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インターン生インタビュー!「私はムスリムが好き!!」多様性の環境下、インドネシアでインターンする意義とは!?

ICONIC CO., LTD. に入る前

 海外に興味をもつようになったのは、高校生のときに学んだ世界史がきっかけでした。歴史上の建築物、特にイスラム建築の美しさに心奪われ、受験勉強中も、各国のモスクの写真や地図を眺めては、将来どういうルートで観光しようかと1人嬉々と妄想していました笑。今思えば、変な高校生ですね・・。受験を終えて今通っている女子大に入学すると、周囲の友人や先輩方は自分の興味のある分野に全身全霊で打ち込んでいて、充実感でキラキラ輝いているように見えました。その時、”私も好きなことを思い切りやって良いんだ!”と安堵したのをよく憶えています。それからは、アルバイト代を貯めては長期休暇を利用して各地に1人貧乏旅行をし、世界遺産を巡り回りました。中でも、大学一年生の夏に訪れたトルコが大きな分岐点になったと思います。長年恋焦がれていたモスクを肉眼で見たときは、その美しさに涙が止まりませんでした。そして、モスク内部で所狭しとお祈りするムスリムの張り詰めた空気と篤い信仰心に、衝撃を受けました。調べていたのは建築物だけでムスリムに関しては無知だった自分が恐ろしくもなりました。2050年には世界人口の3人に1人はムスリムである世界になると言われており、国際社会においても、彼らへの理解と配慮は絶対に必要不可欠です。にも関らず、『日本で生活しているとムスリム社会はまだまだ遠い存在で、あまりに知識がない!』と危機感を覚えたんですね。誤解が絶えない彼らに対して、「もっとムスリムについて知りたい!知らなきゃだめだ!」そう思い、“ムスリムがマジョリティである国”で暮らす方法を模索し始めたのが、ICONICでインターンをすることになったきっかけです。私にとっては、ムスリム人口世界一のインドネシアに身を置くということそのものが非常に大きな意味をもっていました。そんな中WantedlyでICONICに出会いました。

現在

 現在は、インドネシアに進出している日系企業への営業をしています。電話をかけてアポイントを取り、企業を訪問して営業をし、紹介した人材と企業との面接の設定、給与交渉、入社までの手続き等、人材を採用して頂くために必要なお客様とのやりとりは全て担います。お客様は“日系企業らしい”きめ細やかなサービスを期待して下さっています。お客様との窓口となる自分の対応が、ICONICの評判に直接反映されるということを肝に銘じ、業務に励んでいます。  また、仕事においては“目標に対して妥協しない”ということを常に意識しています。滅多にない機会を頂いてインドネシアに来ているのだから、100%自分の力を出し切ることに貪欲でありたいと思っています。  インドネシアでの生活やインドネシア人の価値観や文化についても、渡航当初はとまどいや驚きの連続でした。ジャカルタは治安が悪いと言われているので、自分の身を守るための危機管理や情報収集も日々欠かしません。一人暮らしということもあり、日本で実家暮らしをしていた時よりも遥かに逞しくなったかなと自負しています。言葉に関しては、街中では英語が通じないことも多いため、インドネシア語も独学で勉強しています。休日はモスクを見に行ったり図書館でイスラム関係の文献を漁ったりと、自分の楽しみもしっかり両立させています。

ICONIC CO., LTD. について

 私はICONIC Indonesiaのインターン生第一号として働き始めました。そのため当初は何もかもが手探りで、何が分からないのかすら分からないという悲惨な状態でした。  数ヶ月働いて感じるのは、“やろうと思ったら何でも出来る”環境だということです。インターン生だからといってお客さん扱いはしてもらえません。ひとつの戦力として対等に扱われ、確実な成果を求められます。厳しいと感じる場面もありますが、その分、学生という立場を超えて様々な仕事に関れるのが、魅力のひとつではないでしょうか。また、小規模体制だからこそ、自分の努力が組織の売上や発展に直接貢献できているのが目に見えるのも、嬉しいですね。  それから、社員の大半がインドネシア人ということで、社内だけでもインドネシアの多様性が凝縮されているのが面白いですね。社員の中には、ムスリムのほかにも仏教やカトリック等様々な宗教の人がいますし、出身地によっても、言葉や信条、文化が異なります。多種多様な人々が空間を同じくして働いていて、お互いの価値観を押し付けることなく尊重し合っています。生まれた時から様々な文化に触れてきたインドネシア人は、人と違うということを自然に受け入れる土壌が出来ているようです。これには和を重んじる日本人も見習わなければ、と思わされます。多様性故、ちょっとした言動が誤解を生むこともあるので、発言や伝達方法には特に注意を払うようにしています。ICONIC Indonesiaは異文化を学ぶ絶好の場所でもありますね。

今後どういうことをしていきたいか

 私がインドネシアに来たのは、“ムスリムが多いから”という何ともトリッキーな動機で、渡来当初は人材業界や営業について何も知りませんでした。むしろ、話下手な私は営業なんて向いていないのでは?と思っていたほどです。でも、営業の仕事も、一度やってみたら楽しくて楽しくて。保守的だった私ですが、食わず嫌いせずにとりあえず必死でやってみれば、新しい道が拓けることもあるんだと身を以って感じています。この数ヶ月で、新しい何かに挑戦することへの抵抗感がなくなりました。見切り発車だったかもしれないけど、来てよかった、と心から思っています。正しい選択だったと自信を持って言えます。  インターンが終わったら、大学へ戻って、またしばらくはイスラムの勉強を楽しむと思います。どんな業界に就職しようかはまだ絞っていません。視野を狭める前に、試せるものは試してみるつもりでいます。  もし、ICONICでインターンをするか迷っている人がこれを読んでいたら、まずは是非一歩踏み出してみてほしいと思います。その仕事が自分に向いているか向いていないかなんて本気でやってみるまで判断するべきではないし、仮に後々自分には合っていなかったと気がついたとしても、それが分かっただけで大きな成長です。よく言いますよね、「自分は味噌ラーメンが一番好きだ!」と言っていいのは、全てのラーメンの味を試したことがある人だけだって。でも、そのラーメンを胃もたれせずに食べ比べできるのは、若いうちだけです。タイムリミットを意識して、やりたいことは出来るうちにやっちゃいましょう!

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