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「営業で入ったつもりがいつのまにかSQLを書いてデータ分析をしていた」インターンインタビュー 2

ホリデーインターンの霜くん(シモケン)のインタビューの続きです。
今回は彼が担当しているデータ分析に関して聞いてみました。まったくの初心者の彼が、いかにしてデータを扱い分析できるまでに至ったのか、その背景に迫ります。


ー今までSQLやデータベースに触ったことはありますか?

全く触ったことはなかったです。なので最初はとても難しい印象でした。文系だったこともあり、そもそも慣れていないということも大きかったです。ただ難しそうだなと思う反面、何か面白そうだなという期待感もありました。実際、ただのデータ、数字の羅列でしかないものを抽出・分析することで、分からなかったことを明らかにし、ホリデーが今後どう進んでいくべきかの指針を提供できることは大きな驚きであり、今でも一番面白い部分です。


ーまったく触ったことがなくてもできるものですか?

最初はプログラミング的なものに対して、というより分からないものに対しての不安感や拒絶する気持ちがありましたが、分からないことをすぐに聞いたり、教えていただいたりして粘り強く続けていく中で、理解できることが増えて抵抗感がなくなりました。どちらかという自分の苦手な分野だと思っていたくらいなので、全くの初心者でも出来るようになると思います。ただ、自分は環境に恵まれています。身近に師匠が居て、なんでも聞けることはとても重要でした。例えば、新しいことを習ってあまり分からなかったとしても、すぐに師匠に聞いて疑問を解決することを繰り返していると、自ずと身に付いてきます。


たまの息抜きは必要、と取材中に AKIRA(1巻)を楽しむシモケン


ーどのくらいの準備/勉強をされましたか?

一番最初は全く分からなかったので「プロゲート」というサービスを使っていました。何周か見ていくうちに基礎的な事項を頭に叩き込ました。同時並行で荻原さんに毎回の課題を出していただき、それを実践することでプロゲートで習ったことを実践して覚えることができました。時間的には2、3週間くらいでしょうか。まだまだ分からないことも多いのですが、自分で「分からないことが分かり」、すべてを師匠に聞かないで調べられるようになるまでがそれぐらい掛かりました。そこからはどんどん楽しさが増していきました。先程の繰り返しになりますが、周りの環境にもかなり左右されると思います。自分はかなり恵まれているので、習得に必要な時間も短縮できたのではと思っています。


ー書籍は読みましたか?

一冊購入したが、くまなく読むというよりは、目的や用途、効果的な使い方など基礎的な事項を掴むために読みました。青木峰郎さんの「10年戦えるデータ分析入門」という本です。ホリデーの他のメンバーも読み始めています。


ー現在の環境とツールを教えてください。

Macbook AirとツールはRedashを使っています。荻原さんに教えていただいて使い始めたので他のツールと比べることはできないですが、非常に直感的に使え、数値を簡単に見やすく可視化できる点が素晴らしいです。まだ修行は必要だとは思いつつ、かなり自在に使えるようにはなってきています。ですが、最初は苦労しました。


ーどういった点で?

そもそも全て英語なので全然分かりませんでした(笑)当然ながらデータの種類も英語で書かれており、Tableを識別するのも、同じようなIDのものが多くてだいぶ戸惑いました。


もはや自分で学ぶだけでは飽き足らず、同僚インターンにSQLを指南するシモケン


ー現在具体的に行っているデータ分析内容を教えてください

ひとつはホテルなどの宿泊施設に関連するデータを分析しています。Holidayのおでかけプランの中で宿泊施設がブックマークされるケースは多いのですが、そのボリュームや属性、嗜好や行動の分析とクラスタリングを行っています。ユーザーそれぞれに最適な情報を届けるために必要となるデータです。

また、Holdiayアプリから配信するプッシュ通知に関連するデータの分析も行っています。こちらはユーザビリティの向上に繋げることはもちろん、配信の最適化による離脱率低下やリテンション率の向上にも寄与できるデータです。これをもとに他のメンバーと協議を重ねて、次に打つべき一手を決めています。

どちらも非常に面白いです。データってとても信頼性が高いもので、それから導き出されるアイデアは自ずと信憑性も高まるし、そういったアイデアにより決定される方針や施策はブレなくなると思うのです。


ー分析者から見てホリデーのデータはどうですか?

旅行、おでかけにフォーカスしたサービスですが、データから読み取れる動きや考え方って結構似ているんだな、という発見がありました。ユーザーそれぞれ違いはあるのですが、共通する部分が見えてくることがとても興味深いですね。もちろん、違いに合わせてユーザーが本当に求めている情報を届けることも大事だと思います。


ー今後どのようなことを分析していきたいか教えてください

今見ているデータは基本的にサービス利用者のデータですが、適切な施策を打ってユーザーを増やして、分析するデータの量も増やしていき、より精度を上げていきたいです。
また、どうやるかを考えなければいけませんが、サービスを使っていない人の行動を予測できるような分析ができると、利用者を増やす施策が打てるのでやってみたいと思っています。


今後もより良いサービスを目指してデータ分析をお願いします!頼むぞサイエンティスト!

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