日本と海外での働き方、生活の違いは、実際にやってみないとなかなかわからないもの。
というわけで、ICONICの海外拠点で活躍するメンバーに聞いてみました!
「海外サイコー!」な部分はもちろん、「ここは日本のほうがいいかも…」なところまで、忖度は一切なし!海外、グローバルに興味をお持ちの方は、ぜひ、ご覧ください。
泉谷 海晴
ICONIC Vietnam,人材紹介コンサルタント
入社1年目、前職は外国人技能実習生の支援を行う団体で就労サポート
常駐拠点:ベトナム・ホーチミン市
【日本とベトナムを比較】「働き方」の違い
〇ベトナムで働くのは、ここがよい!
・経済や社会のダイナミックな変化を感じられる
ベトナム経済の規模は、日本に比べるとまだ小さいこともあり、パンデミックやウクライナ危機、為替変動など、経済や社会情勢によって国内の景気が大きく左右されます。こうした経済や社会の変化を肌で感じることができるのは、ベトナムのような新興国で働くおもしろさのひとつだと思います。
・日本では出会うことのなかった人たちと知り合える
在住日本人のコミュニティが小さいことから、多種多様なバックグラウンドを持つ人や、異業種のスペシャリストと知り合いになりやすいという利点があります。
また、海外で働いている人の多くは自らの意思で海外に来ているため、日本から出たことがない人と比べるとチャレンジングな性格で、いろんなことに関心を持っているように感じます。こうした刺激的な人たちに囲まれて生活し、働くことが、自分の視野(選択肢)を大きく広げてくれていると感じています。
〇ベトナムで働くのは、ここが難しい!
・外国人ならではのパフォーマンスをシビアに求められる
外国人として海外で働く上では、外国人としての自分ならではのパフォーマンスをしっかり発揮することが求められます。それができなければ、「このポスト、必ずしも外国人でなくてもよいのでは?」となり、最悪の場合、雇用契約が打ち切りになる可能性さえあるシビアな環境だと思います。逆を言えば、自分に求められていることが明確なため、どこに集中して成果を出せば評価されるのかが分かりやすいとも言えますが、日本で働いていた時よりも、パフォーマンスを出すことへのシビアさを感じる日々です。
【日本とベトナムを比較】「生活」の違い
〇ベトナムでの暮らしは、ここがよい!
・国際色豊か
ホーチミン市内には外資系企業や政府機関が集まっていることから、欧米やアジアをはじめとした多種多様な国の人々が暮らしています。そのため世界各国のレストランや、街の雰囲気を味わうことができるのが楽しみのひとつになっています。
〇ベトナムでの暮らしは、ここがいまいち!
・衛生状態が気になって食事を楽しめないことも
一部の飲食店で、従業員の身だしなみや食品の保存状態があまり良くないのを見かけることがあります。日本のようになんでも完璧にキレイにする必要はないですが、もうちょっと衛生に対する意識が高まると、ベトナム料理を思う存分、楽しめるのかなと思います。
ベトナムで働くのが向いているのは、どんな人?
・もやもやしている人
「何をしたらいいのかわからない」「自分に何が成し遂げられるのかわからない」など、道が定まっていない人こそ、選択肢を増やすために海外で働いてみるのがいいと思います。さまざまな国、業界の人と関わることで、日本にいたら知り得ない情報や体験ができ、視野がどんどん広がっていくのを感じられるはずです。
最後に一言!
・「海外で働く」は、選択肢の1つになる
海外で働くというとハードルが高いと思ってしまうかもしれませんが、そんなことはありません。これから、ますますボーダレスな働き方が当たり前になる中で、今のうちからグローバルな環境に身を置くことは、必ず、今後のキャリアにプラスになります。海外で働くことを特別なことと捉えず、ぜひ、選択肢のひとつとして考えてみてください。