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【社長インタビュー】DXで注文住宅業界を変革!フルリモートで価値創造をする先に目指すもの

ギバーテイクオール株式会社は、DXを通して注文住宅業界の変革を目指す会社です。

家を買う際は、実に様々なことを短期間で決定をしていかなくてはなりません。そのため、住宅購入希望者に大きな負荷がかかります。そこで、弊社は「決断コストをゼロにする」をミッションとし、住宅購入体験をスムーズにすることを目指しています。

住宅購入希望者と工務店をつなぐマッチングプラットフォームや工務店向けSaaSを展開しています。バリューは「“ みんな ” で プラットフォーム を創る」こと。全メンバーフルリモートで働き、職種や立場に関わらず、対等に同じ目的に向かえる環境を志しています。

今回は弊社CEOの河野清博に、ギバーテイクオール株式会社は何をしている会社なのか、どのような組織なのか、そしてこの先どうなりたいのか、話を聞きました。

<目次>
1、エンドユーザー第一主義。ブレないB to B to Cの事業を展開
2、リモートワークを生かし、みんなで価値創造をする
3、業界を変革しながら、働く社員にも還元していきたい

エンドユーザー第一主義。ブレないB to B to Cの事業を展開

――ギバーテイクオール株式会社は何をしている会社ですか?

弊社はB to B to C事業を行う、DXで注文住宅業界の変革を目指す会社です。注文住宅はとても高価な買い物でありながら、短期間で多くの意思決定をしなければなりません。

家を買うための情報収集、交渉、工務店の見極め、最終意思決定など、膨大な決断コストがかかります。住宅購入希望者には時間も労力も要求され、大きな負荷がかかるのです。

弊社は、住宅購入希望者のこれらの決断コストをゼロにすることを目標に、サービスを展開しています。一生に一度の買い物を、スムーズかつ快適に実現できる世界を実現させたいのです。例えば、インターネットで本を購入する感覚で、住宅も買えるようになれば面白いと思いませんか。

――具体的にどのようなサービスを展開していますか?

住宅購入希望者向けのマッチングプラットフォーム「auka(アウカ)」と、工務店向けの新規顧客数アップを支援する LINEツール「auka来店プラス」の開発と運営を行っています。

当初は住宅購入希望者に向けた、B to Cのマッチングサービスを中心に展開していました。しかし、それだけではスムーズな住宅購入体験を作るには不十分だったのです。

工務店の中には、未だにアンケートを紙媒体で行い、お客様の来店データをExcel入力はしていても活用できていないといったケースが多々あります。工務店側がアナログなままだと、マッチングプラットフォームは十分に機能しません。工務店側のDX化が必要なのです。

そこで、これまでB to Cで培ったノウハウを生かし、B to Bとして工務店側にもサービスを始めました。

このサービスを工務店に導入する際は、弊社の工務店向けカスタマーサクセスチームが一緒にコンテンツを作ったり、代理にセッティングしたり、丁寧にサポートを行います。時間も手間もかかり大変ではありますが、確実に結果が出るように進められている実感がありますね。

このように、私たちはB to Bも手がけるようになりましたが、それはあくまで、エンドユーザーである住宅購入希望者に価値提供をするためです。住宅購入希望者が来店する前に、工務店とコミュニケーションを取れる場を作ることで、来店時にスムーズに話が進むようにしたいのです。

――現在の事業を展開することになったきっかけは何ですか?

もともと大学卒業後に日系コンサルティングファームで住宅不動産業界の経営コンサルタントとしてキャリアを積み、不動産業界のことを一通り学んでいました。

今の事業を始めたきっかけは、30歳を前にマイホームを買った同級生たちの話を聞いたことです。買った後の本人たちには「別のメーカーなら、同じグレードの家をより安く買える」とか「この間取りは将来、問題が起きそう」などとは言えません。

けれど、購入先を正しく比較検討する土台があれば、より良い意思決定ができるのに、と勿体なく感じました。

そして同時に、同級生たちの話を聞いて、自分のビジネスで救いたい人の顔が明確になったのです。買う理由も状況も違う中で、家を買う方の意思決定を支援するプロセスは、大きなやりがいがあると確信し、この分野での起業を決意しました。

――会社として、大切にしている思いを教えてください。

私たちはミッションを「ユーザーの人生の決断コストをゼロにする」と掲げています。

そして、この中の「人生の」というワードも大きなポイントです。注文住宅は、購入してから完成までにおよそ8ヶ月かかります。その間、住宅ローンの控除申請や火災保険の加入、引越し業者選定なども必要で、注文住宅を契約したら終わりではありません。

そこで、住宅購入の際にいただいたお金や不動産の情報と、それまでに培った信頼関係をベースに、将来的には住宅購入後の将来の決断もサポートしたいと思っています。

そして最終的に、求められる様々な決断を満足いくものにすることで、住宅購入希望者に幸せになってもらいたい、というのが私たちが大切にしている軸です。

リモートワークを生かし、みんなで価値創造をする


――どのような組織だと思いますか?

良い人が多い会社だと思います。新しいアイディアや意見は、みんなで生み出していく組織風土ですね。合宿などを通して、意見交換をしながら方針を決めていきます。幹部メンバーだけではなく、副業メンバーのアイディアを採用することもあります。

――なぜ、そのような組織カルチャーを大事にしているのですか?

バリューを「“ みんな ” で プラットフォーム を創る」と設定しているからです。プロダクトはみんなで作っていくのを前提に、データ基盤が共有化されていることが重要だと考えています。今後どんどんプロダクトを作っていきたいですし、スピードを落とさずにリリースするために必要だからです。

――リモートワークの働き方については、どのように考えていますか?

フルリモート勤務であっても、職種を問わず、気軽に相談できる雰囲気があります。特定の店舗があるとエリア色が強くなりますが、オンラインでのつながりは、垣根のない情報共有ができるのが良いところだと思います。

また、通勤時間がなく、休日もきちんとあるので、プライベートの時間がとりやすいと思います。最近、住宅営業マンからオンラインセールススタッフとして入社した社員は、「初めてお正月の三が日を休めた」と言っていました。

今年、お子さんが生まれるので、家にいられる時間が増えて良かったと言ってくれています。ただ、リモートワークは、消極的だと能力発揮がしづらい環境でもあります。どんどん積極的にメンバー間で話しかけようと伝えていきたいです。

業界を変革しながら、働く社員にも還元していきたい

――今後のギバーテイクオールの戦略について教えてください。

多くの工務店は集客経費が高すぎるので、広告費をゼロに近づけていかないと、利益が残りません。そこで、無料で集客できるメディアを作ろうと考えています。

現在展開しているマーケットプレイスとSaaS、そしてメディアの3つを提供することで、生まれる価値があると思っています。多角的なDXの取り組みで、工務店とその先にいる住宅購入希望者への提供価値を最大化させ、業界を変えていきたいです。

――今後、どのような組織を目指していますか?

職種や立場に関わらず対等に、協力し合いながら、同じ方向を見て進んでいける組織であり続けたいです。メンバーには自分の業務範囲で閉じこもるのではなく、フットワーク軽く動くことを期待しています。

また、B to B サービスも、最終的にはエンドユーザーに価値を提供するために作っているので、その付加価値を当たり前に考えられることを求めています。

そして今後は、フルリモートであっても、職場勤務の方と比べても、年収で負けない会社にしたいです。地方に住みながらも、東京など首都圏の職場勤務の方と変わらない年収だったら最高じゃないですか。頑張って働く個人に、きちんと還元していきたいと思っています。

これまで大きな負荷がかかっていた住宅購入体験を、私たちの技術で、スムーズかつ最高の意思決定ができるものにしたい。ギバーテイクオール株式会社のメンバーは、全員でその思いを共有しています。

「ユーザーの人生の決断コストをゼロにする」というミッションのもと、日々業務に取り組んでいます。そのため、どの工程に関わっていても、住宅購入希望者の幸せを第一に考える視点にブレはありません。

これからも私たちは、エンドユーザー第一主義で走り続けます!ギバーテイクオールの今後の展開に、ぜひご注目ください。

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