2018年も就職活動期間がスタートしました。

いつの間にか3月になってしまい、フジサワは特別何かをする余裕もなく、今日はとある大学の合同企業説明会に参加していました。

今日の説明会だけでなく、面接などでいつも感じていることをお話します。そんなスゴイことではないのですが・・・

世の中には、色々な仕事が、いっぱいあります。BtoCの会社もあれば、BtoCの会社もあります。色々な業種があり、もの作りの会社もあれば、サービス業の会社もあります。ゲームを作っている会社もあれば、それを販売している会社もあります。

文明の発達と共に、個人の役割は細分化され、これまでは地域、自分の国の中で考えていれば良かったのが、21世紀のグローバル化によって、世界全体もしくは地球規模で社会を認識する必要もあります。

つまり、大卒（もしくは大学院卒）で認識できる会社・仕事は、そのほんの一部でしかないのです。結局のところ、自分の好みやそれまでの知識・経験からしか、就職先や仕事を選ぶことはできない。そのことをまず認識することが、就職活動のスタートです。

いつの間にか40になってしまった僕が、そのうちいつの間にか40になってしまうかもしれない若い人たちにアドバイスできることは、視野を広げて欲しいということです。自分のやりたいことがハッキリしている人、スゴイです。そのまま貫き通して欲しいです。でも、それでも、視野を広げて欲しいんです。

世の中には色々な仕事があり、それぞれが社会の必要なピースとして頑張っている。その現実を、まず知って欲しい。色んな人の話をオフィシャルに聞くことができる、それが就職活動の良いところです。

その全体感の中で、自分のやりたいこと、立ち位置、ポジションを考えることで、自己分析や自己PRに深みが出ると思いませんか。学生時代だけでなく、色々なことを経験している人の方が、井の中の蛙にならず、考え方や話に奥行きが出ます。視点が上がっていると言っても良い。

やっぱり視点が上がっている人は、失礼ですが、何となく生きていないです。経験の中から何かを感じ、何かを考えている。そう思わせる言動が、面接内でも判ります。暗記したことを話していない、自分の考えを、自分の言葉で述べることができる。少なくとも僕は、そういう人を評価しています。

何にせよ、現代は初めて入社する企業に一生勤める時代ではありません。インターンや説明会、エントリーシートなど、やることはいっぱいありますが、まずは今この瞬間を楽しんで頂きたいです。就職活動を利用して、経験を積んで少しでも成長してやろうという意欲、貪欲さを身に着けて下さい。