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私が転職活動中に知りたかったことを教えます

Photo by guy stevens on Unsplash

こんにちは、Ko Takeです。今日は本気で転職者へ向けたメッセージを書きたいと思います。

私にも、Wantedlyで転職活動をしていた時期がありました。IT系のベンチャー企業を中心に探していたのですが、その時に注意して見ていた指標があります。それは、男女比です。

IT系のベンチャー企業は圧倒的に男性比率が高く、そのためあえてなのか男女比を公表していない企業が多いです。面談の際にはさりげなく男女比を聞くようにしていましたが、ある日、「その質問の意図はなんですか?」と逆に質問されました。この方は、ベンチャー企業だから産休や育休の制度はまだない、入社したら自分が作っていくくらいの気概を持ってほしい、ということをおっしゃっていました(わかります)。

「女性が働きやすい会社」とは、どういう会社でしょうか。産休育休制度があること?時短勤務ができること?残業が少ないこと?でも私が本当に知りたかったのは、ハード(=制度)のことではありませんでした。私が知りたかったこと。例えば。

客先でセクハラにあったら会社は守ってくれますか?
生理痛が酷いときに周りの理解はありますか?
下品なジョークに無理に笑わなくていいですか?

何よりこういうことをシェアできる人がいるのかどうか。それを推し量る指標として、男女比を使っていました。ことわっておくと、男性だからこういうことがわからないということではなく、人によることは理解しています。ただ、わかるタイプの人がいるかどうかを面談の小一時間で知ることは非常に難しく、せめてもの乱暴な指標として男女比を使わざるを得なかったのです。

私がゲットイットの前に中途入社で働いた会社も男性比率が高く、同時期に入社した新卒社員10数名のうち女性は1人だけでした。彼女とは(一応)同期ということもあり仲良くしていて、私が辞めるときには「憧れの働きウーマンだったので寂しいです」とメッセージをくれました(自慢です)。彼女がこれから持ち前の知性と機転を働かせて活躍していく中で、自分の属性によって何かを不当に諦めたりする社会であってほしくない。そうであるなら私はそれを変えていきたい、どこで働くにしても。漠然とそう思いました。


誰もが働きやすい会社へ、インクルーシ部の立ち上げ

性別だけでなく、性的指向だったり、障がいや病気だったり、文化や言葉の違いだったり。会社の大多数の人には当てはまらないから、本当は働きにくいけど我慢している・・そんな落とし穴を埋めていきたいと思い、11月に多様性を考え行動するためのプロジェクトチーム、インクルーシ部を立ち上げました。3人集まることを目標にしていたら、10人以上も集まってくれて泣きそうでした。みんな、何かしらの課題感、問題意識を持って参加しています。ゲットイットが多様性を大切にしている会社だということはホームページに書いてありますが、それを具現化するためのチームが発足したことを、求職者の方にもお知らせしたいなと思いました。


もし今転職活動中のあなたが、私が知りたかったようなことを知りたいと思っているとしたら。
私がいます(笑)。インクルーシ部があります。
ぜひ一度話を聞きに来てみてください。

※弊社も男女比を掲載してなかったので採用担当に聞いてみたところ、何やら意図があるようです

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