こんにちは!あにまるサポーターズのSです。
ゲットイットでは2020年より毎年、公益財団法人どうぶつ基金さま(※1)へ寄付をしています。今年も10月に寄付を実施しましたことをご報告します。
環境省の統計資料によると、2023年度の日本における猫の殺処分数は、約7千頭でした。
出典:環境省「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」
近年はテレビ番組やSNSで保護猫について発信されることが増え、“飼い主のいない猫”に関する社会問題の認知度が高まってきました。
世論の拡大、全国のボランティアさんの奮闘のおかげで、殺処分数は10年前と比較すると1割未満まで減少しています。
しかし、ここで安心してはいけません!
猫は1年に2〜3回出産することができ、1度に4〜8匹産みます。
1匹のメス猫から1年間で50匹以上にまで増えてしまう、この繁殖力は侮れません。
すべての猫を保護して里親に繋げられたら良いですが、それは現実的ではないため「TNR(※2)」が有効です。
ゲットイットのCSRチーム「むすぶCycle」では、このTNR活動を推進している公益財団法人どうぶつ基金さまを支援しています。
支援金の寄付(※3)のほか、2023年にはゲットイットがオリジナル制作した「さくらねこガラスストロー」も寄付しました。(制作の経緯はこちら)
売上はどうぶつ基金さまの活動資金になります。
繁殖力の強い猫たちだからこそ、一時的ではなく、継続的な支援の輪が必要です。
私たちにできることは小さな一歩かもしれませんが、その一歩を止めることなく、これからも支援を継続していきたいと思います。
注釈
※1:公益財団法人どうぶつ基金
https://www.doubutukikin.or.jp/
※2:Trap(捕まえる)、Neuter(不妊去勢手術)、Return(元の場所に戻す)の略で、“飼い主のいない猫”の繁殖を防ぐ方法。猫たちは地域住民からご飯をもらいながら「地域猫」として一代限りの命を全うします。
※3:寄付金額は、1回の手術チケット発行費用(平均)×社員数としています。今回の寄付により、年間で150頭分の不妊手術ができ、1匹のメス猫から1年で50頭まで増えると仮定した場合、1年間で3750頭の野良猫の増加を止めることができる計算となります。