こんにちは!広報の林です。
2024年5月に設立5年という節目を迎えた当社。5周年を機に新しいことにチャレンジしたいという思いから、以前から目標のひとつとして掲げていた地方拠点の開設を実現しました。
そして誕生したのが「出雲ラボ」です。
地方といっても色々あるのになぜ出雲なのか。今回は出雲ラボ開設に至った経緯や出雲ラボへの思いをご紹介したいと思います。
そもそも地方拠点を開設した目的は?
会社の成長と共に東京へ移転したり、愛知や福岡など主要都市に事業所を開設したりするのはよくある話ですが、あえて地方拠点の開設を目指した理由は「社員のリフレッシュ」と「自由な働き方の創出」のためです。
ソフトウェアの受託開発を手がける当社では、案件のほとんどが大手企業様から直接ご相談をいただきます。その中で感じているのが、お客様の抱えている課題や悩みが年々複雑化していること。
こういう課題をこういう風に解決したいと具体的なイメージをお持ちのお客様もいらっしゃいますが、当社にご相談に来られる方には「なんか面白い方法ない?」と、あっと驚くような発想を求めておられるお客様も多くいらっしゃいます。
ここに頼めばなんとかしてくれると思ってもらえるのはとてもありがたいことですね。
ただ、お客様の期待を裏切らないためには柔軟な発想力や情報収集力など、技術力以外の部分も多く求められます。
当社が大切にしている「Work As Life」という価値観はまさに技術力+αを養うためのもので、プライベートで勉強した技術や、ITとは無縁でも自分の興味のある分野で得た知識を技術に応用することで、新しい発想が生まれると考えています。
既に導入しているワーケーション制度もこの一環ですね。
前置きが長くなりましたが…
自宅と職場の往復だけじゃなく、たまには大阪を離れて全く違う環境に身を置くことでリフレッシュや刺激になればという思いから地方拠点の開設に至ったという経緯です。
そしてもうひとつ。UIターン希望者の受け皿になりたいという目的もあります。
島根はIT企業も多く選択肢は沢山ありますが、当社のようにソフト、ハード、XR、IoT、AIなんでも取り扱う企業はまだまだ珍しい部類に入ります。
自治体に聞き取りを行った際も「やりたい仕事ができない」「給与がいいから」という理由でで地元就職を諦めて上京する学生が多いことを知りました。
ふるさとで働きたい方はもちろん、地方移住を夢見る方も応援したいと考えています。
IT業界に定着しつつあるフルリモートという働き方もありますが、当社は元々代表の牧長が個人事業主として始めたものを一人じゃ寂しいという理由で法人化して社員を集めた経緯があるので、顔を合わせて働くことで生まれる雑談やイノベーションを大切にしており、一部リモート可・出社大歓迎としています。
数ある地方のなかで出雲に拠点を開設した理由
企業の誘致に積極的な自治体は全国各地に沢山あります。当社も拠点開設にあたり色々な候補地を見て回りましたが、最終的に出雲市に決めた理由は次の3つです。
- Rubyの発祥地でもある島根はプログラミング教育が盛んで子供たちから大人までITリテラシーが高く、イベントなどに対しても非常に協力的
- 代表牧長の奥さんの生まれ故郷でもあり、ご縁を感じている土地でこれからも大切にしていける
- 現地を案内してくださった出雲市役所職員の方々が行政とは思えないようなベンチャーマインドをお持ちで、この方々と一緒に働きたいと思ったから
特に3つ目が出雲を選んだ理由として大きいですね。誰と仕事するかって大切ですよね。
また、出雲ラボは日御碕という市街地から少し離れた沿岸部にあり、海まで徒歩5分という立地が非日常感を際立たせてくれます。
「日の本の昼を守る」伊勢神宮に対して「日の本の夜を守る」とされ、古来より日が沈む聖地と言われてきた日御碕神社が近くにあり、夕日の名所やパワースポットとしても有名です。時計を見ずに夕日が沈んだら自宅に帰る…なんて働き方もいいかもしれませんね。
人も場所もパワーあふれる出雲で一緒に働きませんか?ぜひ一度お話しましょう!
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