GVAで広報を担当している弁護士・弁理士の恩田です。

GVAは「世界中の挑戦者を支えるインフラになる」を理念に設立され、これまでIT業界を中心に様々な分野のベンチャー支援を行ってきました。この間、業界の最新動向やビジネスの特性に関する情報収集を絶えず行っていますが、法律事務所である以上、最新の法務動向を追うことも欠かせません。GVAでは毎週定期的に、各メンバーが持ち回りでテーマを決めてランチタイムに勉強会を行っています。

これまでは朝勉強会の形式で実施していたのですが、事務所メンバーが増えたことや、それに伴う参加率の頭打ちなどの事情があり、ランチタイムに食事をしながら軽く議論する現在のスタイルに落ち着きました。

担当者は事前にテーマを決めて全員に資料とあわせて告知をします。ここで魅力あるコンテンツを提供できないと当日の参加者に大きく影響してしまうので、皆知恵を絞ってネタを仕込むことにもなります。

ここで、ここ最近の勉強会で採用されたテーマの一例をご紹介します。

・ヘルステックの遠隔診療を巡る法規制の内容と今後の動向について　・宇宙法の概要　・アドテクに関する法規制　・自動車の自動運転に伴う民事責任・刑事責任の考え方　・電子商取引・情報財取引に関する準則改正の内容解説　・民法（債権法）改正の概要　etc...

弁護士として関わる王道のテーマからベンチャー企業に影響の強いテーマまで、多岐にわたっているのがお分かりかと思います。このほかにも、新人向けに一般的な弁護士業務の基礎をテーマに選んだり、テレビのコメンテーターさながら（笑）に具体的な事例の解説を行うこともあります。

勉強会をランチタイムに移行させたことによって、メンバーがより気軽に参加できるようになり参加率が大幅に向上しました。また、食事をしながら議論をすることで、雑談のように軽いノリで質問することができるようになったので、質疑が活発になりました。

GVAではこれからも、勉強会を通じて最新の法務動向に関する情報を収集し、内部での共有に努めていきます！