今回は元スイーツショップ副店長からエンジニアへ転職し、レンタカーシステムの導入支援、運用・保守を16年間した後、今春からHappyLifeCreatorsへ入社した異色の経歴を持つ大谷に入社のきっかけや仕事のやりがいについて聞いてきました!
◆写真左
広報
林 千尋(はやしちひろ)
特にやりたいこともなく新卒では数少ない「就活しない勢」として卒業。その後、コワーキングスペースのスタッフとしてビジネスマッチングなどを経験。その後文章好きが高じてWebライターへと転身しメディアサイトでの執筆を担当。HLCへ入社後は広報、採用として会社のファンを増やすのが主な仕事。
◆写真右
エンジニア
大谷 晃治(おおたにこうじ)
2020年3月入社。某スイーツショップで副店長を務めた後、独学でプログラミングを習得しITベンダーにエンジニアとして転職。レンタカーシステム導入のコンサル、運用・保守に16年間従事。前職とHLCの業務提携をきっかけに入社。趣味は釣り、キャンプ。あだ名は「軍曹」
エンジニア歴16年目で設立1年のスタートアップに転職
林:大谷さんは前職の会社とHLCが業務提携するのがきっかけで、ちょっと特殊な形で入社されましたよね。仕事上では以前からお付き合いがありましたけど、10年以上勤められた会社からいきなり別の会社で働くって不安じゃなかったですか?
大谷:それはもう不安でしたよ(笑)会社によって仕事の進め方やペースがあると思うので、どんな感じなんだろうと思って。
林:入社される前に大谷さん、筑紫さん(レンタカー部門SE)、牧長、私の4名で一度お話しましたよね。両家顔合わせみたいな。
大谷:そうでしたね(笑)
林:当時の職場にお伺いしましたけど、これぞ会社!っていう雰囲気で社員も大勢いらっしゃったのが印象的でした。なんていうか…本当にいいんですか?と思いました。
大谷:いいんですか?ってどういうことですか?(笑)
林:いやだって、老舗ITベンダーに10年以上お勤めの方がいきなり設立1年のスタートアップに転職なんて。10年以上連れ添った美人彼女と最近別れた男性と付き合う気分でした。
大谷:なんですかその例え(笑)
林:すみません、私の勝手な妄想なので気にしないでください!実際入社してみてギャップを感じたことはなかったですか?
大谷:特にないですね。入社前にオフィスへお邪魔して皆さんと顔合わせした時に雰囲気が良くて、そのままの感じです。
林:それは嬉しいですね。ありがとうございます!
謎多きレンタカーシステム部門、実はこんなことやってます
林:改めて今どんな仕事をされているか教えてもらえますか?
大谷:前職から引き継いだレンタカーシステムの運用や保守がメインですね。あとはお客様からのご要望でシステムの選定から導入までお手伝いすることもあります。
林:レンタカーシステムの総合窓口みたいな感じですね。運用・保守ってエラー対応とか大変なイメージがありますが、特に大変だったことってなんですか?
大谷:苦労話なら山ほどありますよ(笑)今はエンドユーザーから直接電話がかかってくることはないんですが、不具合があるから問い合わせされるので基本的に少し怒ってらっしゃるんですよね。そういう方を上手くなだめながらお話を聞くのは難しいなと思います。
林:大谷さんだからこそできることですね。大変な中でも10年以上続けて来られたのは、やっぱりやりがいを感じられていたからでしょうか?
大谷:そうですね。僕の場合は長年お付き合いのあるお客様も多いので、電話で散々怒られた後にそのお客様の同僚の方から「うちの社員が言いすぎましてすみません」みたいなフォローをいただいたり、心が折れそうになった時に何か良いことがあったので続けてこられたのかなと思います。
林:本当に凄いと思います!実は今回のインタビュー前に、長年一緒にお仕事をされてきた筑紫さんに大谷さんの尊敬する部分を聞いたんですよ。
大谷:筑紫さんは僕の色んな部分見てきてると思いますよ~修羅場も(笑)
林:修羅場(笑)ちなみに筑紫さんなんて答えられたと思います?
大谷:いや~全然わからないですね…。
林:そのまま読み上げますね。「やっぱりお客さんへの接し方ですかね。お客さんと長電話になった時なんかでも、根気よく丁寧に対応してらっしゃるところとか、何度も見てますけどすごいなと感じます。」とのことです。
大谷:そうですか(笑)
林:「何度も」の部分に色んな物が詰め込まれている気がします(笑)
大谷:でも僕自身、お客様対応が得意という意識はないんです。適材適所というか、対話が苦手な社員が電話で膠着状態になっていたら、得意ではないけど慣れてはいるので自然とそうしてきた部分はあります。
林:そういう方が一人いてくださると本当に安心できます。
某スイーツショップ副店長からエンジニアへの転身
林:エンジニアになる前は某スイーツショップで副店長をされてたんですよね。転職を決意されたきっかけって何だったんですか?
大谷:一番は体力的なことですね。8時開店だったら5時出勤なんですよ。それを毎日。エンジニアが楽という訳ではないですけど、かなりの肉体労働だったので将来のことを考えた結果ですね。
林:それはきついですね…。どうして次の仕事はエンジニアを選ばれたんですか?
大谷:今は一人一台パソコン持ってるような時代ですけど、当時はまだパソコンがほとんど普及してなくて本当に興味のある人だけが触っていたんですよ。でもこれからパソコンがスタンダードになっていくというのは感じていて、勉強しておけば仕事に困らないかなと思ってエンジニアを目指しましたね。
林:そうだったんですね。当時は今みたいにスクールも多くなかったと思いますが、どうやってプログラミングの勉強をされたんですか?
大谷:本を買ってC、Java、VBを勉強しましたね。それと並行して転職活動もしてました。
林:どれくらいのスキルセットでエンジニアに転職されたんですか?
大谷:独学だったので、本に載っていることを理解するのが限界でしたね。スキルが足りていないのは自覚していましたし、働き方もイメージできていなかったので、まずはアルバイトで前職の会社に入社したんです。1年ほど働いてから社員になりました。
林:実際に一緒に働いてみるのは双方にメリットがありますよね。異業種なので当然かもしれないですけど、副店長まで務められた方がまたアルバイトからスタートするっていう覚悟がすごいです。
大谷:未経験からの転職だったのでやっぱり不安もありましたし、アルバイトでもいいから実務経験を積みたいという思いが強かったので。気づいたら16年経ってました(笑)
林:16年はすごい(笑)無我夢中で走ってこられたんですね。
後半ではHLCに入社して感じた魅力や今後のキャリアについて存分にお伝えします!
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