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CEOのつぶやき(2)「あえて成功体験を捨てた」少数精鋭で大企業のDXを実現するアイスリーデザインの秘密に迫る

2006年に創業したi3DESIGN(以下、アイスリーデザイン)は、クライアントのデジタルシフトを支援し、デザイン思考でサービスを創造している企業です。

今回も会社の顔である、CEOの芝陽一郎さんにお話を伺います。

前編では芝さんの半生を通し「アイスリーデザインとは一体、どんな会社なのか?」に迫りました。後編となるこの記事では、アイスリーデザインの2010年以降の歴史と、現在の姿、そして未来に向かって進めている準備、今求めている人材像についてお聞きします。

芝陽一郎(しばよういちろう):CEO。早稲田大学大学院卒業後、野村総合研究所に就職。その後、ソフトバンクグループで当時最年少役員となり、2011年以降は株式会社アイスリーデザインを経営。趣味はサーフィン。

スマートフォンの時代に合致。自社プロダクトが大ヒット


––そもそもアイスリーデザインは何を目的とした会社として立ち上げられたのでしょうか?

当初はグローバルSEOを売ろうとしていたんですけど、営業をしているうちに「SEOは必要ないけど、サイトをスマホ対応させたい」という需要があることが分かったんです。はじめは「そんなの変換サービスを使えばいいじゃん」と思ってたんですけど、調べてみるとそういったものがなかったんですよ。

––そうだったんですか?

「変換サービスあります」と言ってる会社もよくよく調べてみると、やってるふりして実際はできていないものばかりだったんです。そして「でも、海外にはあるでしょ」と海外を探してみると、海外にもない。

––おお!

「それなら作ろう」となりました。そこで思い切ってスマホに掛けたのは正直ラッキーでしたね。上手く世間の需要と合致して、リリースを出した途端に大手企業から多数の引き合いをいただき、初年度で1億近く売れました。当時は半年単位で事務所がスタッフであふれて移転というのを繰り返していました。

––まさに大ヒットしたわけですね。

最初の3~4年は本当に売れていましたね。競合が入ってきてもうちのプロダクトが一歩抜きん出ていたので、選んでもらえました。ただ、徐々に価格競争が出てきて、そのうち2015年くらいになると、PCよりもスマホからのサイト閲覧が多数派を占めるようになって「そもそもスマホサイトを優先して作ろう」という風潮になったことで変換ニーズが減り、ピークアウト。「次の柱を作らないといけない」というフェーズに入りました。

––さすがにネットの世界はサイクルが早いですね。

ただ、そこで舵を切ったことで、現在のアイスリーデザインへとつながる道ができました。

成功体験を捨て、新たなアイスリーデザインをスタート

––大ヒットしたサイトのスマホ変換プログラムですが、その次にアイスリーデザインはどこへ向かったのでしょうか?

「自社プロダクトによる成功体験を捨て、受託をメインにすることでリセットしよう」と考えました。

––それはなぜですか?

幸いにも最初にリリースしたプロダクトが大ヒットしたわけですが、それによって「時代を超えて使われるプロダクトは難しい」ということも分かったんです。何より成功体験に引きずられてしまい、その後に続けることが困難だということも身を以てわかりました。

––なるほど。

それに自社プロダクトを作っていたおかげで、社内にはデザイナーもエンジニアもディレクターもいて、上流工程から開発~運用までを受託できる体制ができていたんですよ。さらに、当時は「デザインはデザイン会社。プログラムは開発会社」といった分業の会社ばかりで、トータルとしてのバリューチェーンができている企業があまりなかったこともあって、大手クライアント直での仕事を請け負うことができました。

––ワンストップですべてを請け負えるというのは強みですよね。

「(アイスリーデザインの規模の会社組織で)よく大企業から直で案件を取れますね」と言われるんですけど、もともとそういう仕事しか受けていなかったからなんですよね。最初から“下請け”としてやっていたら、ここには来れなかったと思います。それに、またしても時代の流れが味方しました。当初、アイスリーデザインという社名を名乗ると、紙媒体のデザインをやっている会社だと思われていたんですけど、そのうちUIやUXなど“デザイン”という言葉が広義に捉えられるようになり、やっと本質が伝わるようになったと思っています。

ブランドを強化し、グローバルに展開するための新スタッフ募集

––そんなアイスリーデザインですが、現在さらに規模を拡大し、人員も募集中だとか。

そうです。渋谷にある現在のオフィスを隣のビルにも拡張し、会議室や来客用スペースを増床します。さらにはオープンカフェ感覚で使える執務スペースも用意して、より働きやすい環境を作りました。それに現在ウクライナとベトナムにある海外拠点をさらに増やし、広くグローバルに展開できるようリソースを確保しようと思っています。

––アイスリーデザインに入社すれば、どのような仕事に携わることができるのでしょうか?

クライアントのサービス開発に上流から携われるというのが大きな特徴だと思います。これは上流から開発~運用までを請け負うアイスリーデザインならではないでしょうか。そのため、5Gやブロックチェーンなど、新しい技術を使ってのサービス開発に携われるというのも、またひとつの特徴になると思います。

––現在働いているアイスリーデザイン社員の特徴を教えてください。

デザイナー、エンジニア、PMと、サービス企画~開発~運用に必要な幅広い職種のスタッフが働いています。若手はスキルアップを目指している人が多い印象ですね。アイスリーデザインでは大手の仕事のやり方も学べるし、“クライアントから言われたことをやる”のではなく、クライアントのビジネスをどうすれば成功できるかを自発的に考えることも学べると思います。逆に言えば、言われたことだけをやりたい人には向いていないかもしれませんが、これまで制作会社で働いていたけど大手との仕事がしたいという人や、競争力のある会社で仕事がしたいという人にはとても良い会社ではないかと思います。

––社長として言いにくいかもしれませんが、アイスリーデザインでの働き方の特徴は?

意外とホワイトです(笑)

––おおっ(笑)

夜な夜な働いているメンバーは限りなく少ないです。仕事の領域が広いから「大変そう」と思われるけど、そうではありません。あとは、評価制度をきっちり組み立てていて、半年スパンで本人が挑戦したいことなどを見直しているので、本人の指向性に合わせやすい組織になっていると思います。実際、テスターをやっていた子がデザイナーに転向した例もありますし、そこは社内でいろんなポジションがあることの大きなメリットではないでしょうか。

––ありがとうございます。最後に、芝さんが社員に求める人物像を教えてください。

絶賛拡大中なので業界経験者はもちろんウェルカムですが、経験が浅くてもやる気がある人や「自分でサービス作りたい」とか「独立したい」という根性がある人は大歓迎です。

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