こんにちは。採用広報担当の紙谷です。時が経つのは早いもので、あっという間に9月になりました。まもなく入社してから3ヶ月が経とうとしているのですが、全くの未経験業種へ転職したこともあり、事業内容を自分なりに説明できるまでには時間がかかりました…
ということで!もっとフクロウラボのことを語れる採用広報になるべく、エンジニアの平尾さんに会社のことや業界のことを根掘り葉掘り教えてもらいました!
■ズバリ!フクロウラボって何をしているの?
紙谷:平尾さん、本日はよろしくお願いします!平尾さんは創業にかなり近い頃からフクロウラボを支えてくれていますよね。ちなみに前職では何をされていたんですか?
平尾さん:新卒で入った会社では営業をしてました。そこからエンジニアの仕事に興味を持ち、でも実務未経験で採用してくれる会社はなかなかないので、インターンとして開発に携われる会社に転職し、そこで知識・技術を習得しました。
紙谷:おぉ~!いきなり開発担当者として飛びこんだんですか。チャレンジング...!その後、フクロウラボCTOの若杉さんにエンジニアとしてスカウトされたわけですね。
ところで今日の本題、「フクロウラボってなんの会社?」を一言で言うなら何でしょう?
平尾さん:一言で!早速難しい質問ですね...。めちゃくちゃ簡単に言うと、『アプリに特化したアフィリエイトサービスを開発・提供している会社』ですかね。こちらの図で説明しましょう!
平尾さん:具体的には、アプリ商品の広告をしたい広告主と、広告収入を得たいメディアを自社サービスで繋ぎ、双方の利益最大化のお手伝いをしています。上の図で言うと、
・広告主(左側)から:広告を出稿してもらい、広告効果の最大化(広告の費用対効果を上げ、商品をより多くのユーザーに利用してもらうためのサポート)
・メディア(右側)へ:親和性の高い広告を提案し、広告収益を最大化するためのコンサルティング
これをより高い精度で可能にするためのプロダクト『Circuit X』を僕たちエンジニアチームで開発・改修しています!
■Circuit Xで顧客の課題を解決!
紙谷:なるほど!自社サービスを介して運用しているからこそ、双方により良い提案をするためのプロダクトへと、細やかな粒度でアップデートしていけるわけですね!もっと詳しくお聞きしたいのですが、このCircuit Xを通して、顧客のどんな課題をどうやって解決することが出来るのですか?
平尾さん:おっ!良い質問ですね!まずどのような顧客ニーズがあるかと言うと、当然ながら広告主側もメディア側も利益を大きくしたいわけです。そこで課題となってくるのは、投資した広告費用の回収率(ROAS)を上げることです。費用対効果が良ければ広告主はその広告の単価を上げて更に訴求することが出来るし、単価が上がればメディアの利益は上がりやすくなるので、双方がハッピーというわけです。そのために僕たちエンジニアが出来ることは、Circuit XでROASの計測を可能な限り正確にすることや、当たり前ですが予期せぬ障害などでサービスが止まったり計測ができなくなることを防ぐことですね。また、ASP(インターネット等を通じて成功報酬型広告を配信する事業者のこと)としては初めて、動画を活用した広告クリエイティブの新しい手法を取り入れ、成果を得やすくしていることも特徴です。常にこのような新技術の開発も視野に入れています。
紙谷:それによって、実際にアプリを使用するエンドユーザーにはどのような価値提供が出来ているのでしょう。
平尾さん:メディア・広告主に対し価値を提供することによって、より市場が活発になり、結果エンドユーザーにも価値が提供できてるのではないかなと思っています。これはすごく当たり前なことですが、エンドユーザーのUXを損なわないような広告づくりの意識は当然していますよ。
紙谷:広告主・メディア・エンドユーザーと、幅広いレイヤーに配慮しながら開発しているのですね。より良いプロダクトをつくるために、開発の際に重要視していることはありますか?
平尾さん:事業として、より幅広いカテゴリーで数値を詳細に分析し、現状を把握して、効果を向上・改善するためのコンサルティングをすることが重要です。そのために、特に営業チームとコミュニケーションを密に取り、優先度を調整しながら開発にあたっています。たまに、社内で日常使用するツールをちょっと便利にする、なんて小人の靴屋みたいなことをしていることもありますが(笑)。
紙谷:あ、それやっぱり開発チームでやってくれていたんですね!いつのまにか便利になってる~って感動したことあります。
■Circuit Xの可能性とは
紙谷:さて、平尾さんに聞きたいことはまだまだだくさんあるのですが、今回はこの辺にしておきます。最後に、今後のプロダクトの展望について聞かせてください!
平尾さん:フクロウラボはプロダクトドリブン、つまり、『良いプロダクトありきの本質的な価値提供』を掲げています。ですので、プロダクトの質には一層こだわっていきたいですし、まだまだ可能性を引き出せると考えています。例えば、広告商品とメディアの親和性や、登録いただくメディアの正当性という意味において、優良なメディアとそうでないメディアの判別の精度はまだまだ向上の余地があります。このような判別はどうしても属人的になってしまいがちですが、今後は誰でも同じように高い精度で判別できるような仕組みをプロダクトとして作っていきたいと思ってます。
また、これまでは開発スピードを重視して、いかに早くリリースするかを起点に開発を進めていました。現在は少しステージが変わってきていて、アクセスも顧客も増えてきたため、リクエストの幅も広がり、予想していなかったバグ改修なども必要になっています。リファクタリング(プログラムの外部から見た動作を変えずにソースコードの内部構造を整理すること)をしながら、多くの可能性を考慮して開発を進めていく必要が出てきていますね。一方で新規サービスについては、更にスピード感をもってリリースしていきたいです!
今回は平尾さんに、フクロウラボの事業内容について、エンジニア目線でお話を聞くことができました。エンジニアチームについては開発環境や言語、カルチャーや労働環境など、お伝えしたいことがまだまだあります!こちらについてはまた次回、記事にまとめたいと思います。平尾さん、ありがとうございました!
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