こんにちは。人事部の臼井です。
私の同期に、新卒２年目で早くも主任に昇進した人がいます。
彼女の名前は吉田葵。2024年4月に入社後、空き家問題を解決する事業・アキソル運営室に配属され、営業で圧倒的な成果を出し、入社２年目で主任に昇進。2025年度の社員表彰にて新人賞も獲得しています。

そんな吉田さんですが、その活躍の裏側には、きっとしんどかったことや挫折しかけたことなど、泥臭い努力があったはず。
そこを知れたら、仕事で結果を出すためのヒントが得られるかもしれないと私は考えました。

ということで吉田さんの裏側の感情を知るべく、私は意気揚々と吉田さんにインタビューを依頼しました。
しかし、吉田さんの口から語られたのは、私の予想とは全く異なるものでした。

【意気揚々とインタビュー実施。しかし…】

臼井：アキソルに配属が決まった時はどういう気持ちでしたか？

吉田：決まった時はもう本当にすごく楽しみで、ワクワクしていました。
そもそも私は新規事業など新しいことをゼロイチで始めるみたいなことをやりたかったので、アキソルに配属されたというのは私にとって幸運だったなと思っています。
1割くらいの不安はありました。人数規模も少ない中で入るとなると、数字にインパクトを与えることにはなると思うので、営業で結果を出さないといけないという責任は感じていました。

臼井：ワクワク9割、不安1割くらいだったんですね。働いててしんどかった時や折れかけた瞬間はありましたか？

吉田：1年目はそこまでなくて。「成果をちゃんと出さないと」という緊張感はずっとあるなと思いますが、仕事自体はすごく楽しいと思いますし、「これは大変だった」みたいなのはそこまでないです。
やっぱり忙しいし、「気付いたら遅くまで仕事してた…」とかありますけど、それは別にきつくはなくて、本当に楽しくやれてるなって思うので。あまりそこはないです。

臼井：ないんですか！？そんなに仕事を楽しめる理由は何なんですか…？

吉田：シンプルに働くことが向いてるのかなと思います。私はビジネスとかそういう類のものが小さい頃から好きだったので、そういうことに対してすごく意欲的なんだと思います。

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吉田さんの裏側にある「しんどさ」や「挫折」を聞き出すためにインタビューを実施したものの、掘っても掘ってもそういった負の感情が出てこず…。
想定外の反応に驚きを隠せなかったのですが、そこでふと気づいたことがありました。

いくら吉田さんがすごいとはいえ、四六時中楽しい100%でやっているはずはない。きっと見えないところで様々な苦労が絶対あったはず。
でも吉田さんは、そうした「しんどさ」とか「壁」とか、そういうものの捉え方が、私が思うそれとは違うのかもしれません。

そこで私は方針を変えて、「こんなに仕事に対して前向きなのはなぜなのか？」をさらに深掘りするため、追加でインタビューを実施することにしました。

【なぜ、生き生きと仕事ができるのか】

臼井：小さい頃からビジネスに興味があるって言ってたけど、そうなるきっかけはあったんですか？

吉田：政治とか経済の話を盛んにする家庭だったのと、投資家の父が株式投資などに興味を持つよう積極的に働きかけてくれたこともあって、金融やビジネスについて興味を持つようになりました。

臼井：へ～！例えばどんな話を？

吉田：各政党の施策や、世界経済の動向についてどう思う？という話をしてて。株に関しては、株価のチャートの見方を教えてくれたり、デモトレードなどを通してゲーム感覚でお金の仕組みを学ばせてくれたりしていました。

臼井：すごい家庭だなあ。それでビジネスに興味を持つようになったんですね。

臼井：今、仕事をしていて楽しいと感じる瞬間はいつですか？

吉田：努力の積み重ねが報われた！と感じられる瞬間ですね。そして、そういったコツコツとした努力によって生まれた成果の積み重ねを評価してもらえた時は、またさらに大きな喜びややりがいを感じられて、仕事そのものに対して楽しい！という感情が生まれます。

臼井：そういう努力の積み重ねが報われるまでの過程って、「しんどいな～」とか「大変だな～」とか思うこともあると思うんだけど、そういうのはあります？

吉田：思い返すと大変だと思ったことはもちろんあります。
仕事をしていれば色々なトラブルが出てくるし、継続して成果を出し続けることへのプレッシャーは常にあって、そういったことに対してストレスを感じる瞬間が以前まではありました。

でも、問題に直面した時に、「コントロールできる領域」と「コントロールできない領域」を切り分けて、
コントロールできる領域であれば改善策を考えてちゃんとそれを実行すればいいだけ。
コントロールできない領域は悩んでも仕方ない。
そういうスタンスで考えるようになって、そういうストレスは少なくなりました。これは社長や上司である安藤さんから教えていただいた考え方です。

臼井：確かに、私も安藤さんからよくその言葉をかけていただきますね。努力を積み重ねるその過程を頑張れるのはなぜ？

吉田：大前提、めちゃくちゃ頑張ってる！という自覚はなくて。根性で頑張っているというよりも、目の前のやるべきことを日々黙々とやっているという感じです。

しいて言えば、「将来こうなりたい」という具体的なイメージを固めることができているからかなと思います。明確なゴールをもつことができていれば、「自分が何を目指して頑張っているのか」というところに立ち返ることができて、その都度気持ちを奮い立たせることができますよね。

臼井：なるほど。私にはポジティブモンスターに見えてたけど、実は黙々と目の前の仕事に取り組んでいるんですね。
吉田さんは2年目で主任に昇進したけど、元々主任になることは目指していたんですか？

吉田：新規事業を引っ張る長になりたいという目標があって、そこに向けてまずは主任になりたいというのをファーストステップとして置いていました。

臼井：それは周りにも言ってました？

吉田：言ってましたね。「どうやったら主任になれると思いますか？」とか、「何が足りないと思いますか？」とか、部署関係なく色んな人に聞いて回って、それを参考にしていました。ホープはそういう目標に対して否定をせず応援してくれる人が多いので、目標を口にすることに対して抵抗感はなかったです。

臼井：すごい行動力！確かにホープは足の引っ張り合いとかがないし、応援してくれますよね。
吉田さんがそうやって自分らしく楽しく仕事できているのは、もしかしたらホープの環境がそうさせているのもあるかもしれないですね。

吉田：ホープは社歴関係なく、成果を出せば裁量を持たせてもらえるし、挑戦させてもらえるし、それを周囲も応援してくれます。
あと、評価制度がしっかりしていて、透明性があるので、出した成果に対してもちゃんと評価してもらえて、その分やりがいがあって面白いと思います。

臼井：なるほど。つまり、吉田さん自身の関心と仕事でのスタンス、そして会社の環境がいい感じにマッチして、吉田さんは生き生きと仕事ができてるんですね。
色々聞かせてくれてありがとうございました！

吉田：ありがとうございました！

【育ってきた環境、スタンス、そして後押しする環境】

「成功の裏には、必ず挫折や苦労があるはず！」
そこを暴いてやろうと吉田さんにインタビューをしましたが、
吉田さんからは「挫折」とか「しんどい」とか、マイナスの言葉が一切出てきませんでした。

それは、そうした負の感情を負の感情と捉えていないからでした。

吉田さん本来の「ビジネスや新規事業に興味がある」という関心と、
「自分を奮い立たせるような目標を持ちながら、日々やるべきことを黙々とやる」という仕事に対するスタンス、
そして、吉田さんの成長を後押しする会社の環境。

これらがマッチしているからこそ、吉田さんは生き生きと仕事をしているし、主任昇進や新人賞獲得 といった成果に繋がっているのだと思います。

そして、そんな挑戦を楽しむ人を後押しする文化が、この会社にはあります。
やりたいことを否定しない。頑張りを評価してくれる。成長機会がたくさんある。
この環境で、吉田さんは今後も伸び伸びと成長し続けるのだと思います。