就職早々、リモートワークを余儀なくされた2020新卒メンバー。
弊社でも「withコロナ」体制への変化をとげようとしている最中ではありますが、オフィスにメンバー全員が集まることはまだまだかなわないでしょう。
そんな中でも、すこしでも新卒メンバーのことを身近に感じてもらうために、2020新卒インタビュー企画を開始しました。
第一弾は、新卒7人中、唯一の男子メンバーである酒井さん。
彼の素顔に迫ります!
酒井さんプロフィール
神奈川県横浜市出身。10代の4年間を中国のインターナショナルスクールで過ごし、大学時代は社会学部でマスコミュニケーションや、社会調査、広報広告論、社会心理学などについて学ぶ。
GMOリサーチではオペレーション部MOオペレーション課配属。アンケート画面の作成・配信、クライアントへの納品などを行う。
好きな食べ物はチーズ、ステーキ、ラーメン(特に太陽のトマト麺)。友達とゲームをすることや、世界中のニュースを見ること、新しいガジェットに触れている時間が好き。最近はやせるために糖質制限中!
学生時代はどんなことに打ち込んでいましたか。
大学時代は社会学部でマスコミュニケーション学や社会調査論、犯罪心理学などを学んでいました。
実はGMOリサーチのオペレーション部データサイエンス課がやっているような内容(調査設計やデータ分析など)を大学の授業の一環で行ったこともあります。
学生時代は国際交流会に日本代表として参加したり、広告学研究会というサークルでクライアント企業の認知度を高めるためのイベントを企画してみたり、様々なアルバイトを経験したり、アメリカで広報コンサルタントみたいなのをしてみたり、YouTubeに動画を投稿してみたり…。
公私共々、とにかくがむしゃらに色々なことに取り組んでいましたね。
映像製作にも興味があったので、バイト仲間であったミャンマー人の友人2人の協力を得て、日本での生活について語ってもらうドキュメンタリーを作成したこともあります。これは大学の担当教授からも高く評価されて、とても嬉しかった記憶があります。
私は好奇心旺盛で、やりたい!と思ったことは即実行するタイプだったので、上記のように色んなことに手を出してきたのですが、中でも一番熱量高く取り組んでいたのがYouTuber活動です。
YouTuber活動と言っても、全くの無名のただの一般人の私が「はい、どうもー!!」とか「ブンブンなんとか」と言っても再生数は当然伸びるわけもなく。
初めはターゲットも全く絞らずに実況動画や、開封動画を闇雲にやっていたので、鳴かず飛ばずでした。
しかし、ある時偶然、野球好きの友達が持ってきた応援歌の動画の一つがバズったことをきっかけに、応援歌一本でチャンネルを運営し始めたのが、YouTubeでの成功の始まりでした。
視聴者の皆さんは無名の私なんかより、有名な野球選手の応援団のほうが好きなのです(笑)
このころに、YouTubeでチャンネルの運営をしていたおかげで、マーケティングやターゲティング、ニッチマーケットの重要さなど、ビジネスのさわりのようなものを理解できたような気がしています。
特にYouTubeは検索されやすいようなタグ付けをすることもかなり大切でしたね。
色々と工夫に工夫を重ねた結果、これまでとは桁違いに登録者数や再生回数を伸ばすことができました。
応援歌動画が伸びた理由を分析するうちに、他のエンタメ動画と違って応援歌は何度も聴くのでリピート再生されやすいという特徴や、既に多数の固定ファンがいて他にあげる人が少ないことから、そもそも再生されやすいことなどに気がつきました。
この時の経験から、ターゲティングの重要性を学ぶことができたと思います。
ちなみに、チャンネル全体では総再生数130万回を超え、今も伸び続けています。
就活時はどんな業界を志望していましたか
私は勝てないフィールドでは戦いたくない、臆病な思考の人間だったので、自分と同じ経験や知識を持ったタイプの人が少なそうな業界に絞ってエントリーしていました。
インターナショナルスクール時代(※4年間、中国のインターナショナルスクールに通っていた)様々な人種国籍の人たちと関わってきた経験があったことを踏まえ、国際派が少なさそうな、クリエイティブな業界を目指してみようと思いました。
結局、本当に英語のできる人たちはみんな国際系の業界に行くんじゃないかな?という考え方はかなり浅はかだったのですが…。
同年代の多くの日本人とは全然違う経歴を持っているのだから、何かクリエイティブなことをすればビジネス上でも成功を収められるのではないか、これからグローバルな領域に参入しようとしている企業であれば自分のプレゼン力を十分に発揮できるかもしれない、そんなふうに考えて、出版社やマスコミ、広告代理店などの企業を中心に就職活動を行っていました。
GMOインターネットグループのスピリットベンチャー宣言(https://www.gmo.jp/brand/sv/)にもある、”一番になれないことはやらない””勝てない場所では戦わない”という思考がこの頃からあったのだと、今改めて感じます。
狙うはブルーオーシャン!自分が輝ける場所を探そうと躍起になっていました。
ただ、なかなか内定はもらえなくて、『積極的すぎる』『自己主張が強く、話し方が上から目線に聞こえる』『感情や気合だけで物事に取り組む姿勢はビジネスでは使えない』などのフィードバックを受けることもありました。
インターナショナルスクールに居た時は、こうでもしないと生き残れない世界だったのですが、私はいわゆる「日本の企業が求める新卒」っぽくはなかったかもしれません…。
面接官の方たちから頂いたフィードバックは何一つ間違ってないのが、今まで自分の信念を貫き通してきた私にとっては、何よりも辛かったですね(笑)
結局、子供の頃から入社することを夢みていた、某大手出版社にも、某大手ゲーム会社にも、最終選考で落ちてしまいました。
どうしようかと焦り始めた時に偶然、GMOリサーチという会社に出会ったのです。
GMOリサーチに入社したキッカケは?
GMOリサーチの企業説明会に参加した際、細川社長が新卒でエチオピアの外交官になった話や、アメリカ留学をしていた話を聞いて「ああ、この人なら自分みたいな風変わりな人間でもきちんと理解してくれるかもしれないな…」と思いました。
特に社長が考案したGMOリサーチの「楽しもう、やり抜こう、尊重しよう」のフィロソフィーは個人的にとても気に入っています。
「楽しむ精神がなければ、仕事も人生もうまくはいかない。」「変化を楽しむ。」
これは私自身、常々、考え続けてきたことでもあるからです。
また、社長の経歴がエントリーのキッカケだったのですが、入社の決め手は面接だったかもしれません。
というのも、GMOリサーチの採用面接はとても楽しかったのです。
初めての面接では、面接担当の人事の方が私の話にすごく興味を持ってくれて、30分の予定のはずが、気づいたら1時間半も話し込んでいました。
これまで受けてきた多くの他の会社の面接ではYouTubeなどの大学時代に頑張ってきた話をしても「ふーん」で終わることが多かったのですが、GMOリサーチの面接では私のことをちゃんと理解しようという姿勢が伝わってきて、この会社は新しいことを吸収する姿勢がしっかりとできているんだな、と感じました。
変化を楽しもうとする「GMOリサーチ」の社風が面接にも表れていたのだと思います。
ちなみに次の部長面接の時は、みなさん興味を持って話を聞いてくれるだけでなく「面白いネタたくさん持ってるんだから、ESでももっとアピールしなきゃダメだよ。」とダメ出しされたりもしました…(笑)
今後の目標を教えてください
(同期の武田さんと!)
今後の目標はGMOリサーチという会社で、「多くの人に頼られる人間になる」ことと、「自分にしかできない仕事を見つける」ことの2つです。
自分は先ほども言ったように、何かひとつのことで勝負をすると、絶対に勝てない相手がでてくるので、マルチに成長していきたいと思っています。
例えば、私は英語力だけではアメリカ育ちの日本人や、英語だけを極めてきた人には絶対に敵いません。
この先、私がどれだけ努力をしようと、ネイティブ並みの英語が喋れるようになるのはかなり難しい話でしょう。
なので、今は英語から少し離れて、スペイン語を勉強しています。
英語がそこそこできて、日本語がしっかりできて、スペイン語がそこそこできれば、英語がネイティブ並みの人にも少し対抗できますよね(笑)
ある1つのスキルを100%に伸ばすより、80%のスキルをいくつか身につけ、それを上手く掛け合わせて使っていくほうが自分には向いているのではないか、と感じています。
オペレーション部を初めに志望したのも、会社で売っているものやサービスの中身をきちんと理解して使えるということは、今後どの部署に異動になったとしても役立つスキルだと思ったからです。
『マーケティングのできるエンジニア』や『システムに強く、海外顧客にも対応できる営業マン』など、スキルを掛け合わせることで、明確な強みを持ったビジネスパーソンになることが目標です。
これからは、『困ったときの酒井くん』と呼ばれるほど、みんなから頼りにされる日がくるように「GMOリサーチ」という会社で精一杯頑張らさせていただきます。
もし、アンケートを作って配信を依頼したい方がいたら、ぜひ私に声をかけてください。
すぐにご相談に乗ります!!
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新卒インタビュー第一弾はオペレーション部の酒井さんにご登場いただきました!
自分がこれまでに経験したことや、今後取り組んでいきたいことを淀みなくお話しする姿は、同じGMOリサーチの仲間としてとっても頼もしかったです。
「酒井く〜ん!ちょっと聞きたいことがあるんだけど〜!!」と声をかける日が、きっと遠くない未来に訪れることでしょう。
GMOリサーチでは、「楽しもう、やり抜こう、尊重しよう」という人事ポリシーのもと、様々なバックグラウンドを持つメンバーが働いています。
お互いの個性を尊重し合える環境を求める方、わたしたちと一緒に働いてみませんか?
ご応募、心よりお待ちしております!