登場人物プロフィール
奥山:
2015年に中途入社。現在は営業企画部の部長。アフィリエイト事業に加え、安定した収益基盤を築くために新規サービス「ギフコ by GMO」を立ち上げ、ストック商材の展開に注力している。
相沢:
2019年に新卒で入社。affitownのクライアント営業を経て、現在は「ギフコ by GMO」の事業責任者として、プロダクト設計や事業戦略、カスタマーサクセスなど幅広く担当している。
今回は、営業企画部の奥山部長と「ギフコ by GMO」の事業責任者である相沢さんにインタビューを行い、新規サービス「ギフコ」の立ち上げ背景や、今後の展開について詳しく伺いました。
アフィリエイト事業の仕組みと営業企画部の役割
――営業企画部では、どのような事業を展開しているのでしょうか?
奥山:
私たちは、広告主と広告を掲載していただくメディアの間に立ち、広告の運用を行う代理店業務を行っています。特に営業企画部では、アフィリエイト広告の運用が主な事業となっています。
アフィリエイトとは、広告主(商品を売りたい人)と広告を掲載するメディアをつなぐ成果報酬型の広告手法です。この仕組みでは、ユーザーが広告を通じて商品を購入したり、契約した時点で広告費が発生します。アフィリエイト広告は、中小企業でも手軽に始められる広告手法として人気があります。
――営業企画部の具体的な業務について、もう少し詳しく教えてください。
奥山:
営業企画部では、まず広告の戦略を決定し、どのメディアに広告を掲載するかを考えるのが主な業務です。具体的には、広告を掲載してくれるメディアや、広告を出稿していただく企業を探す営業活動を行っています。このように、広告主とメディアの双方にアプローチし、売り手と買い手をつなげる役割を果たしています。
新たなサービス『ギフコ by GMO』の詳細と営業企画部のビジョン
――新たに立ち上げた「ギフコ by GMO」について教えてください。
奥山:
「ギフコ by GMO」は、ギフトキャンペーンを手軽に始められるプラットフォームです。キャンペーンページの制作、エントリーの管理、そしてユーザーへのデジタルギフト送付まで、一連のプロセスをシンプルに実行できる特許取得済みのサービスとなっています。
例えば、「サービスに登録したらギフト券5,000円分プレゼント」といったキャンペーンがありますが、ギフコを活用することで、こうしたキャンペーンを簡単に展開することができます。このプラットフォームを通じて、キャンペーンの実施をよりスムーズに進められるのが大きな特徴です。
――「ギフコ by GMO」のサービスの詳細を教えてください。
相沢:
「ギフコ by GMO」は、基本の月額料金と、別途利用した分だけギフト代が従量課金される仕組みです。現在、20社以上に利用いただいており、このツールを使うことで、企業のマーケティング課題を解決し、さらなる成長に貢献できると考えています。
また、私たちは長年にわたって広告メディアの運用で培ったノウハウを活かし、インセンティブを活用したマーケティング手法も提供しています。今後は、アフィリエイトサービス「affitown」とのシナジーを強化し、企業のマーケティング活動をより効果的にサポートしていきたいですね。
――ギフコを活用した営業企画部の目指す未来について教えてください。
奥山:
営業企画部では、今後ポイントの価値やそのイメージを新たに定義し直し、業界全体に変革をもたらしたいと考えています。現在、ポイントを使ったサービスに対して、一時的にユーザーが集まるものの定着しないというネガティブな印象を持つ企業も少なくありません。
そんなネガティブなイメージを払拭するツールとして、ギフコ by GMOには大きな可能性があります。ギフコを通じて、ポイントの活用方法を再定義し、ユーザーにも企業にも価値ある新しいポイントシステムを提供していきたいです。
営業企画部のチーム文化。円滑なコミュニケーションを促進する工夫と交流について
――現在のチーム体制や仕事内容について教えてください。
奥山:
営業企画部は現在、2つのチームに分かれています。1つはギフコを担当しているソリューションセールスチーム、もう1つはアフィリエイト事業を担当するコンサルティングセールスチームです。それぞれのチームが担当プロジェクトに応じて、営業やクライアント対応、戦略立案などの業務を進めています。チーム内で役割を分担しつつも、横の連携を大切にして、全体の業務がスムーズに進むよう工夫しています。
――チーム間のコミュニケーションはどのように行われていますか?
奥山:
チーム同士の仲が良く、職場全体も非常に明るい雰囲気です。仕事の後に一緒に飲みに行ったり、プライベートでゴルフや食事に行くこともあります。こうした日常の交流が、オープンで円滑なコミュニケーションを促進していると思います。メンバーの誕生日をみんなでお祝いするなどの小さなイベントも、チームの連携や士気を高める大事な要素になっています。
新たな成長を目指して。ストック収益によるビジネスのさらなる安定化
――今後の「営業企画部」の展開や目標について教えてください。
奥山:
楽しく仕事を続けるためには、まず目標を達成することが重要です。ただ、アフィリエイトのようにビジネスモデルに波がある事業に依存していると、安定的に目標を達成するのが難しくなることがあります。そこで、まずは新たなサービスである「ギフコ」を軸に、安定した収益基盤を確立したいと考えています。その基盤をしっかりと築いた上で、営業部の明るい雰囲気をさらに広げ、より楽しく仕事ができる環境を作っていきたいですね。
相沢:
今後は、「ギフコ」を通じてストック型の収益を積み上げ、粗利の面でもしっかりと結果を出せる安定したビジネスを目指していきたいと思います。