hachidoriの #社員募集します #家族募集します #聖地巡礼 | hachidori株式会社
弊社は創業6年目、チャットボットSaaS『 hachidori』やアルバイトコミュニケーションアプリ『 CAST』、ビデオメッセージツール『 recit 』を提供しています。 ...
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こんにちは!hachidori株式会社です。
弊社は創業6年目、チャットボットSaaS『hachidori』やアルバイトコミュニケーションアプリ『CAST』、ビデオメッセージツール『recit』を提供しています。
弊社のストーリーでは、TBSドラマ『#家族募集します』に因んだ 『#社員募集します』や業務委託として参画いただいている方のインタビューなど、Wantedlyさんらしい記事を掲載してまいりました。
しかしそれだけでは弊社のいいところが十分に伝わらない!ということで、今回は弊社の福利厚生面をお届けしようと思います。
福利厚生という四字熟語には何となくお堅いイメージが漂いますが、会社組織でお仕事される方には重要な制度の一つ。hachidoriでも様々な福利厚生がありますが(住宅手当もあるんですよ)その制度は社員の希望によって作られるものが多いんです。
なんでも無制限に作れるわけではありませんが、社員の状況に応じて柔軟に仕組みが作っていけるのはスタートアップならではです。今回はその中でもっとも新しい「育児休暇制度」についてご紹介します。
コロナ渦の夏のある日、弊社Slackに幸せな一陣の風が吹きました。hachidori事業部長である濱田さんに待望の第一子が誕生し、メンバーから祝福スタンプの嵐が飛び交ったのです。
そして嵐が過ぎ去った後、hachidori史上初めて事業部長が育児休暇を取得することになりました。でも、育児休暇ってニュースなどでは見かけるけど実際どういう感じなんだろう?と思いませんか。思ったんです。そこで、育メン事業部長と管理部長に今回の育児休暇制度をどう作って申請して利用するに至ったのか、詳しく聞いてみました。
令和3年6月に育児・介護休業法が改正されました。主なポイントは以下の通りで、ざっくりまとめると「男性も育児のために休みましょう」という方針です。
1 男性の育児休業取得促進のための子の出生直後の時期における柔軟な育児休業の枠組みの創設
2 育児休業を取得しやすい雇用環境整備及び妊娠・出産の申出をした労働者に対する個別の周知・意向確認の措置の義務付け
3 育児休業の分割取得
4 育児休業の取得の状況の公表の義務付け
5 有期雇用労働者の育児・介護休業取得要件の緩和
育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律及び雇用保険法の 一部を改正する法律の概要(PDF)
今回育メン誕生に先駆けて暗躍したのが、弊社管理部でした。hachidoriにとっても初めての育児休暇なので、まずはその規定を作成するところから始まったのです。そこでまずは管理部長の中園さんに、制度利用に当たって大変だったことなどを伺いました。
今回の育休制度の利用に当たって、特に管理部では準備が大変だったのではないかと予想していたのですが、実際はどのような動きがあったんですか?
管理部では実はそこまで大変ということもなく、社労士さんと相談しながら育児・介護休業規定という書面を作成し、従業員代表に確認してもらって労働基準監督署に提出する、という流れで進めました。
労働基準監督署の方では、何か特別な審査とか質疑応答などあったんですか?
そういったことは全くなく、提出したら即OKで、大丈夫かなと思うくらいスムーズに進みました。
管理部の方で動いたのは大体それくらいでしたね。
育児休暇制度って厚労省は推進しているけど、実は割とハードルが高いなんて仕組みになってるんじゃないかと邪推していたのですが、案外そんなことなかったんだなと意外な印象でした。即OKって逆に心配になっちゃう気持ちも分かりますが、申請する側のハードルが低いのは良いことですね。
ということでいよいよ主役登場です。育メンことhachidori事業部長の濱田さんにプライベートまで突っ込んだコンプラギリギリのインタビューを敢行しました。
お子さんが誕生したということで、気持ち・環境などの変化はありましたか?
子供が生まれた瞬間は喜びというよりびっくりしたという気持ちが大きかったんです。その後2週間ほど経ってから自宅で一緒に過ごすようになったのですが、子供が生まれたという実感が沸き始めたのは、自分が男性だからだと思うんですが、一緒に住み始めてからでした。
夜泣きなどで寝れなくなったということもありますけど、子供の笑顔があるとパパは全てがどうでも良くなってくるというか、苦労などが吹き飛んでしまうんですね。
子供は僕に似て、基本的には眉間にシワがあるけど抱っこすると笑顔になる、というタイプで、その笑顔は全てを癒してくれます。
育休を取得することが決まった時の気持ちを教えてください
まずは安心が一番大きかったです。妻に対して「少しは休ませてあげられるんじゃないか」という安堵感が大きかったですね。
会社に対しては、事業部長という立場の僕が不在になるのでちょっと不安だなという気持ちもありますが、やはりプライベートでの安堵感が大きいです。
その時のご家族のリアクションはどうでしたか?
思ったよりちょっと反応が薄かったんですが(笑)妻からの第一声は「ありがとう」でした。その一言で救われたというか、家族の役に立てているんだなと実感が持てました。
実際どんな手続きをされたんですか?
管理部と社労士さんで手配してくれたので、僕はExcelファイルに必要なことを書いたくらいです。予想より遥かにスムーズでした。
会社に対してどんなお気持ちですか?
やはりちょっと不安はありますが、現場のメンバーが頑張って支えてくれるので、安心もしています。
メンバーに対してどんなお気持ちですか?
普段から頑張ってくれているメンバーに対しては、いつも以上に迷惑をかけるなという気持ちがありますね。逆に、僕がいない方がやりやすくて効率が上がるという人もいるかもしれませんけど(笑)
育休への意気込みをお聞かせください
育休を取るからには、仕事上の重要なことにはリモートで対応しますが、基本的には育児に専念したいなと思っています。
KGIは「家族の平和」で、そのための最大のKPIは「妻の睡眠時間を1日10時間確保すること」なので、毎日の目標達成に向けて精一杯頑張ります!
ということでここまではタイトル通りのコンテンツなんですが、なんと原稿作成中に育休事業部長がお子さんを連れてオフィスにちょっかい遊びに来てくれました。
そこで急遽、特別企画として「奥様から見た育児休暇インタビュー」も実施しました。
お子様の無事のご出産、お疲れさまでした。本日は久しぶりにオフィスに来られたので、奥様から見た育休についてお聞かせいただきたいのですが、今回育休を取得するに至った経緯はどんな流れだったのでしょうか?
育休については、周りから取った方がいいと言われたんです。子育ての大変さを一緒に経験しておく方がいい、といったニュアンスで言われたのですが、スタートアップだし難しいのかな?と思っていたら「話してみる」と言われて、しばらくして「取得が決まった」と。
育休の取得が決まったと聞いた時はどんなお気持ちでしたか?
会社の仕事は大丈夫かなと心配になったりしたんですが、やっぱり、嬉しかったです。
実際の育休の現場というか、ご家庭ではどんな変化がありますか?
そうですね、一番大きかったのは「眠れるようになったこと」です。睡眠時間が1日4時間取れればいい方だったのですが、だいぶ増えて楽になりました。
育メンは1日10時間をKPIとすると宣言してましたが、、
実際10時間まではちょっと足りていませんが(笑)それでもすごく助かっています。
事業部長がKPI未達というのも看過できませんが、他にも変わった点などありますか?
負担が減ったなという実感が一番大きくて、ちょうど分担が半々になったくらいなんです。赤ちゃんのお世話って男性でもできることが多いんですよね。むしろ力仕事は男性の方が向いていますし。授乳を除けば役割を半々にすることも可能だなって思いました。
今回の育休は2週間ですが、ちょっと短いなと思われたりしましたか?
2週間だけど全然それで良いというか、短いなとは思いませんでした。産後1ヶ月が一番眠れなくて大変な期間なのですが、里帰りして前半2週間を過ごせたのもあって、ある意味ちょうどいいというか。
その最初の1ヶ月を夫にもフォローしてもらえるというだけでも、育休っていう制度が利用できて良かったなって実感しました。
突発インタビューに快く応じていただき、ありがとうございました!
非常に仲睦まじい雰囲気が伝わってきた今回のインタビュー、いかがでしたでしょうか。
育児休暇制度の「出生直後の時期における柔軟な育児休業」というのが奥様のおっしゃる産後1ヶ月に該当するということ、そしてその時期を協力して過ごせるだけで育児の助けになるという経験談が聞けたことを通して、育児休暇制度って効果があるということが分かりました。
hachidoriでは初めての導入となった育児休暇制度ですが、すでに導入されている企業様も多いかと思います。申請や取得はスムーズに進むようなので、この制度が多くの子育て現場に良い影響をもたらすことができるように広まっていくといいですね。