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事業責任者メッセージ(豊崎悟)

いつの間にか言えなくなっていた「サッカー選手」の夢

私が小学校卒業時、卒業文集に書いた「20年後の夢」。それは「月収が安定したサラリーマン」でした。当時の日本はバブルがはじけ、多くの企業が倒産。誰かが謝り、それを批判する…そんなニュースをテレビで見ていた12歳の私にとっては、とても現実的な「夢」だったと思います。

一方で、サッカーが好きだった私は「サッカー選手」になりたいとも思っていました。しかし、それが「書けなかった」し、何歳からか「言えなく」なっていました。友達や大人に馬鹿にされるのが、嫌だったのかもしれません。両親は、私の夢を馬鹿にしたことは一度もありませんでしたが、それでも書けませんでした。

「仲間」がいるから「想い」が言える

そんな弱い私ですが、現在は茨城いすゞ自動車のビジョンを「地域を代表する会社」と発言するようになりました。過去の自分を振り返ると、人は変われるのだなと思います。ただそれは、私に前向きな言葉をかけてくれる、可能性を信じてくれる「家族」や「仲間」のおかげです。心から感謝しています。

「想い」や「仲間」の大切さを実感する一方で、多くの人が、やりたいことや成し遂げたい「想い」が無い、またはあったとしても言えていないことも多くあるのではないかと感じています。

私は、そんな世の中に風穴を開けていきたい。
「想い」が言える。そのために一緒に手段を考え、行動する。そうすれば「必ずできる!」とは言いません。そんな世の中は甘くないことも現実としてあると思います。けれど、行動しなければ、できない。でも行動するには勇気が必要で。それには応援してくれる、支えてくれる、一緒に動いてくれる「仲間」が必要だと思っています。

これからの「地方」について

地球温暖化やcovid-19という新たなウイルスが世界を賑わせている中、日本は超少子高齢化という、世界最先端の課題を抱えています。そして日本の中でもわたしたちのいる「地方」。「地方は衰退している」、そんなニュースが日々メディアで流れています。では、私たちやその子どもたちはどんな未来を見られるのか。

私は、事実は受け止め、その中で何が必要か考えて行動していきたいと思っています。何もしないで沈んでいくなら、もがきながらでも浮上できる可能性を目指したい。志のある、共感してくれる「仲間」と一緒に地域から、地方から日本と世界をよくしていきたい。

「できない」という呪いをかけるな。

「『できない』という呪いを、自分にも他人にもかけるな」と、ある時に話をしました。

「サッカー選手なんてなれるわけない」
「どうせ自分には無理だ」

そんな言葉を自分にも他人にもかけないでほしい。その積み重ねによって「想い」を言えなくなったり、行動することが怖くなったりします。

だからこそ、認め、応援し、一緒に動いてくれる「仲間」の存在が必要です。私も自分たちの仲間を信頼し、謙虚に大胆に行動していき、一つずつ「できる」を増やしていきます。法人にも個人にも、そして社会にも。

誠実に、やっていきます。

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