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きっかけは講師と生徒!?現CTOがGranderに入社する事になった理由とは?


前回、CEOの森さんにGranderを立ち上げたワケについて聞いてみました。

今回はCTOの中澤さんにGranderに入社する事になったきっかけから、現在CTOとして活躍していく中で大事にしている事まで聞いてみましたので、ぜひ最後までお読みください。


中澤です。今日はよろしくお願いします!

ーー早速ですが、中澤さんはGranderに入社するまでどんな事をされていたんですか?

大学を卒業後、大手SIerへ就職しました。
そこでは社会人としての基礎のほか、IT業界全体の標準的な仕事の進め方や知識を身につけることができました。
ただ、入社初年度のうちに私からみて5〜6年先に入社された方と同等の作業ができるようになってしまって…かと言って、もっと高度な仕事に従事するためには職位が低く、モチベーションのやりどころに困ってましたね。

ーーそれは…仕事が出来るがゆえの悩みですね…!

今にして思えば、まだまだ未熟な部分がたくさんあったとわかりますが、当時は見える範囲で先輩たちと同等以上の仕事ができているという根拠なき自信に満ち溢れてましたね(笑)。

それで色々と考えた結果、自分自身のスキル次第でいかようにも動けるスタイルに挑戦してみようと思い、フリーランスとしての活動を視野に行動することに決めました。

結局、新卒で入社した会社は10か月程度で退職し、そこから専門学校に入学し直して、当時開設されたばかりのスマートフォンアプリコースでiOSやAndroidの開発スキルを身につけました。

そこの専門学校の特色として、「IT業界の最前線で働く現役エンジニア」から生きた技術を学べる講座があったんですが、そこで代表の森と出会いまして。

ーー最初は講師と生徒の関係だったんですね!

そうなんです。森はウェブコースの講師だったので、スマートフォンアプリを主軸としたカリキュラムを受けていた私は週1回程度しか対面する機会はなかったんですけど、技術特化でレクチャーされる他の講師の方々と違って、森の講義はお客様目線で「課題の追求」と「解決策の検討」の練習が随所に盛り込まれていて、とても新鮮に感じましたね。

私自身も課題志向の考え方をすることが多かったので、「これだけ丁寧に仕事を進められる人だったら、一緒に仕事したらとてもやりやすいだろうな」という印象を持っていました。

そんな中、森が法人を設立するという話を聞き、これはまたとないチャンスと思って「メンバーに入れてくれ!」と、直談判しに行きました(笑)。

その場で仕事に対する考え方などを腰を据えて話し合い、お互いの思いが一致したところで入社が決まったと思います。

ーー仕事観の一致が入社のきっかけだったんですね。その後Granderに入ってからはどんな事をしていたんですか?

設立初期の時点だと、まだ私も実務経験が少なかったので新人エンジニアとしてのスタートでした。

とはいえ社内のメンバー数も限られていたので、実際のところは顧客折衝や事務作業まで一通りのことを担当してました。

​最初のうちは1人で1〜2ヶ月ほどあれば完了できる極小規模の案件から始まって、少しずつ必要な期間もチーム構成など案件規模も拡大して行き、3年目あたりでほとんどの開発案件に営業やPMの立場で携わることが多くなりました。

その頃には開発部全体を取りまとめる役割を担うことになっていたので、ビジネスと技術の両面を追う立場として、自然とCTO職に押し上げてもらったと考えています。

ーーCTOというと会社によって求められる役割も異なりますが、中澤さんはGranderのCTOとしてどんな事をしているんですか?

開発部を主軸として、システムが関わるすべてのプロジェクトの総括をしています。

特に社内全体で取り組む技術習得や、プロジェクトを安定して運用するための仕組みづくりはこの役職ならではの責任だと思います。

それと、Granderがまだ少数精鋭の規模だからこそできることではありますが、すべてのエンジニアやデザイナーと1on1でコミュニケーションを取る機会を常に持っています。直接話を聞くとメンバーの心配事だったり、会社やプロジェクトで改善が必要な点も分かってきますので、それを極力軽減してみんながやりたいこと、やるべきことの本質に注力できるよう日々活動しています。

ーーCTOという役割柄、色々なステークホルダーと関わる事も多いと思いますが、中澤さんが大事にしている事は何でしょうか?

お客様が抱える課題を解決して、「関わる人が皆より幸せになれる」ことを行動の指針としています。

我々はどうしても開発屋として見られがちですが、例えばご相談いただいたお客様の課題が既存の他社サービスを使うことで改善することや、あるいはアナログな手法で今すぐにでも取り入れられる解決策があれば、それをお伝えして完了ということがあります。

この場合、開発案件は発生しないので営業面だけで考えるとあまり褒められたことではないと思われるかもしれないのですが、目先の利益だけ追求して必要以上のコストを強要してお客様のビジネススピードを鈍化させるよりも、解決できることはすぐに取り入れていただき、ビジネスがさらに発展した先で本当に開発が必要な場面で改めて協力させていただけるような繋がりを作る事の方を大切にしています。

このように長い目で関係作りをすることや、本当に必要なところへ技術力を投下できるように日々学習できるチームを目指して活動しているので、これに賛同いただけるような方と一緒にお仕事できたら嬉しいですね!

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