こんにちは。あにまるサポーターズのSです。
前回「小さな仔猫を見つけたら。思い出してほしいこと。」というブログを書きましたが、今回は迷い猫についてです。
道端でふと出会った猫。「普段見かけない子だなあ」「あ、首輪をしている」―—。もしかしたら、その子は迷子かもしれません。薄汚れていたり、元気がなさそうだったら――。ますます迷子の可能性が高いです!
まず、情報を集めよう
まずは発見場所の市区町村のホームページや動物愛護センターのサイトをチェックしてみましょう!迷い猫の写真・情報が掲載されていることがあり、飼い主さんが必死に探している可能性があります。少しでも「この子かも?」と感じたら問い合わせてみてください。
動物病院でマイクロチップを確認
情報が見つからない場合は、動物病院でマイクロチップ(*1) の有無を確認してもらいましょう!マイクロチップとは直径約2mmの小さな電子チップで、猫の首の後ろの皮下に埋め込まれています。専用リーダーで読み取ったIDをデータベースと照合すれば、飼い主さんの情報がわかる仕組みです。手術不要で猫への負担もごくわずか。2022年から販売される犬猫への装着が義務化されています。(保護犬猫と既存のペットは努力義務)
現時点での装着率はまだ3割程度ですが、装着されていれば飼い主さんへの連絡がスムーズになります。迷子になったときの「お守り」として普及が進んでいます。
出典:犬と猫のマイクロチップ情報登録について(環境省)
マイクロチップがない場合は——保護へ
チップが確認できなかった場合は、飼い主さんが見つかるまでの間、どこか安全な場所で保護する必要があります。
猫はネズミや鳥を狩って生活できるから、外でも問題なく暮らせるでしょう...というのは大間違い!いつも人からご飯を貰っている猫が、知らない土地で十分な食糧を調達することはほぼ不可能なのです。
ご自身や知人が保護できそうであればお願いできると理想的ですが、難しい場合は市区町村の生活環境課や地域の動物保護団体に相談してみてください。
SNSで拡散するなら、「保護してから」が鉄則!
迷い猫を見つけても、その場ですぐに保護できないこともありますよね。そんなとき、SNSを活用しよう!と思いつくかもしれません。実際、「〇丁目△番地に迷い猫がいるのでお近くで保護できる方いませんか?」という投稿を私も見たことがあります。でも、SNSの利用時に絶対に守ってほしいルールがあります。
猫がまだその場にいる状態で、具体的な位置情報を投稿しないでください。
「そんな都合よく悪い人が現れるわけない」と思うかもしれませんが、残念ながら、迷い猫を標的にした虐待は現実に起きています...。そういった人たちが、SNSで発信された位置情報を見て動くことがあるのです。信じたくない話ですが、これは事実です。その投稿も善意からのものでしたが、優しさが悪人の道具になってしまわないよう、ぜひ覚えておいてほしいです。
SNSは正しく使えば強い味方になります。発信するなら、安全な場所に保護できた後に「ここで発見しました」と投稿するのがベストです!
NG例 ↓ ※画像はイメージです
ちなみに——今は「完全室内飼い」が主流です
かつては、猫が家の中と外を自由に行き来する飼い方が一般的でした。でも今は、完全室内飼育が推奨されています。交通事故・感染症・迷子のリスクを考えると、室内のほうが安全・安心です。
「猫は自由な生き物だから外に出してあげなきゃ」と思われるかもしれません。でも、脱走防止の工夫をしつつ、キャットタワーや日当たりのいい窓辺など、室内を猫が楽しめる空間に整えれば、自由と幸せは両立できますよ♪
わが家の猫。窓辺でニャルソック
わが家の猫。お気に入りのお布団でぬくぬく
一人で抱え込まなくていい
迷い猫を見つけてどうすればいいか迷ったら、動物病院・行政・保護団体などに聞いてみましょう!詳しい人たちがちゃんといます。“猫は出会った人で運命が決まる”と言われています。皆さんの気づきが、その子を飼い主さんのもとへ帰す最初の一歩になります。
このブログが、迷い猫に出会ったときの道しるべになれば嬉しいです。動物にやさしい社会を、一緒につくっていきましょう!