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皆さんこんにちは!Fusic採用広報インターンの姥嶽(うばたけ)です。
突然ですが、みなさんに質問です!
Fusicといえば何が思い浮かびますか……?
サーバーサイドに強い?
AWSの技術力がすごい?
もちろん、サーバーサイドやAWSにも強いですが
……実は、いまフロントエンド分野が激アツなんです!!!
Fusicでは、2022年の7月にフロントエンドチームが発足しました。
そこで、今回はリーダーである山路さんに
- フロントエンドチーム誕生の裏側
- Fusicでフロントエンド開発をする魅力
- 今後の目標や理想のチーム像
などなど伺ってきました。
インタビューの最後には、フロントエンドチームの話が生で聴ける「Fusic Tech Live」の案内もあるので、お見逃しなく!!
インタビュイー
■山路雅之
≪プロフィール≫
開発業務を担当。エンドユーザーのレスポンスをみながらのアジャイル開発やモバイルアプリからサーバーサイドまでのフルスタック開発が得意。フロントエンドの技術にも興味があり、RustやWasmなどの新しい技術も学習している。
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ー本日はよろしくお願いいたします!
山路さんのFusicでの経験と今のお仕事について教えてください!
(山路)はじめは Ruby on Railsを使用した案件に携わっていましたが、徐々にReactを使用する案件が増えていき、結果的にフロントエンドに携わる回数が増えてきました。
僕自身、飽き性なので変化のスピードが早いフロントエンドの開発は、とても楽しくやりがいもあります。
現在は、フロントエンドチームのリーダーとしてReact Nativeを使用したクロスプラットフォームでの開発を行っています!
ーフロントエンドチームができたキッカケは何だったのですか?
(山路)「これがあったからできた!」という明確なキッカケはなく、複数の要因が重なってチームが出来たと思います。
Fusicは基本フルスタックエンジニアなので、僕が入社した当初は、フロントエンドが得意なエンジニアがいろんなチームに存在しているような状況でした。
3年ほど前から、今後フロントエンドの技術を強化していきたいという話はあがっていて、フロントエンドを1つのチームに集約することで、メンバー同士の情報共有や技術力アップの促進に繋げていけたらいいよね、という考えがあったようです。
そのような中、フロントエンドの実績が出てきたこともあり、また僕自身もフロントエンドチームを作りたいという想いもあったので、今年の7月に晴れてフロントエンドチームが誕生することになりました!
今後「クロスプラットフォームのアプリ開発の案件も本格的に取っていきます!」という社外への意思表示でもあると思っています!!
フロントエンドチーム3名+デザイナー1名で活動中!
※左から磯谷さん(デザイナー)、山路さん、浦田さん、夛田さん
ーFusicでフロントエンド開発をする魅力は何だと思いますか?
(山路)魅力は2つあると思います!
1つ目は新しい技術が出てきたときに、すぐに使ってみることができることですね。ある程度規模が大きい企業になってくると、CTOのような意思決定者が最終判断をするまで動けない、もしくは社内でメンテナンスができる人が一定数いないと使えないということが多いです。
しかし、Fusicではある程度技術検証して「できる!」という確信と、最後までやり遂げるという意思があれば周りからサポートしてもらえます。
僕は、入社して半年しかたたないぐらいのときに、「Next.jsを使用したサーバーレス構成の方がランニング費用が安くなりそうです 」ということをいきなり言って使わせてもらいました。まだNext.jsを社内で使っていない状態だったので、今考えるとかなりチャレンジングなことをさせてもらったと思います。
2つ目は、お客様と直接会話ができることだと思います!Fusicでは、PMから言われたものを作るのではなく、エンジニアが直接お客様と意見をすり合わせながら開発します。
例えば、アプリで新しい機能を実装するとき、お客様とのミーティングに参加することで「どうしてその機能を付けたいのか?」という背景や意図を知ったうえで実装できます。
また、会社の規模が大きくなると、仕様書だけ送られてきてその通りに作るという流れになりがちですが、 Fusicでは、機能や仕様の裏にあるユーザーにどう行動してほしいかという意図を汲み取った上で開発出来るという面白さがあると思います。
ミーティングに参加することで、仕様書だけでは分からない部分もお伺いすることができますし、最初から最後までお客様と関わることができるので楽しいですね!
ーありがとうございます!では、今までの開発で大変だったことはありますか?
(山路)要件定義の部分から入っているので、サービス設計の部分がとても大変です。
実装段階のコーディングでは「コードを書いて動く」という正解があるのですが、サービス設計では明確な正解があるわけではないんですよね。
「これの答えってどこにあるんだろう?」みたいな状況に陥りがちです(笑)
はっきりした答えがないので大変なときも多いですが、その一方で今から新しいサービスの大枠を考えるというワクワク感も楽しめます!
ーこのフロントエンドチームの魅力は何だと思いますか?
(山路)メンバー全員、興味がある分野が被っていないことだと思います!新しい知識や技術に触れる機会が多いので、チーム全体の技術力がアップしていける関係が魅力だと思います!
フロントエンドチームでは、平日に”技術時間”という「自分の好きな技術を触って勉強しようぜ!!」という時間を月に1回設けています。技術時間の後には、1人5分くらいで何を勉強したのかアウトプットするのですが、1人デザイナーさんがいるだけで勉強の幅がグッと広がります。
※技術時間の様子
例えば、磯谷さんはシステムのUI/UXをどうやって設計していくか、というデザインの本を共有してくれるので、技術的な部分より前の「どう設計するか?」みたいなところも一緒にインプットすることができます。実際にサービスを使うユーザーの視点が近くで見えるので毎回勉強になります!
ーフロントエンドチームのエンジニアは、個性的なメンバーが集まっているという噂ですが、共通点などありますか?
(山路)全員に共通していることは、知的好奇心が旺盛なところだと思います。別の言い方をすると飽き性ですね!(笑)
フロントエンドはユーザーがすぐ触るところなので、どんどん変化していきますし変化のスピードも速いです。
例えば、フロントエンドのライブラリとしてReactが人気ですが、数年後はSvelteや Solid.jsが今のReactのポジションにいるかもしれないですし、Reactと言ってもNext.jsやRemixなどのReactベースのフレームワークもあり、何か新しい案件を始めるにしても選択肢が多く、飽きのこない領域だと思います。
変化のスピードが速いので、知的好奇心の旺盛な(飽き性な)メンバーにとっては、とても楽しい環境だし合っていると思います!
ー「こんなチームにしていきたい!」といった理想のチーム像はありますか?
(山路)フロントエンドチームをFusicの切り込み隊長にしたいと思っています!
フロントエンドチームでは、React・Next.js・Expoなど、Fusicでほとんど採用されてこなかった新しい技術を積極的に採用してきました。
フロントエンドは技術の変遷も速く、新しい技術をどんどん試せる領域なので、WebAssemblyやEdge Side Frontendなど面白そうなものは今後もどんどん試していきたいと思っています。
また、フロントエンドだけどバックエンドも書く、そしてバックエンドだけどフロントエンドも書く、の方が健全でお互いの気持ちが分かることが開発においてはベストだと感じています。フロントエンドチームと言いつつ、バックエンドもちゃんと書いていきたいと思っています!
ーありがとうございます!最後に、今後の目標を教えてください!
(山路)目標はこの2つです!
- フロントエンドチーム主体の案件をつくる!
- 社内のReact力をアップさせる!
1つ目に関しては、いまフロントエンドチームが関わっている案件は既存案件を引き継いだものです。新しくチームが発足されたからこそ、「このチームだからできたよね!」と言われるような案件をつくりたいです!
2つ目の目標に関しては、Reactを使った開発では一部の社員に負担が偏っていることが課題なので、案件の属人化防止やエンジニアの技術力向上のために、チーム内で保持しているReactの知見を社内に共有することで技術力の底上げに貢献していきたいです!
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山路さん、ありがとうございました。
フロントエンド開発に対する想いだけでなく、社内全体の技術力アップなど視座の高い目標までお伺いすることができました!
チームメンバー同士で切磋琢磨しながら技術に磨きをかけているとのことで” 情報共有”や”技術力向上”といった、チームであることのメリットを最大限に活かしている印象でした。
今後のフロントエンドチームの活躍に期待ですね!
★★最後に「Fusic Tech Live」のお知らせ★★
こんな人におすすめです!
- 面白いことをやってみたい!
- 新しいことにチャレンジしたい!
- エンジニアじゃないけど興味ある!
デザイナーとエンジニアの連携や、フルスタックな環境の中でのフロントエンドとの向き合い方、Fusicならではのフロントエンドへのこだわりなどをお話させていただきます!
※オンラインでの開催です。
フロントエンドに関して、それぞれが興味のある分野について語るので、1回参加するだけでフロントエンドの大部分が聴けるかも!?
【イベント概要】
■イベント名:Fusic Tech Live Vol.10:Front-End Tech Live
■日程:2022年10月28日(金) 19:00~21:00
■登壇者
浦田 大貴(技術開発第三部門/エンジニア):「FigmaのCursor ChatをReactで自作してみた」
礒谷 悠莉(品質部門/デザイナー):「エンジニアが知っているとちょっぴり幸せになるFigma活用法」
夛田 武広(技術開発第三部門/エンジニア):「そろそろJavaScriptのビルドで悩まないためのTopic
」
山路 雅之(技術開発第三部門/チームリーダー/エンジニア):「フロントエンド周りのRustを試してみた
」
<申し込みはコチラから>
https://fusic.connpass.com/event/256458/
※Fusic Tech Liveとは?
Fusicで働くエンジニアが日頃どのような技術を用い、どのような開発を行っているのかを発信していく技術発表会です。
技術ブログ(Fusic Tech Blog)に加え、Fusicの技術についてより魅力を伝えられる場になりますので、ぜひご期待ください。
<詳しくはコチラをチェック>
https://www.wantedly.com/companies/fusic/post_articles/388898