こんにちは。採用広報担当の紙谷です。フクロウラボでは毎月、全社員が集まって月次報告会が行われています。この報告会、実は代表自らがプレゼン資料を作って20~30分話すというちょっとユニークなもの。本日はその様子をレポートしたいと思います。
■報告会はなぜやるか?
弊社のカルチャーとして、mtgや新しく施策を打つ際など、『目的とゴールを設定し、関係者で共有すること』を大事にしています。何のためにやるのか、どうなることを目指しているのか認識を擦り合わせた上でアクションすることで、関係者が一致団結して生産性高く取り組むことができます。
こういった月次報告会や朝礼などは、ともすると何も考えずにボーっと座っているだけの参加者が生まれがちですが、最初にきちんと目的/ゴールが共有されることで、全員が当事者になります。
ちなみにフクロウラボの月次報告会の目的とゴールは、『前月の振り返りを行ない、それを踏まえた次月以降の短期~中期アクションの目線合わせ』をすること。会社の状況を全員で共有し、個々が自走するための土台づくりの一端を担っています。
■マジメありポエムありの報告会レポート!
月次決算が締まると、代表の清水さんが一人で密やかに資料作りを始めます。この資料にはいつもメンバーの写真がたくさん使われていて、ときには上記のように表紙を飾ることも...(笑)。和みます。ちなみに今回の資料は約40ページでした。
さて、報告会の始まりは、ひとまずマジメに経営のお話から。サマリーとしては
・前月の数値結果/売上のトレンド
・各プロジェクトの進捗
・前月やったこと
・うまくいったこと/うまくいかなかったこと など
日々、自分の目の前の業務に向き合っていると、他のチームがどんな新しい取り組みをしたとか、どんなところで踏ん張っているとか、意外と見えていないことも多々あります。他チームのチャレンジや失敗を知ることで視野が広がりますし、うまくいったことをみんなで喜べることで一体感も生まれているなぁと思います。
半年以上『うまくいかなかったこと』コーナーに陣取っていることのひとつが『管理部責任者候補の採用』です。これについては、求めているのはこんな人!フクロウラボの未来を一緒に作ってくれる、バックオフィスのスペシャリスト急募!の記事にもまとめましたが、約3ヶ月ほど採用計画がビハンドしている状況です。。。ですが、このように進捗を共有することで、リファラルで知人を紹介してくれたメンバーもいました。やはり、課題も含めて共有して目線を合わせることは大事です。
4月度の報告会からは、CTO若杉さんからのdev共有コーナーも新設されました。
開発は2週間毎のスプリントで行なっているため、月次報告会とは別に隔週でリリース報告会を実施しています。リリース報告会ではプロダクトに関する開発内容の共有/質疑応答がメインとなりますが、この月次報告会では、devチームの状況や導入検討中のシステムなど、チームとしての動きや施策が共有されました。会社全体としての動きが把握しやすくなり、各チームがどんどん身近になっていきます。
マジメなコーナーのあとは、清水さんからの共有/連絡コーナー。7月には社員旅行、秋にはオフィス移転を視野に入れているので、最近はそのあたりのトピックスが多めです。そして最後は清水さんからの、エモみが強めなポエムコーナー。内容は
・バリューを実践している人の紹介
・嬉しかったこと
・今期のスローガン
・みんなへのメッセージ などなど
バリューのコーナーでは、会社として大事にしている価値観を意識してほしいというメッセージを込めて、清水さん目線で良いアクションをしていた人が取り上げられたりします。この辺りは従業員が40人を超えても、細かいところを見てくれているんだなぁと思います。
先日の報告会では『メンバーが思う仕事のスタンスが良い人』が発表されました。その中では、『この人が一緒の会社にいてくれてよかった』『先回り力がすごい』『期待を超えるクオリティかつ速いスピードでフィードバックしてくれる』など、普段なかなか面と向かって相手に言わないようなメンバー間の褒め言葉が聞けました。
このブログにも何度か書いていますが、『この会社はまだまだ手こぎボート。全自動で進んでいくような立派な船じゃない。全員で同じ方向目指して漕いでいこう』という表現をよくします。全員で事業を推進するには、余計な管理を減らし、1人ひとりが自走していく必要があります。月次報告会はそのための羅針盤のひとつとして働いているのだと思います。
この日のまとめ。働きやすい環境を作り、事業をシフトしていくためのメッセージが毎回詰め込まれています。
■おまけ
経営陣の1人である有岡さんが、すごい隙間にハマって報告会を見守ってました。参観日のお父さん感。
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