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【中途採用】採用面接時の資料を少しお見せします

独自の戦略とポジショニングで成長を続ける星野リゾート。IT戦略でも「内製化」をかかげ、強いエンジニアチームの構築を進めるべく、事業に共感し一緒にアツくなれる仲間を募集しています。

しかし、エンジニアからすると「宿泊業界」はほとんど馴染みがない業界ではないでしょうか。
「転職する業界として魅力的なのか」「自分のエンジニアリングを活かす場はあるのか」

はたまた、独自の戦略をとる「星野リゾート」は、まさに未知の領域ではないでしょうか。
「会社の将来性は」「会社の戦略とは」「事業会社でエンジニアはどう働いているのか」

そういった疑問に、実際にカジュアル面談で使用しているスライドを交えながら、星野リゾートに関するキーワードをゆるりと解説していきます。皆様の転職活動にご活用を頂けたら幸いです!

まずは星野リゾートの概略を。

星野リゾートは、1914年軽井沢で創業し、4代目の星野佳路が代表に就任してから、長野県から県外へ進出しました。現在は、中国・ハワイなどの国外案件も手掛け、数年以内に北米進出を目論んでいます。ではなぜこのように拡大できたのか?次は星野リゾートが大切にしているキーワードを紐解きながら、価値観や戦略の話をしていこうと思います。


価値観「旅は魔法」

「旅行産業は平和維持産業」という考え方を私達は支持しています。自分自身が所属するコミュニティと旅先のコミュニティが平和でないと安全な旅行をすることはできません。また旅先での交流・出会いというのは、自分自身と現地の人たちに思いもしないポジティブな影響をもたらします。「ふと旅に出たら自分が打ち込むべきものが見つかった」「この国で出会った人たちの価値観が素敵で、そこに浸っていたい」「旅人からのアドバイスを取り入れたら、予想もしない方向に事業が成長した」。普段は交わることがないコミュニティの人たちが出会うことで 人間の化学反応 が起きる、私達はそれを「 旅は魔法 」という言葉で表現し、共有しあっています。


戦略「運営特化」

「観光・宿泊業界における運営特化戦略」と聞いても馴染みがないかと思います。簡単に言うと「得意な所(ホテルのオペレーション)だけ担当・集中して、それ以外は他と手を組もう」というのが運営特化戦略です。星野リゾートは「運営」を、ホテルの「所有」はそれぞれのオーナーが担っています。それと反対に位置するのが一社で全てを担う自前戦略です。みなさんの中ではホテルに対して後者のイメージを持たれているかもしれませんが、よくよく調べてみると有名なホテル・旅館も「所有」と「運営」が別れてることは結構あります。

そして運営特化戦略の強みは「所有をしなくても良い」ということです。ホテルの建設・所有には莫大な資産が必要となり、そのために毎回資金調達をしていてはグロースのスピードはかなり遅くなります。また老朽化していくと修繕費もかかってきます。そこで星野リゾートは所有するのではなく、運営に特化し、様々なオーナーと手を組むことで、少ない資金で昨今の事業拡大を実現しました。もちろん良いことばかりではなく、そもそもオーナーに選ばれる存在にならないと事業すら出来ないというリスクはあります。そのため日々の運営・オペレーションの中で、高い収益性とブランド力の維持に努めています。


組織の特徴「フラットな組織文化」

読んで字の如くですが、私達は「フラットな組織」ではなく「フラットな組織文化」を大切にしています。ほとんど同じじゃないか?!と思われるかもしれませんが、弊社も他の会社と同様に役職による階層が少なからず存在します(とはいっても3階層ぐらいですが)。よって組織図的には完璧なフラットではありません。しかし、私達が大切にしたいのは「階層を減らすこと」ではなく、「階層・役職に関係なくメンバーが意見を出し合い、新しい価値を作り続ける文化」です。肩書で意見の価値が変わるのではなく、「顧客へのベネフィットがあるか」で意見の価値が決まる、そういった健全な話し合いの土壌となる「フラットな組織文化」を重要視しています。

開発現場においても「フラットな組織文化」は息づいています。興味ある方はこちらのストーリーもご参照ください。↓↓↓

フラットな組織文化 x スクラム開発 = 強い内製化組織!? になるワケ | 株式会社星野リゾート・マネジメント
\ 星野リゾートは、ITの力で「旅は魔法」の世界観を実現するエンジニアを募集中です! / 巷で飛び交う「スクラム」「アジャイル」といったBuzzワード。しかしこれを導入するのは言葉のポップさと裏腹に、生みの苦しみを伴う一大事業。早くから「星野リゾートの開発体制はスクラムだ!」と標榜していた、 アジャイルホリックな弊社藤井 に「星野リゾートの組織文化」と「スクラム」の関係性を聞いてみた。 ...
https://www.wantedly.com/companies/hoshinoresort/post_articles/331799

組織が仲間に求めること「Mature(マチュア)な人材であること」

今度はよくわからないキーワードが出てきましたね。これを説明するためには前述の「フラットな組織文化」が関係してきます。フラットな場での話し合いは盛り上がることが多いですが、厳格なルールがないと、あまり建設的な議論にならないこともしばしばあります。「フラット ≠ テキトーにして良い」ではないのです。では厳格なルールを設定するのか。それも息苦しいですよね。そこで私達は「みんな大人なんだから、自分たちで自分を律しよう。そのかわり、より自由に価値を追求しよう」、そういったマインドを表現したのが「Matureな人材であること」です。

と、説明したのですがこれはあくまで私の説明です。実は「Matureな人材であること」は「Matureであるあなたの中で噛み砕いて考えてください」ということになっています。禅問答みたいですが、社会人として価値を追求していく仕事をしていく中で、チームメンバーと共創しながら働くにはどうしたら良いのか?それを考え、表現・実践していくこと、それが求められる姿勢になります。

次回は、情報システムグループ及びエンジニアチームについてお話したいと思います。皆様の転職活動が実り多いものになることを応援しています。では!

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