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漫画家を目指した経験を活かしてWEBデザイナーへジョブチェンジ。#僕のテンショク物語

IBJ働く人シリーズ第24弾。加盟店本部のWEBデザイナーとして活躍する鈴木譲介さんをご紹介します!


プロフィール

▼千葉県出身 明治大学 文学部卒 37歳

▼漫画家を目指して自身で漫画を制作、某雑誌のアシスタントも経験

▼広告会社でパンフレットやポスター等グラフィックデザインを学ぶ

▼2013年IBJ入社、未経験からWEBデザイナーとして活躍中


インタビュー

IBJの想いが伝わる「20周年ロゴ」を制作

広報:よろしくお願いいたします!譲さんはWEBデザイナーとして、加盟店本部でどのようなお仕事をされているんですか?

譲介:日本結婚相談所連盟のサイトデザインを担当しています。加盟店本部では開発部門がコーディングも担当してくれているので、私は1日中ひたすらデザインを作っています。

広報:根気と集中力が必要そうですね...!具体的にはどのような案件を担当されているのですか?

譲介:連盟サイトには、結婚相談所を探しているお客様や、結婚相談所を開業したい方が訪れるので、どのようなデザインにしたらユーザーが使いやすくなるのかを考えています。メインビジュアルを時期に合わせてデザインしたり、連盟や開業ページのカスタマイズ、PPC広告用のバナー作成、開業営業資料のデザインなど。構成イメージはディレクターが示してくれるので、基本は構成に沿って作業していくのですが、デザインをしていく中で「こうしたほうが良いのではないか」ということが出てきたらアレンジしたり。ディレクターからお任せします、と言われることもあります。

広報:指示通りに作れば良いというわけではないんですね。連盟サイトのリニューアルで、結婚相談所が探しやすくなりましたよね。

譲介:そうですね。昔は、連盟組織について説明するようなサイトだったのですが、少し前に「結婚相談所を探せるサイトにしよう」とリニューアルを行いました。仕様を変えることで、加盟店への流入増加を狙っています。

広報:そうなのですね!譲さんがデザインを作る時、何からアイディアやひらめきを得ているんですか?

譲介:色んなサイトを見て知識や情報をインプットするようにしています。連盟サイトのリニューアル時は、不動産やグルメ情報等のキュレーションサイトを参考にしたり。同じようなデザインに固執したくはないので色んなデザインに触れるようにしていますが、息詰まることはしょっちゅうです。

広報:努力されているんですね。20周年のロゴやノベルティも譲さんがデザインされましたよね。IBJの想いが伝わるロゴに仕上げていただいましたが、どのような想いで作られたのですか?

譲介:IBJの事業を広く皆さんに知っていただけたらと思い、ブランドステートメントである「人と人をつなぐのは、人だと思う。」をロゴで上手く表現できないかと考えて作りました。人という漢字を繋げて円状に配置をしてみるとアニバーサリーっぽく見えなくもないなと。赤と黄で人のカラーを変えたのは、赤がIBJ(仲人)のイメージとなり、人と人をつなぐ役割を担っているということを表現したかった。

広報:IBJのイメージがそのまま反映されていて、すごく素敵なデザインだと思いました。


未経験でグラフィックデザイン→WEB領域へ

広報:譲さんは入社されてからずっとWEBデザイナーとして活躍されていますよね。前職からずっとデザインの仕事に携わっていたのですか?

譲介:前の会社では、パンフレットやポスターなどのグラフィックデザインに携わっていたので、WEBデザインはIBJが初めてです。WEBと紙のデザインは違いますし、コーディングも初めてだったので、未経験として入社し最初は苦労しました。先輩に教わりながら必死になって勉強しましたね。今思うとその時は純粋に楽しくて。大型婚活パーティーのランディングページ(LP)やバナーのデザインを担当していたのですが、コンセプトによって毎回デザインイメージが違うので、サイトと比べるとLPの方が自由にデザインができて楽しかった。ハロウィン婚活や肝試しイベント、水族館コンや球コンなど作りました。

イベント告知のページなので、集客状況をイベントスタッフから教えてもらったり、カップリングや成婚の報告を聞くとモチベーションにもなりました。なにより、自分の作ったデザインを見て喜んでもらえることが一番嬉しかったです。成果も分かりやすかったので達成感もあり、WEBデザイナーとしてやっていけそう、という自信にもなった気がします。

広報:イベント毎に全くデザインが違いますね。見ているだけで楽しそう!

譲介:ありがとうございます(笑)そのあとは合コンサービスRushを担当し、初めて大きなサイト改修に携わりました。ターゲットを絞り、サイトのイメージやロゴも刷新。日本合コン協会とタッグを組んでイベントを開催したり、プロフィールの写真機能をつけたり。より複雑なコーディングもがっつり触らせていただくことができたので、ここでの学びは多く、デザイナーとして経験を積むことができました。

広報:サイト全体となると、周りへの影響を気にしながら書いていかないといけないですもんね。

譲介:そうなんですよ。その後はサイト企画室でフレキシブルに色んなサイトを担当していました。その後、加盟店本部に移動し3年ほど経ちます。最初は結婚相談所や仲人さんの雰囲気を知るために何回か定例会にも参加させてもらい、結婚相談所について勉強をしました。

広報:加盟店本部のチームの雰囲気はいかがですか?

譲介:部全体だと賑やかですが、制作チームは程よい距離感を保ちながら適度にコミュニケーションをしているような感じです。デザイナーはその雰囲気を好む人も多いと思いますが、私もそれが心地よくて。すごく良い環境だと思います。


大学卒業後、「漫画家」を目指す日々

広報:大学では何を専攻されていたんですか?

譲介:文学部でした。もともとイラストを描くことが好きで、漫画を描きたいという気持ちがあったので就職はしなかったんです(笑)小さい頃からドラゴンボールやるろうに剣心など、好きな漫画家の絵を真似して書いたりして。高校生の時から自分で漫画を描くようになりました。

広報:多才ですね!

譲介:いえ、ストーリーはめちゃくちゃ(笑)最初メインキャラクターとしていた人が、後半全く出てこなくなったり(笑)大学の時に、本格的にGペンを使って4コマ漫画を描き始めて。少年ガンガンに『ドラクエ4コマ』が掲載されていたんですが、毎月描いて送っていました。優秀作になると紙面に載るんですが、佳作というあと一歩というところまでが限界で。でもそこから面白くなってしまい、本格的に漫画を描こうと決意し、就職せずに頑張ってみることにしたんです。

広報:譲さんの中での一大決心ですね...!

譲介:そうですね(笑)大学を卒業してからはひたすら漫画を描いて一通り出版社に持っていっていました。持ち込みと言って、担当編集の方がその場で描いた漫画を読んでくれるのですが、ジャンプに持って行ったときは瞬殺で「全然だめですね」と言われたのをよく覚えています(笑)

広報:ジャンプくらい人気だと、持ち込みに来る人も圧倒的に多そうですね。絵を描くのも大変だと思いますが、ストーリーを考えるのも大変じゃないですか?

譲介:物語の辻褄を合わせるのが大変でした。持ち込みに持っていく中で「アシスタント空いてるけどやってみない?」と声を掛けていただき、某雑誌の先生のアシスタントをやることになりました。5人くらいアシスタントがいて、私は下っ端なのでスクリーントーンをひたすら貼ったり効果線を引いたり。

広報:でもスクリーントーンって仕上げの段階じゃないですか。ミスしたらまた一から描き直しになってしまうので重要な役割ですよね。

譲介:当時はアナログだったので、ミスしたときは謝って描きなおしてもらうしかないのでかなり気まずかったです...。1日17時間労働、泊まり込みで働いていましたが、好きなことをやっているからすごく楽しくて。没頭してしまい、時間もあっという間でした。こうしてアシスタントを2年続けた中で、自分の画力の限界を知ったんです。先輩達は、電話で話しながらラフに書いたシーンがめちゃくちゃ上手かったり描くスピードも異次元。でも私の場合は、人物を描く時にその構図を見ないと書けない。

ストーリーにしても、先生は知識量が凄まじくて。ファンタジーを描くにも、時代背景をきちんと決めないといけなかったりするので頭も良い。当時はあまりインターネットも普及していなかったから余計情報を集めるのに苦労して。漫画家になると月1本仕上げないといけないし、作れる自信がなかったんです。

広報:漫画家になるのって相当大変なんですね…。よく「下積み〇年」という話を聞きますし...。譲さんの絵、可愛いです!

譲介:昔はドラゴンボールみたいな絵を描いていたんですが、気づいたら可愛い絵になっていました(笑)絵を描くのも好きだし手に職もつけたいなと考え、チラシやポスターのデザインをやってみようと、未経験OKの前の会社に入社した流れです。

広報:漫画家を目指していた経験がデザインにも活かされることになったんですね。

譲介:そうですね。紙だけでなくデザインできる範囲を広げたいと思い、IBJにWEBデザイナーとしてご縁があり入社しました。

「正解がない」からこそおもしろい

広報:デザイナーの難しさを感じる瞬間はどんな時ですか?

譲介:正解がないところですね。イメージが出来てしまえばあとは作業をするだけですが、イメージを固めるまでが大変。デスクで息詰まった時は、よく社内を歩きまわっています。場所変えたほうが良いアイデアが浮かぶ気がしていて。だからこそ、満足のいくものが出来たときは嬉しいですし、やりがいになっていると思います。

広報:確かにリラックスしたほうが頭が柔らかくなりますよね。デザイナーとしての信念やモットーはありますか?

譲介:モットーというか、楽しみながら働けることが一番かなと思います。楽しみながら仕事をしているといつの間にか没頭していて。その時その時の自己満足をいかに満たせるかが大事なので、自分が楽しいと思うことをコツコツ続けていけば、自然と結果もついてくると思っています。

広報:今もすごく楽しそうで、デザインが好きなんだな~と伝わってきます!専門的な仕事になるので、各々プライドもありますよね。

譲介:確かにそれぞれプライドはありますね。ただ、自分の意思を貫く時は貫いてもいいけど、違うと思った時は柔軟に切り替えられる人が良いと思います。ほどよく力が抜けている人とか。その方がいいアイディアが浮かんでくる気がするので。

広報:そうですね。デザインの流行も年々変化しているし、フレキシブルな考え方のほうが素敵なデザインを作れそう。

譲介:そうですね。特にWEBは変化も早く、置いていかれるとやっていけないと思います。勉強し続けなければいけないことは大変ですが、それもまた楽しい。

広報:天職ですね!平日はデザインの仕事に没頭して、お休みの日はどのように過ごしているんですか?

譲介:向いているほうだとは思います。休日は銭湯行ったり、マッサージ行ったり、まったり過ごすのが好きで。ご飯とお酒も好きなので、美味しいごはんを調べて食べに行ったり、妻と家で飲んだりして過ごしています。

広報:平日と休日のメリハリがあるから、仕事にも全力で取り組めているんですね。譲さん、ありがとうございました!

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