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経理志望だったのに、数回の転職から営業担当へ。そして、ここを選んだわけ

こんにちは、コーポレートの中村です。
中途入社のメンバーに、現在に至るまでのキャリアを見つめてもらい、「今、なぜフクロウラボにいるのか?」を紐解いていくこの企画。今回登場するのは、ゲームアプリ大手を担当する、営業部の山田さんです。
転職を経験しているからこそ言えることや、今どんな思いで働いているのかを熱く語っていただきたいと思います。

■経理希望だった私が、営業として働く理由

中村:山田さん、よろしくお願いします。早速ですが、今までの経歴から教えてください!

山田さん:経歴としては、WEB広告の営業・運用を6〜7年した後、他業種で2年ほど営業をしていました。
中村:一貫して、営業の道を歩んできたのですね。

山田さん:それが実は、専門分野は経理だったんです。

中村:そう言われると、きちんとしているところが経理っぽい雰囲気あります!では、なぜ営業の道に?

山田さん:大学の時に商学部で公認会計士の勉強をしていたので、経理としてその知識を活かしたいと就職しました。その会社で、「本配属は経理でいいけど、経理をやるにしてもその数字の裏側をちゃんと知っていないとできないから営業をやっていた方がいい」と、言われるがままにインターン時代にはメディア向けの広告営業をすることになったんです。そしたら人員不足から、そのまま営業をすることになって(笑)、営業として3年ほど働いていました。

中村:経理のつもりがそのまま営業担当になってしまったなんて…。

山田さん:びっくりしますよね(笑)。ただ、営業をやるうちに、「自分でビジネスができるようになりたい」「経営者や事業家を目指したい」と思うようになって、望んで今も営業をやっています。

中村:営業経験を積むことで、見えてきたことがあったということでしょうか?

山田さん:そうなんです。自分なりに、転職して色々やってみた結果、営業に辿り着いたという感じでしょうか。
まず新卒で入社した会社に3年間勤めて、次の会社に営業部長として転職。キャリアアップのつもりだったのに失敗して、その後「自分で事業を立ち上げてやる!」とやってみたら、そこでも派手にコケてしまったんですよ。
この先どうしようかと迷っていた時に、前職の上司から言われました。
『お前はまだ仕事ができないから、もうちょっと勉強してこい。自分でビジネスを起こしたいなら営業をイチから勉強した方がいいよ。経営やビジネスができる人は、自分でお客さんを捕まえて売れる人だ。お前は手に職があるようなエンジニアでもないし、資格があって独占して業務ができるとかもないから、営業をやったほうがいい』と。

とても的確なアドバイスだったので、自分の中でとってもしっくりきたんですよね。
そこから営業を学び直そうと思って転職し、第2新卒くらいの若い子たちに混ざって飛び込み営業を3年間ほどやっていました。

中村:そんな紆余曲折があったなんて…!その方のアドバイスがなければ、営業を選択しなかったかもしれませんね。

山田さん:今、営業をしていないかもしれませんし、していてもまた同じ失敗を繰り返していたかもしれません。信頼している人からのアドバイスが仕事選びに反映されました。

■なぜフクロウラボを選んだのか

中村:フクロウラボに入社をしたきっかけは?

山田さん:チームリーダーやマネージャーのような立ち位置で、自分のチームメンバーも結果が出せるように導く存在になりたいと考えていました。マネジメントが学べる職場で、自分の経験を活かして働きたいと転職を考えていたころ、仕事を通じで代表の清水さんと出会いました。

『まだ社員数名とインターン生しかいないけど、ゆくゆくはメディアチームや営業チームを作っていきます。マネジメントとまで呼べるか分からないけど、良かったら一緒に働きながら学んでみたらどうですか?』と誘ってもらったんです。

営業スキルを高めつつ組織づくりにも関われるなんて、またとないチャンスだと感じて入社を決めました。

中村:営業を学び直した後、次の目標はマネジメントだったんですね。

■転職をして気付いた、営業スタンスの違いは?

中村:何回か転職を経験して、気付いたことはありますか?

山田さん:1番大きいのは、商材が変わると、その会社が推奨していることややり方が全く違ってくるということですね。前の会社で実績を出せていたことでも、転職すると全然通用しないスキルやノウハウになる、ということも経験しました。

例えば、営業ノルマを絶対守る!という数字にシビアな営業会社にいたこともありました。売るものが決まっている状況からスタートする数字ありきの営業で、お客さんの状況やニーズがどうであっても、最終的に行き着くゴールは決まっていて。
『会社の成長、数字を作るためにお客さんがいる』というお客さんとの向き合い方でした。本来はこうあるべきじゃないのに…という気持ちがありつつ、言い出せない自分がいて。その営業方法が良い、悪いとかではなく、僕にはやり切れませんでした。

中村:現在はどうでしょうか?

山田さん:全く逆で、お客さんに寄り添い、向き合う営業スタイルですね。お客さんの売上が上がれば、うちの売上が伸びます。
お客さんにしっかり貢献することを念頭に置いて、良い提案、改善策を考えて営業しています。本来の営業はこうあるべきだと思っていた、お客さんと向き合う姿勢がここで定着しました。何より、お客さんのために考える、動くことが楽しいと思えています。

中村:同じ営業でも向き合う対象が変わりましたね。その他に、転職による環境の変化で戸惑ったことやギャップを感じたことはありましたか?

山田さん:今は1人ひとりに与えられるノルマはありませんので、『数字数字!』と言われていた営業会社から転職した当初は変化が大きくて、最初は戸惑いました。
入社したての頃は、数字をつくるためにもっとこうしたい、ああしたいとガツガツ言っていたので、代表の清水さんから『山田さん怖いです…』と言われたことも(笑)。

中村:今の穏やかな山田さんからは想像もできませんが…(笑)。ガツガツとやっていた様に全然見えないですし、他の営業メンバーもガツガツしていないですよね。

山田さん:みんな穏やかですよね。ただ、フクロウラボの営業メンバーが数字をあげていないとか、コミット力が低いというわけではなくて。やることをちゃんとみんなが淡々と粛々と自己管理でやっている、それができる人たちが集まっているということなのだと感じています。

ご褒美がないと動けないとか、誰かが数字管理をする必要があるということがなくて、周りを見渡すと、自分で自分のモチベーションを上げられる人達に囲まれているなと思うんです。フクロウラボには、自分から動こうという文化が浸透していますね。

中村:確かに、代表の清水さんをはじめ、みんなやるべきことを黙々とやりますよね(笑)。「成績が…」とか「ノルマが…」とは、聞こえてこないです。

山田さん:今の風土のままどこまでいけるのかちょっと楽しみですし、これからがフクロウラボの挑戦ですね。規模が大きくなる、上場するなどあれば、少なからず変化があると思いますが、このようなフクロウラボの良い文化は残していきたいです。

■個人として、そして仲間とフクロウラボで叶えたいこと

中村:これから山田さんが目指すことは?

山田さん:もっと事業を大きく成長させたいと思っています。
自分の手の届く範囲内でしか結果が出せないでいると、小さいことしかできない。事業を大きくしよう、育てようとすると自分の手の届かない人でも結果が出せるような環境が必要です。入社時からやりたかったマネジメントを学び、会社を大きくする推進力を上げていきたいと思っています。

今ちょうど、同じチームメンバーのサポート役を任せてもらっていて。、貴重な経験をさせてもらっている分、会社にとって良い結果を返せるように取り組んでいきたいなと思っています。

中村:山田さんありがとうございました。山田さんのように、目指していることを明確にしておけば転職はハッピーなものになるのかもしれませんね。

フクロウラボに少しでも興味をもってくださった方、まずは話を聞いてみたいという方、まずはフランクにお話しませんか?ご応募お待ちしております。

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