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【社員インタビュー】趣味とキャリアを存分に生かせる環境で将棋の面白さを伝えるサービスを提供していきたい

こんにちは!

今回の社員インタビューは、2015年11月入社の岩元智春さんです。現在、Mind Sports Divでご活躍しています。今や登録者数600万人超えとなったサービス「将棋ウォーズ」の開発に携わった岩元さん。趣味とエンジニアスキルを活かした仕事のやりがいや、自身のキャリアについてたっぷりとお話を伺いました!

■生粋の将棋好き&将棋ウォーズユーザーが選んだ     趣味×キャリアを生かせる場所

ーー学生時代は、どんなことを学んでいたんですか。

高校時代から脳科学に興味があり、大学ではそれに関連した学問ができる心理学を専攻しました。認知心理学を学んでいたのですが、授業では統計を使う実験や、数学を使う機会が多く、文系に属する学問とはいえ理系寄りのことをやっていましたね。


ーーHEROZ入社前のキャリアを教えてください。

システムエンジニア志望で就職活動をしていました。研究のプログラミング経験を通じてプログラミングに面白みも感じていましたし、集中して何かを考えることが好きなので、システムエンジニア職は自分に向いているのではないかと思ったんですよね。そのため、大学卒業後はソフト開発会社に入社して、システムエンジニアとして受託開発業務を行なっていました。公共のインフラサービスや、工場の管理システムの開発、中小企業のWEBサイトの速度改善のための業務など、仕事は大小問わずマルチに対応し、エンジニアとしての基礎を身につけました。


ーーHEROZへの転職のきっかけは何だったのでしょうか。

前職では、BtoBのサービス業務がメインだったので、ユーザーさんの顔が見えない仕事が多かったんですね。もう少し、ユーザーさんに直接サービスを届けるような仕事がしたいという想いから、転職を決意しました。僕は元々、将棋ウォーズ(HEROZが提供している将棋ゲームアプリ)のユーザーで、入社前からHEROZのことは知っていたんですよ。学生時代には、奨励会に所属するくらいの将棋好きだったので。転職活動中、ちょうどHEROZがエンジニア職の採用募集を行っていたのですが、自分の趣味とエンジニアの能力の両方を生かせる環境であれば、自分の強みを発揮できるのではないかと思い、応募したんです。


ーー奨励会に所属していたとは、将棋が相当お好きなんですね。ちなみに、将棋以外にも趣味はありますか。

ももいろクローバーZ(以下、ももクロ)が好きで、ライブに行ったりしています。彼女たちの「ファンのために」という精神はサービス開発をする人間としてもとても勉強になりますし、私が尊敬している部分でもあります。


ーーHEROZも当時はまだ社歴の浅いベンチャー企業でしたが、そういった会社へ就職するにあたり不安などはありませんでしたか。

今まで見たことのない会社を訪れて、話を聞ける転職活動自体が楽しかったですし、HEROZについては、将棋ウォーズをはじめ、ユニークなアプリを提供していた点や、自由そうな社風が面白そうな会社だなという印象を持っていました。また、エンジニアのレベルも高そうだなと感じ、ベンチャーだから不安という感想は持ちませんでしたね。それに新卒採用の活動時は、就職氷河期でかなり辛い思いをしたので、それに比べたら…という感じでした(笑)。


■将棋の知識とユーザー目線を強みに将棋ウォーズの開発に参画

ーーHEROZ入社後は、どんなことをやってきたんですか。

私が応募したのが将棋ウォーズ業務のエンジニアの募集枠だったので、必然的に将棋ウォーズに関する業務をメインで行うことになりました。業務内容としては、サービス内の修正作業からスタートして、やりながら徐々にサービスの理解を深め、その後は海外ユーザー向けにサービスを英語対応にするための業務を主に行っていました。現在も将棋ウォーズの開発運営に携わっています。


ーー今や登録者数600万人以上のサービス「将棋ウォーズ」ですが、開発・運営は、どんなチームで行っているのですか。

エンジニア3名と、プロデューサー1名、デザイナー1名のチームで動いています。デザイン関係は外部に委託することもありますが、基本的にエンジニアは内製で業務を行なっています。その中で、私はエンジニアリーダーを担っていますが、各メンバーには自主的に動ける人材がそろっているので、私がチームを牽引するというよりは困った時のサポート役にまわるようにしています。


ーーチームメンバーについて教えてください。

真面目にきっちりと丁寧に仕事をするタイプもいますし、ある部分には強いが、ある部分は弱いというタイプなど、いろんなメンバーがいますね。それぞれが個性を発揮しつつ、一緒に仕事をしている感じです。業務の属人化を避けるため、最近はWikiを使って、業務ノウハウ、運営手順などを共有することを習慣化しています。ですので、新しいメンバーが入ってきても、比較的早く力を発揮できるようにはなっているかと思います。


ーー仕事をする上で、過去のキャリアや自分の強みがどんな所に活かされていると感じていますか。

これまで様々な業務に幅広く携わってきたので、広く浅く対応する力は身に付いてるのかなと思っています。それから、将棋ウォーズに関していえば、私は元々アプリのユーザーなので、ユーザー目線を持ちながら開発業務が行えているというのは、一つの自分の強みだと感じています。


ーー転職理由として、お客様に直接届けられるサービスをやりたいからと言われていましたが、それはHEROZで叶えられましたか。

数字だけではなく、ツイッターなどのSNSなどを通して、お客様の声はダイレクトに届きますね。以前、将棋に興味を持った方が学べる、将棋入門サイトを将棋ウォーズのサービスの一貫として制作した時にアンケートをとったんですよ。アンケート回答には、「使いやすかった」「これから将棋を楽しく学んでいきたい」などの声が挙がっていて、いいなと思いました。

賛否両論のいろいろな声が届きますが、その反応を受けてこちらがフィードバックをして改善して…というお客様とのキャッチボールができる点は、この仕事の面白さでもありますよね。


ーー仕事で大変なことはどんなことですか。

24時間稼働しているサービスなので、いつ障害が起きるかわからないという点で困難を感じることはあります。時間との勝負という状況の中で、何か起きれば冷静に対応しなければならないし、メンバーに指示や報告をして迅速に進めなければいけませんから。以前、ももクロのライブの日に障害が起きて、結局ライブに行けなかったという残念なこともありました…。


ーー将棋ウォーズの開発業務を担うにあたり、技術的にはどんなことが学べるのでしょうか。

将棋ウォーズの開発には、ウェブブラウザやスマートフォンのアプリを開発するフロントエンドからサーバーなどのバックエンドの技術まで、幅広い知識と技術が求められます。将棋ウォーズというサービスを通して、いろいろなことが学べるので、技術や知識の習得への意欲も変わってくると思います。


■将棋の面白さをより多くの人に伝えるために取り組みたいのは、将棋学習サービスの開発

ーーHEROZに入社して、自分が成長したと感じる部分はどこですか。

前職では、技術を経験で学ぶという場当たり的なスタイルだったので、知識が体系化されていなかったんですよね。だから、HEROZ入社後に自分の技術に至らない部分が結構あることに気づきました。将棋ウォーズをはじめとする諸々のサービスを運営していく中では、自分の技術が足りないと思い、最初の1、2年は集中的に書籍を読んだり独学で勉強をしたりしました。この経験と実践によって、技術力は上がったと感じています。


ーー今後、HEROZでやってみたいことはありますか。

先程お話しした、将棋入門サイトのような学習サービスをもっと作っていきたいですね。将棋って趣味で楽しむレベルまでもっていくためには、ある程度のレベルを要するので、そのレベルに到達するまでに挫折してしまう人が結構多いんです。それをこちらがサポートして、趣味になるレベルになれるようにナビゲートしてあげるようなサービスを作りたいです。これは入社当時から考えていたことでもあって、色々なサービスとして実現していきたいです。


ーーそれを目指す背景には、将棋をいろんな方に知ってもらいたい、という想いもあるんでしょうか。

将棋って、ルールも一切変わることなく、江戸時代からずっと続いているゲームなんですよね。登場しては消えていく数々のスマホゲームがある中で、将棋ウォーズがずっと続いているのも、将棋というゲームに時代を選ばない面白さがあるからだと思います。

将棋を知らない人たちに、こういう面白いゲームが日本の伝統文化の中にはあるんだよということを伝えていきたいという想いはありますね。


ーーHEROZの代名詞ともいえるサービス「将棋ウォーズ」。これからも新たなメンバーが開発に参画することになると思いますが、どんなメンバーと一緒に働きたいですか。

学習意欲や成長意欲がある人ですね。HEROZには様々なスペシャリストがいるので、現時点で未熟でも幅広く知識や技術を吸収したい、学んでいきたい、という意欲がある人はいろんなことを吸収しながら成長していけると思います。

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