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創業から 1 年!船井総研デジタルの社長が思い描く「自社の未来」【社長インタビュー後編】

今回は、当社代表の柳楽さんへのインタビュー内容を、2部構成でお届けいたします。
本記事は、後編となり、船井総研デジタルの事業内容や今後の展望についてお話を伺いました。
柳楽さんの言葉で正直にお話いただいたので、今記事を読んでくださっているあなたに、代表の思いが伝われば幸いです。

―プロフィール―
株式会社船井総研デジタル
代表取締役社長 社長執行役員
柳楽 仁史
1992年船井総合研究所に入社。
株式会社船井情報システムズ代表取締役常務、株式会社船井総合研究所執行役員社長室長、株式会社船井総研ホールディングス執行役員CSR・IR室担当などを経て、現職。
内部マネジメント業務の責任者を歴任する傍ら、経営コンサルタント業務にも従事、幹部社員教育や社員の自発性を誘発する自活組織づくり、新規事業の開発と展開などに数多く携わる。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――変革を起こすパートナーとして、お手伝いができるように、そんな思いが込められています。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――船井総研デジタルの事業内容、それにともなった強みを教えていただけますか?

事業の柱が4つありまして、1つ目は、もともとの船井総研コーポレートリレーションズの祖業で、いわゆる<グループシェアードBPO事業>というやつですね。
船井総合研究所ですとか、船井総研ロジですとか、そういった会社のセミナーですとか、研究会の運営をサポートしています。あるいは、ウェブサイトから入ってくる相談案件に応対するようなコールセンターも当社で請け負っています。
ですから、コンサルタントがいわゆる「コンサルティング」というコア業務本業に集中できるように、その周辺業務を我々が引き取って、BPOで回しているということです。
2つ目が、そこから派生した<ITコンサルティング事業>というものです。
これは、もともとバックオフィスの生産性を上げて、よりクオリティの高いサービスを提供するということを、先程のグループシェアードBPOでやってきましたが、そこで蓄積したノウハウや知見を、中堅・中小企業のお客さまにも提供していこうということですね。もちろん、大手のお客さまもいます。そういったところに、コンサルティングサービスを提供しています。
ここは、いわゆるバックオフィスですとか、ミドルオフィスの業務を可視化して、どこにボトルネックがあるのかというのを特定して、そこにITツールを入れたり、あるいは業務フローを改善したりということをやりながら、お手伝いをしています。
3つ目には、<SPX事業>というのがあります。
これも、グループシェアードBPOから発生した事業なんですけれども、先ほど言いましたように、ウェブサイトをつくって、ウェブからの反響をコールセンターがインサイドセールスで商談に移行させる。これを、船井総研に対して行っていましたが、サービスとしてこれを切り出して、一般のお客様にご提供しています。
ウェブサイトをつくってSEO対策をやったりだとか、あるいはそこにウェブ広告をかける、いわゆるデジタルマーケティングというものを行って、その後の工程を、コールセンターがインサイドセールスでクロージングする。
この一連のサービスを一気通貫で提供しているというのが、SPXです。Sales Process Transformationを略してSPXと名前をつけました。
4つ目は、<クラウドソリューション事業>です。
これは、旧新和コンピューターサービスがやっていた事業ですけれども、いわゆるシステム開発ですね。クラウドのシステム開発を中心としてやっています。
得意としているのはアプリ開発で、クラウド上でのアプリ開発に強みを持っています。
今年は、100人弱のエンジニアが入社してくれて、それぞれ現場で頑張ってくれています。
この4つが、有機的につながり連携しているというのが当社の事業の特徴かと思います。
よく、開発は開発だけとか、コンサルはコンサルだけで、あとはやらないみたいな会社が多いんですけれども、我々はコンサルから入っていき、実際にBPOで業務を引き受けます。他にも、システムが必要であれば、システム開発やシステム導入まで行っています。一気通貫でできるので、どんな状況にも対応できるというのが当社の強みですね。

―船井総研デジタルのミッションと、ビジョンに込めた想いを教えていただけますか?

実は、会社設立する時にみんなで考えたものなんです。

Mission「デジタルテクノロジーで人と企業の成長をリードする」

まず、ミッションに関して、デジタルという会社名ですから、やっぱりデジタルテクノロジーですね。
そして、人と企業の成長をリードするという部分では「人」を先に置いているんです。
デジタルというのは、人のためにあるもので、目的ではなくて手段なんですよね。
人の仕事を快適にしたり、人の生活を豊かにするために存在しているものなので、そういった思いも込めました。私たちは船井総研デジタルを介して、このミッションを実現していきたいと思います。

Vision「SMEイノベーションパートナー」

SMEは、”Small Medium Enterprises”の頭文字を取ったもので、いわゆる中堅中小企業ということですね。なぜここなのかというと、もともと船井総研グループは中堅中小企業に強い、そして、日本で一番の中小企業のクライアント取引数を持っていると思うんですよ。
その中でDXが遅れたりしていて、一番助けやサポートを必要としているのも、中堅中小企業ではないかと…そこを、一緒に変革を起こすパートナーとしてお手伝いができるように、そんな思いが込められています。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――マニュアル化された人ではなく、自分の頭で考えて、自分の言葉で喋っている人――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ありがとうございます。そこから派生して、社内カルチャーを言語化すると、船井総研デジタルはどんな文化だと思いますか?

変化や変革というものに対して、どうしても保守的になりがちですけど、うちの社員はわりとそういったことに対して、前向きですね。
私自身は変化しかない人生を歩んできているんですけど、私に付き合わされて、みんなもずっと変化ばっかりしていますので。笑
だんだん、変化に対して慣れてきて、前向きになってきたとういのもあると思います。
そうやって乗り越えてきているので、仲間と力を合わせて乗り越えていこうっていう社風ですね
そういう意味でいうと、社員同士の一体感ですとか、仲の良さっていうのが一つの文化じゃないかなと思います。

―その中で、今実際に活躍されている方っていうのはどんな方ですか?

自分で自分がやるべきことを考える人ですね。指示待ちではない人とも言えます。
その上で、自分の役割や周りから期待されていることを、考えながら見出していける人。自分の長所も含め。
尚且つ、自分で手を挙げて、「これで勝負していきます!」とか、「これで役に立っていきます!」みたいなことを言えて、しっかり責任を持って実行できる人。そういう人が多いと思いますね。

―今後、仲間になる方も、そういった方を求めていらっしゃいますか?

自律している人もそうですが、自律したい人っていうんですかね…
「自律」って自ら律するっていう字を書くんですけども、自分で考えて自分で行動できる、かつ自分の行動に責任を持てる。そういう方と仕事がしたいですね。

―採用に関して、柳楽さんが定めているポイントはありますか?

先程言った話とかぶるんですけど、やはり自分の頭で考えて、自分の言葉で喋っているなっていう人ですよね。最近、マニュアル化された人が割と多くて、よく同じ質問されるんですよ。
例えば、「入社までに学んでおいた方がいいことは何ですか?」とかね。
もう200回くらい答えています。多分、本に書いてある並び順で質問しているんだろうなと。笑
本人が本当に思っていたら、きちんと伝わるので、こちらも喜んで答えます。
逆に、確実に言わされているなっていうのも、伝わりますので。

―では、<スキルが高いけど、カルチャーがマッチしてない人>と<カルチャーはマッチしているけど、スキルが不足している人>という、二択だったらどうですか?

究極の選択ですね。笑
どちらかというと後者とりますね。カルチャーですとか、考え方がマッチしていていれば、スキルは習得すれば良いので。スキルがあっても、カルチャーマッチしない人はやはりお互い不幸ですよね。
あとは、会社を好きになってもらえるかどうかも凄くみていますね。
会社好きになると仕事が楽しくなるので。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――私も「柳楽さん」って呼ばれます。たまに酔っ払って、呼び捨てにされますけど。笑――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ありがとうございます。では最後に、10年後、船井総研デジタルはどんな会社になっていると思いますか?

本当に<良い会社>にしたいですよね。
まずは、売上200億を狙っていきます。今の5、6倍ですけど。
ただ、量的や規模的にいいからと言って、<良い会社>ってあんまり言わないと思うんです。
<良い会社>ってやっぱ中身だと思うんですよね。
そういった意味で言うと、社風とかカルチャーというのをしっかり保ちながら、規模的にどうリーチできるか、ということだと思うんです。
今、社内の雰囲気もフラットで、お互いに「さん」付けで、私も「柳楽さん」って呼ばれますしね。
たまに酔っ払って呼び捨てされますけど。笑
こういうフラットな社風のまま、いかに大きくなれるかっていうところかなと思います。

                                            前編

編集後記

いかがでしたか?前編の冒頭でお話したように、柳楽さんの言葉をできる限りそのままお伝えすることに努めました。
現在、当社は成長途中にありますが、増員に伴い上層部と社員の距離が遠ざかることのないよう、
柳楽さんを含む役員陣は、常日頃から社員とのコミュニケーションを重視しています。
そのおかげで、社員全員の目指す方向性にぶれがありません。
読者の方にも、そういった船井総研デジタルの特色が少しでも伝われば幸いです。
そして、仲間になってくださる方を未来でお待ちしていますが、柳楽さんを呼び捨てにはしないように気をつけましょう!

※船井総研デジタルの設立から現在まで、より詳しく知りたい方は、以下の本もお手に取ってみてください。「バックオフィス・トランスフォーメーション 売上ゼロ円の間接部門を稼ぐ組織に変える方法」

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