IBJで働く人シリーズ第26弾。IBJメンバーズ(結婚相談所)で「結婚カップル」を生み出すカウンセラーをご紹介します。銀座店 婚活カウンセラーの前田さんです!
プロフィール
▼東京都出身 桜美林大学卒業
▼不動産の営業や制作等を経験後、2016年「婚活カウンセラー」としてIBJ中途入社
▼趣味は韓国ドラマ鑑賞、動物園のパンダで癒されること🐼
インタビュー
“個”に向き合う難しさ
(広報)よろしくお願いします。前田さんは婚活カウンセラーとして、どういったお仕事をされていますか?
(前田)直営結婚相談所のIBJメンバーズにて、会員様が1日でも早く素敵なお相手様と出会えるように、お悩みを共に解決し、会員様同士をご紹介したりと、ご成婚に向けたサポートを主に行っています。
(広報)ご成婚に向けたサポートというと、具体的にはどういったお仕事ですか?
(前田)「いつまでに成婚したいか」という目標を決めることから始まり、会員様が抱えるお悩みや課題を引き出し、解決するためにはどうしたらよいかを一緒に考え、成婚まで伴走しています。その他にも、お見合いの申込みや申受け、日程調整や、土日はカウンセリング面談で1日があっという間に過ぎてしまいます。
(広報)会員様からいただくご相談として、例えばどういった内容がありますか?
(前田)お見合いから交際につながらない理由だったり、いつ頃プロポーズをするのが良いか、成婚までに結婚のイメージをどの程度話し合っておくべきか、など、各ステップ(お見合い、交際、プロポーズ等)によって様々なご相談をいただきます。場合によって、お相手側のカウンセラーに、お相手のお気持ちや温度感を確認しながら進めることも。おふたりのタイミングがずれてしまうと、上手くいかないケースもありますので...。
(広報)カウンセラー側も柔軟な対応が求められますね。
(前田)そうですね。こちらが介入しすぎるより自然体の方が上手くいく方もいれば、これまでの考え方を変えないと、良い結果に繋がらない方もいますので、会員様によって進め方は変わってきます。
(広報)“個”に向き合うことで信頼関係が築かれるのですね。前田さんがカウンセラーとして大切にしていることはありますか?
(前田)楽しく仕事が出来るように心掛けています。銀座店はアットホームな雰囲気で、会員様の活動で悩んだり、仕事で困ったことがあっても、解決策を一緒に考えたり、成功事例を共有しあったり。カウンセラーの大変さを皆が分かっているからこそ、楽しく仕事ができるような環境作りや工夫をしています。
(広報)協力し合える仲間がいるのは心強いですね!
(前田)そうですね!協力してご成婚につながったことは何度もあります。記憶に新しいのは、最終学歴が義務教育の男性を担当した時です。とても優しい男性だったのですが、学歴の面で検索から除外されてしまいお見合いがなかなか組めず...。ただ、とても素敵な男性でしたのでお会いしたら絶対に上手くいく自信があり、店舗内でお見合いを組んでいただけそうな女性を探していただきお見合いを組むことができたんです。お相手のために”してあげたい”という気持ちが強い男性で、フレンチレストランで「これからの人生あなたに捧げます」というメッセージプレートと、とても大きなダイヤモンドの指輪と共にプロポーズされ、そのまま無事にご成婚されました。
(広報)羨ましいプロポーズです!カウンセラーの連携があったからこそのご成婚ですね!
コロナ禍、パートナーの重要性に気づく
(広報)IBJメンバーズは成婚メソッドの習得に力を入れていますが、日々のロープレが仕事に活かされていると感じますか?
(前田)とても活かされていると思います。会員様の言葉に常に耳を傾け、”話を聞く”ことを意識するようになりました。聞くと言っても表面的なことではなく、本音を引き出すことで本質的な課題が見つかります。そのためには信頼関係を築くことが大事だと思っています。
(前田)聞くことができずにアドバイスが先行すると、表面的なアドバイスになったり、”カウンセラーが何とかしてくれる”と思ってしまい、結果として成婚が遠のいてしまうんですよね…。自身で考え課題に気づくことで”自分ごと”になるので、考えることが難しく感じられる会員様には2択で質問したり、「他の会員様はこういうことで悩んでいますが、同じようなお悩みですか?」と事例を出してみたり、こちらの意見の押し付けにならないよう、聞き方を工夫しています。
(広報)自己分析が大事なんですね。コロナ禍において、変化を感じることはありますか?
(前田)新型コロナウイルス発生前と比較して、若い方の入会が増えました。「自粛で出会いが無くなった」という方や、社会的不安により、パートナーがいることの重要性を感じている方が増えているように感じます。
(広報)コロナ禍で結婚相談所のニーズが高まっているんですね。
(前田)そうですね。GWや年末年始に帰省出来ない今だからこそ、婚活にちゃんと時間を使いたいという方も増えたように感じます。
友人の仲介にもどかしさを感じて…
(広報)前田さんは中途入社ですが、前職はどういったお仕事をされていましたか?
(前田)不動産の営業や、セミナーを行っている建築関係の会社でチラシやポスターの制作などに携わっていました。
(広報)カウンセラーとはまったく違うお仕事ですよね。IBJに入社されたきっかけはあるんですか?
(前田)私の周りで婚活している友人同士を紹介していたことがきっかけでした。ただ、紹介するにも限界があり、もどかしさを感じていた時に、カウンセラーの仕事に興味を持ったんです。不動産の営業時代は、お客様の理想の家を見つけ喜んでくれることが私のやりがいだったので、人の喜ぶ姿が見れる仕事が私には合ってるなと思ったことがきっかけです。
(広報)実際にIBJでカウンセラーとして働いてみていかがですか?
(前田)大変なことも多々ありますが、今までの仕事の充実感とは比べ物にならないくらい私にとってやりがいがある仕事だと思っています。「今まで頑張ってきてよかった」と、会員様の幸せそうな姿を見ると、カウンセラーの仕事に就いてよかったと思うんです。
成婚後、新たな命の誕生を知る
(前田)ありがたいことに、成婚退会された後も、定期的に連絡をくださる会員様もいらっしゃいます。人柄も外見もよくとても人気のある男性がご入会され、男性会員様からの一目ぼれで、出会って1ヵ月ほどでご成婚された方で。
(広報)1ヵ月ですか!?
(前田)早さにも驚きましたが、その後の成婚面談に、初めてお会いするお相手の女性も来てくださりお手紙をいただいて。成婚後も、結婚式の写真や、妊娠のご報告、お子さまが生まれましたとのご連絡をいただき「去年まで1人だったのに、今は3人というのが信じられないです」というお言葉がすごく印象に残っています。
(広報)成婚をきっかけに新たな命の誕生につながっているんですね。とてもやりがいのあるお仕事ですが、カウンセラーに向いている人の特徴ってありますか?
(前田)人の話が最後まで聞ける方だと思います。これが簡単なようで難しくて。私は今まで様々な仕事をしてきましたが、その中でも婚活カウンセラーは非常にやりがいがある仕事だと感じているので、”人のために何かをしてあげたい”という気持ちのある方と、幸せづくりのお手伝いを一緒にできるとうれしいです!