになぜイマジン・グローバル・ケアを選んだのか。佐藤さんの今までのキャリアを紐解きながらやりがいや信念を聞きました。
ーー学生時代にしていたことを教えてください。
学生時代は親の仕事の都合で半分以上を海外で過ごしていました。油絵を趣味にしていた父の影響もあり、小学生の頃から絵を描くのが好きでした。そのため、小学生の頃から将来はデザイナーになりたいと思っていました。
しかし、中学に入ると音楽活動に熱心になり、大学卒業するまで励んでいました。大学では芸術の歴史や理論を学び、卒業論文も社会風刺と絡めた内容をテーマに書きました。
当時、そのまま音楽関係の仕事に就きたかったのですが、周りの人から音楽業界の就職についての話を聞いて現実的に難しいと感じ諦めることにしました。しかし、音楽活動を通じて独学でWEB制作していたことをきっかけに、小学生の頃の夢だったデザインの仕事を改めて目指すことにしました。
ーー幼少期からデザインに触れるきっかけが多かったんですね。独学でウェブサイトを学んで制作したとのことですが、周りもそういった方が多かったのでしょうか?
独学で制作している人もいれば、友達に頼んでいたり、音楽活動向けのウェブサイト制作サービスを利用している人達もいて、さまざまでしたね。
ーーイマジン・グローバル・ケアに入社する前はどんな仕事をしていましたか?
現在が3社目になるのですが、前職では、国内外のハイブランドをクライアントに持つ少数精鋭のデザイン会社に勤務していました。
その前は10年近くエンターテイメント業界の制作会社で働いており、どちらの会社も今のポジションで仕事をするのに大変良い経験になりました。
最初の制作会社では未経験での入社だったので、デザイン業務だけでなく、撮影現場のアシスタントやネットワーク構築やITサポートをする事もあり、その他雑用も数多く経験しました。その中で日々進化するWEB技術を学ぶのは本当に楽しく、通勤電車でWEBに関するリファレンス本を読んで知識を得ることに没頭していました。
前職となる2社目のデザイン会社では、それまで何となく身に着けていたデザインの知識が覆され、まるでデザイン学校で勉強しているかのような内容でした。「デザインには全て理由が必要」ということを学びましたね。また、普段では気づかないような細部までこだわることで、「目」を養う機会にもなりました。
ーー1社目で読んでいたWEBに関するリファレンス本で印象的だったものはありますか?
「MDN」と「Web Creators」はよく読んでいました。当時はまだ派手な仕事に憧れていた時期で、有名クリエイターが作ったサイトや海外のスタイリッシュなサイトを例にしたフルフラッシュのサイトなどを参考にしていました。しかし、デザインの考え方や理論などは当時読んでいた書籍では殆ど説明されておらず、この後勤めた2社目でその重要さに衝撃を受けました。当時は技術的なものばかりに目を向けてしまっていたと反省しています。
ーー2社目の「目」を養う機会というのは具体的にどういう場面で具体的に感じましたか?
おそらくデザインを勉強してきた人達には当たり前の事なのですが、デザインには「全てに理由がある」と言われたことです。私は学生時代にデザインを学んできたわけではないのでそういった理論や考え方についてあまり深堀りして来なかったのですが、本来はフォント、配色、レイアウトなど様々な要素に「何故そういうデザインになったのか」という経過が存在していて、それを言語化できることが重要視されていました。
ーー転職活動を通じて、なぜイマジン・グローバル・ケアに入社を決めたのですか?
転職のきっかけとなったのは、クライアントワークに慣れ過ぎた環境から脱しようと思ったことです。1社目、2社目と様々な案件に関われるのは勉強になったのですが、30代に入ってから自分が本当にそのような仕事をしたいのかを見つめ直した時に、自社で明確な理念を掲げてプロダクトを作っている事業会社で働きたい、という想いが芽生えました。
そして、今まで学んだデザイン・ウェブの知識を人々のインフラ(生活に関わる基盤)に関わることで活かしたいと思うようになりました。
そこで現在の会社と出会うわけですが、弊社代表の起業ストーリーを読む機会があり、「予防医学により人々の健康維持に貢献する」といった明確なビジョンに触れ「これだ!」とピースがハマった感覚がしました。面接の他にも現在働いている社員と触れ合う機会も作っていただき、女性の働く環境を大事にしているというところ、グローバルな展開も視野に入れているところなどにも好感が持てたのもあいまって入社にいたりました。
ーー入社後の担当業務を教えてください。
元々はWEBデザイナーとして採用されましたが、現在は、デザイン・コーディングだけではなく、社内システムのインフラ整備にも関わるようになり、ネットワーク構築からデバイスの管理、社内のITサポートまで幅広い業務を兼任しています。
また新しいサービスやシステムを導入する際の選定係のような仕事も度々ありますね。
採用されたWEBデザイナーという業務からは若干外れてはいますが、会社の企業理念に共感しているため、今もここで働けていることに喜びと誇りを感じています。
ーー佐藤さんが会社の企業理念に強く共感したポイントはどこなのでしょうか?
インフラと言えばガス・水道・電気などですが、それを使う人間の健康維持もインフラだなと気付かされた点です。健康食品を生活に取り入れることは必ずしもインフラではないかもしれませんが、弊社のミッションである「予防医学を通じて世界中の人々の健康寿命を延ばす」というのはある意味一種のインフラと言えるのではないでしょうか。私たちは病気になれば病院や医師を頼りますが、それ以外にも健康を維持する方法はいくつもあります。その結果、健康が保たれるのであれば、それは私たちの生活の基盤になるものだと言えるのではないでしょうか。
ーー入社して感じたことを教えてください。
数字の変化を非常に大事にしているなと感じました。スタッフ全員がマーケティングの視点を持ち、細かく分析をしていくことに重きを置いています。
また、やりたいことはどんどん提案して動ける環境でもあると思います。働き方でいうと私の場合は、制作会社しか経験していなかったので非常にホワイトな印象を持ちました。残業時間も少なく、フレックス制度の導入、コロナ過にはすぐにリモートワークで働ける体制を会社が整えてくれ、社員の働きやすさを常に考えてくれていると感じています。余談ですが、社員同士が褒め合う機会がとても多いように感じるのも良い点だと思っています。
ーー最後にどんな人と働きたいと思いますか?
私と同じように、企業理念に共感できる人が一番会社とのマッチ率が高いと感じています。それが働く理由の根幹となっていれば、仮に業務の幅が広がったり、違う業務へのシフトがあったとしても気持ちよく働けると個人的には思うからです。
また、少数精鋭の会社なので、コミュニケーション能力とセルフマネージメント能力も大切です。主体的かつ周囲との擦り合わせも円滑に行える能力が求められると思います。
ーー佐藤さん本日はありがとうございました!
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