■HEROZ入社の決め手は、AI技術の将来性と楽しく働く大人たちの姿
ーーHEROZに新卒入社し、現在エンタメチームのAIエンジニアを担っていますが、入社前からプログラミングを学んでいたんですか。
大学時代は理学部物理学科で物理を学んでいて、実はプログラミングはやっていなかったんですよ。自分としても将来的に開発に携わることになるなんて、思ってもいなかったです。当時は、物理学科で興味を持った量子アルゴリズムの勉強のために、古典コンピューターのアルゴリズムを学んだ方がよいかと思っていました。
そんな時、Twitterで競技プログラミングをやっている友達のツイートを読んだんです。競技プログラミングは出された問題をいかに早く解けるかを競うコンテストなのですが、何となく面白そうだと思ってやり始めたら、すっかりハマってしまって。続けているうちにゲームAIや最適化問題に関するコンテストにも範囲を広げて参加するようになり、だんだんとプログラミングに親しんでいくようになりました。
ーーHEROZ入社前、抱いていた夢や目標はありましたか。
大きな夢というのはなかったのですが、何か楽しい、面白いことがしたいなと思っていました。そもそも物理学科に入ったのも、そんな想いが根底にはあったからですね。
高校時代、学術雑誌に掲載されたあるセンセーショナルな論文を読んだ物理の先生が、この論理が証明されたら今までの物理の常識が完全に覆り、私達の世代が新たに物理を作っていくことになるとおっしゃったことがあったんです。その言葉を聞いて、可能性を秘めた物理で何か楽しいことを生み出せるのではないかと大学に進んだので。
ーーHEROZ入社の決め手はなんでしたか。
AIにも物理のような将来性を感じました。AIが発達すれば世界はもっと変わっていく。そんな変革を一番近い所で見たいと思ったことが、就職先に選んだ背景の一つにはありました。
あともう一つの大きな決め手が、もともと知り合いでHEROZを紹介してくれた青木さんをはじめとするHEROZの社員の方達が楽しそうに仕事をしている姿です。Twitterでも「こんな面白い仕事があった」というツイートが多くて、面白い仕事ができる会社なんだろうなという期待がありました。
■入社当初は知識や経験不足への不安も。解消してくれたのは社員の能力とマインドに対する会社の配慮
ーー現在の仕事と魅力についておしえてください。
エンタメチームに所属していますが、カードゲームやアクションゲームなどのデジタルゲームに対して、ゲーム自体をプレイするAIやデッキ構築のための開発を行っています。ゲームAIを作ること自体が好きなので、試行錯誤をして開発を行う過程もそうですが、作り上げるAIが強くなっていく所を見るのが何よりも楽しいですね。
ーープログラミングに携わって間もなくという状況で、不安などはありましたか。?
知識ももちろん不足していて、やっていけるかなという不安はありましたね。でも、入社して間もなく、プロジェクトリーダーの川島さんから「困ったことがあったらサポートするので、すぐに知らせてください」という言葉をもらい、安心感を得ることができました。わからないことがあれば先輩社員の方達が教えてくださるので、不安は軽減されていきました。
ーー他に職場ではどんなサポートがありましたか。
私の成長レベルなどに合わせて、徐々に業務に適応できるように段階的に勉強向きのタスクを割り当ててもらっていたと思います。半年に1回の定期的な面談もありますが、チームのプロジェクトマネージャーが別途面談をしてくれて、現状やマインドを確認してくれるので、そういった日々のヒアリングを基に仕事を割り当ててくださっていると感じますね。
■少数精鋭のチームに属して得られたのは、予想を超える2倍の経験値
ーーエンタメチームはどんなメンバーが所属していますか。
やはりエンタメチームだけに、楽しいことが好きな人が集まっていると思います。そして、皆さんとても優秀です。こうしたメンバーがいるチームにいると刺激を受けますし、自分のスキルも引き上げられるような気がします。
ーー普段、コミュニケーションはどのようにとっていますか。
今はリモート体制なので、基本的にコミュニケーションにはチャットを使っています。社内には雑談チャットもあって、キャンプ板や旅行板、パパママ板などいろいろな掲示板があるんですよ。社員が自分の興味のあるニュースを掲示板に貼って、それに対してみんなで意見を交わし合うなんてこともあり、こういった場で交流し合ったりしています。
ーー働く環境としては、いかがですか。
快適だと感じます。仕事はもちろんしっかりしますが、雑談も適度にしますし、必要以上に互いに干渉し合わない、程よい距離感のある環境で私は気に入っています。残業もほとんどありません。理由としては、お互いに助け合う風土があることもそうですが、個人のスケジュールをしっかり見た上で、その範囲でできる仕事を割り振ってもらえるということも大きいのかなと思います。こうした職場環境が保たれているのも、弊社の代表の考え方として「社員を業務で苦しめて不幸にしたくない」というのがあるからかもしれません。
ーーHEROZという会社の強みは何だと思いますか。
経験値が2倍得られることでしょうか。成長できる環境が整っていますし、様々なバックボーンを持ち強く優秀な人材がいて、お互いに高め合える環境がある。これこそHEROZの強みかなと感じています。
■“面白い”を追求して、HEROZとともに世界を驚かすサービスを作りたい
ーーこれから、藤本さんがやりたいと思っていることはありますか。
これからも言葉の通り、「面白いこと」をやっていきたいです。こんなAI開発を実現したら、世の中が変わる。そんな、世界を変えるようなことができたら面白いと思いますよね。
今後、新卒が入ってきたら、寄り添った教育や研修サポートを実施したいですね。自分も新卒で入社したので、同じような悩み事や不安は共有できるかなと思います。自分がこれまでまわりから助けてもらってきたので、今度は自分が誰かを助けてあげたいなと思っています。
ーー自分の未来も見据えた上で、今後HEROZという会社に期待することはありますか。
「世界を驚かすサービスを創造する」。これはHEROZのミッションで、私も強く共感している言葉です。このミッションを実行するための手伝いが、自分にもできればと常に思っています。自分のやりたいことを試して社員が成長して
いける環境がここにはあるので、これからもいろいろな面白いサービスを生み出していけるのではないかと期待しています。
ーー将来がますます楽しみなHEROZに、どんな人に入ってもらいたいですか。
エンタメに興味があって、面白いことが好きな人です。面白いことをやっている時って積極的になりますし、自分でいろいろ考えてアイデアを発信しますしね。面白いことが好きな方には、きっと向いている会社だと思います。