皆様こんにちは。
G1行政書士法人にて採用窓口を担当しています、武田と申します!
当社は「遺産相続手続まごころ代行センター」(以下当センター)の受付窓口として、あらゆる相続手続きを代行するサービスを提供しています。
ただいま当社では、相続手続きの代行を担う事務スタッフを募集しております!
共通しているのは「相続に興味があること」!
とはいえ、中には「相続に興味があるけど、実務の経験がないし…」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、相続手続き未経験の方の入社後のフローをご紹介したいと思います。
ぜひ、参考にしてくださいね。
入社後の1年で覚えていくこと!
入社後に覚えていくことを一例でご紹介していきます。
(実務ではたくさんの個人情報を取り扱いますので、ここではイメージイラストでご紹介しますね)
※個々の能力に応じて、覚えていく時期等は変動します。
①郵便物の開封
当センターには、日々たくさんの郵便物が届きます。
それらをひとつひとつ開封し、記録し、仕訳していく作業をしていきます。
単純作業に見えるかもしれませんが、とにかく多方面から書類が届きますので、「どういう所とやりとりがあるのか」に触れることで、相続の全体像が少しずつ見えてきます。
②戸籍の読み方研修
相続手続きの代行は、まず、その相続手続きにおいて必要な戸籍を取得し、相続人を確定させるところから始まります。
文字にするのは簡単でも、この戸籍を紐解くのが最初はとても大変!
- 戸籍とはどういうものなのか?
- 戸籍から何がわかるのか?
- 次にどこに、どの戸籍を取得するのか?
先輩社員のお手伝いをしながら理解を深めます。
いずれはみんな独り立ちして、自身で戸籍を読み解き、各役所に請求し、それを繰り返して相続人を確定させていきますよ!
「相続人を確定させる」作業を覚えたら、法定相続情報一覧図の作成と、法務局への認証作業も覚えていきます。
===相続豆知識===
この、法定相続情報一覧図を法務局に認証してもらう制度を「法定相続情報証明制度」といいます。
相続手続きにおいて、とっても便利な制度になりますので、興味のある方はこちらの記事もあわせてご覧くださいね!
〈まるわかり〉法定相続情報証明制度のメリット/注意点を完全解説!
https://www.souzoku-isan.net/case/post-65/
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③電話対応
順番が前後しますが、入社後早めのタイミングで、電話対応も積極的にしていきます。
当センターには、相談者様、依頼者様、銀行や役所など、多方面から電話がかかります。
まずは取次から始め、どういう電話があるのかに触れていきながら、少しずつ対応できる幅を増やしていき、最終的には、相続のご相談の対応もできるようになってもらいます!
④銀行や証券会社などの、財産ごとの相続手続き
相続財産で最も多いのが、銀行口座、つまり預貯金です。
まずはその相続手続きを覚えていきます。
銀行ごとに、手続き方法も、書類の様式も様々です。
銀行の手続きがわかってきたら、次は証券会社の手続き、その後にクレジットカードなどの細かい手続き方法も学んでいきます。
⑤提携専門家とのやりとり
当センターには、G1の他にも様々な専門家事務所と連携しています。
お客様とのやりとりはG1が担いますので、各専門家との連携もG1のお仕事です。
- 不動産の名義変更のことなら司法書士
- 相続税の申告のことなら税理士
その他手続きに応じて、弁護士や遺品整理士、不動産業者とのやりとりもあります。
そうした人たちとどのように連携しているのか、どういう作業が発生するのかを覚えていきます。
⑥財産目録、遺産分割協議書の作成
相続手続きの実務をある程度理解できたら、いよいよ財産目録、遺産分割協議書の作成に着手します!
財産目録とは、「亡くなった方が持っていた財産」を細かく一覧にしたもので、当社で作成し、相続人の皆様にお渡ししています。
その目録をもとに、相続人様が最終的に「だれが、なにを、どのくらい相続するのか」を決める遺産分割協議をしますので、その協議で決まった内容をまとめた「遺産分割協議書」を作成するのが当社のお仕事です。
ここまでくると、相続手続きの流れや、どういった手続きがあるのか、相続手続きの全体像が見えて、かつ理解ができている状態になっています!
いかがでしたでしょうか?
これが、ざっくりの入社1年目の業務フローです!
わたしもそうでしたが、日々の相続業務に身を置くだけでも、たくさんの専門用語が飛び交い、自然と学べるので、毎日新しい相続を体感することになると思います。
1年目は全てが「点」かもしれませんが、それがだんだん「線」になっていく1年になるでしょう。
「線」にする年となるでしょう。
頼もしい先輩社員がすぐ横にいますので、相続未経験だからと臆することなく、チャレンジ精神で取り組んでもらえればと思っています!
相続手続きの実務の経験がある方は、入社直後から即戦力です!
いずれにせよ、個々の経験や能力、成長速度によって学びのタイミングは変わっていきますので、まずはこの記事が、「入社後の流れ」のおおよそのイメージとなれば幸いです。
皆様のエントリーお待ちしております!
【当センターHP】