7月14日付けで、京都市スタートアップ支援ファンドを引受先とする第三者割当増資、日本政策金融公庫の資本性ローンによる合計5000万円の資金調達を実施しました。今回の資金調達により、昨年10月のシード資金調達からの累計調達額は1億円に達しました。
今回調達した資金によって、エンジニア人材の追加採用、パートナー営業体制の強化を行います。また、パートナー企業によるサービス提供の第1段として、スマートフォンアプリ「HACARUS」をカスタマイズした「HACARUS for RELO CLUB」を7月末から提供開始することも併せてお知らせします。
■京都市スタートアップ支援ファンドについて
京都市スタートアップ支援ファンドは、京都市の施策である「まち・ひと・しごと・こころ京都創生」総合戦略の取り組みとして、地元産業の育成のために2016年4月28日に設立された創業支援ファンドです。フューチャーベンチャーキャピタル株式会社が運営を行い、京都信用金庫・京都中央信用金庫・京都リサーチパーク株式会社がファンドに出資しています。2017年7月14日時点でのファンド総額は2億6,000万円です。
ファンドの特徴としては、投資先ベンチャー企業に対する研究開発・販路開拓の支援、追加融資などの資金的サポートが京都市およびファンド出資企業から受けられる点になります。ファンドの運営を行うフューチャーベンチャーキャピタルについては、米国の子会社であるFVC Americas(本社:米国コロラド州)を通じて、日本のベンチャー企業に対する米国進出の支援を行っています。
■HACARUS for RELO CLUBとは
500万人の会員を持つ福利厚生サービス「RELO CLUB」を運営する株式会社リロクラブ向けに、当社のスマートフォンアプリをカスタマイズした「HACARUS for RELO CLUB」を2017年7月末から提供開始します。これにより、RELO CLUB会員は食事・運動指導などのサービスをアプリを通じて利用することができます。
株式会社リロクラブは、ハカルスとのパートナーシップを通じて、近年の高まる従業員の健康促進に対するニーズに応えると同時に、既存の福利厚生サービスとの連携を図ります。
■資金の用途と今後の展開
今回調達した資金によって、ディープラーニングだけに頼らない独自の人工知能アルゴリズムの開発をさらに推進します。少量のデータから全体の傾向や特徴が導き出せる「スパースモデリング技術」については、引き続き東北大学の大関真之准教授と連携を行い、ヘルスケア領域での課題とされるアプリを使ったデータ入力の煩雑さ、データ欠損の問題を克服します。
スマートフォンアプリとクラウド環境(ウェブ上の管理システム)の開発体制を強化するため、エンジニア人材の追加採用を行います。これらに加えてパートナー企業向けの各種APIの開発、スパースモデリング技術を駆使したデータ解析とレポート生成、海外向けサービスの開発を今後行います。
ハカルスでは、産学連携による差別化されたテクノロジーを用いて、様々なヘルスケアサービスを日本国内だけでなく、海外に向けても提供する予定です。
左から、大関真之(東北大学情報科学研究科応用情報科学准教授)、藤原健真(ハカルス代表取締役:カリフォルニア州立大学Computer Science学部卒)、染田貴志(同取締役CTO:京都大学大学院情報学研究科システム科学卒)
ぜひ、みなさんと一緒にお仕事できることを楽しみにしています。