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こんにちは!
イデアルアーキテクツの石河です。
オフィスワークをしていると、ついつい「気が付いたら1時間、2時間座りっぱなしだった。。」みたいなこと、よくありませんか。
実はこれ、老化につながっているばかりか寿命を縮めているそうです。
この発表は少し前になりますが、NASAが宇宙飛行士の健康管理について研究したもので、宇宙船内では 毎日3時間もトレーニングをしているにもかかわらず、筋力の低下、骨密度の低下、代謝異常、循環機能の低下などといった様々な悪影響が起こることがわかったそうで、(地上の10倍老化進むといわれてます)その原因が耳の内耳にある「耳石(じせき)」にあるとしています。
※数年前にNHK ためしてガッテンでも取り上げていました。
耳石とは何か? これは「体の傾きや重力を感知する装置」で、宇宙船内にいるとこの耳石が全く動かない。つまり全く機能してないんです。自立神経とつながっている耳石が動かないことで、全身の筋肉や 内臓、血管をコントロールしている自律神経の働きが衰え、筋力の低下や循環機能低下、代謝の異常に つがなるといわれています。
では「座りっぱなし」と「耳石」がどう関係があるのか。
実は近年、座り続けることは耳石をあまり動かすことがないので、宇宙船内にいるのと同じような、 いわば「無重力状態」となり、同様の症状が起きてしまうことがわかり、一説にはなんと! 「1時間座り続けると22分寿命が縮まる」 という研究結果までもでています。
こういった寿命の話になるとたばこがよく出てきますが(喫煙者の方、すいません)、 たばこ1本で寿命14分寿命が縮まるといわれてますので、それよりも深刻ということですね。。
このNASAの研究によってわかったまさに死活問題ですが、解決策はいたって簡単でした。
それは“30分に1度立ち上がる”だけです。
実は「立ちあがる」という動作は、 一見頭を動かさず立っているように思われますが、 立ち上がろうとする際には頭が前後左右上下に動くため、耳石を効率的に動かすことができるそうです。
オーストラリアでは国をあげてこの問題に取り組んでいて、メルボルンの小学校では「立って授業が 受られる」高さ調整可能な机を取り入れていたり、企業でも「スタンディングミーティング」の導入や「椅子ゼロ オフィス」なんかも結構あるそうです。
ぜひついつい長く座り続けてしまう皆さんも30分に1度、無重量状態から立ち上がってみてください!