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ITベンチャー企業で人事経験が長い彼女が、FoundingBaseのどこに惹かれたのか?

楠木 亜矢子(Kusunoki Ayako)

Local Coordinator / 東京team
1984年生まれ。大学卒業後、CROOZグループに入社。
企業成長において事業ピボットに耐えうる変化に強い会社をつくるべく、新卒採用・内定者研修担当から始まり、中途採用・労務・総務・秘書等、企業成長と共に幅広く業務に携わる。2021年4月にFoundingBaseにジョイン。ローカルコーディネーター/人事として奮闘中。

口は災いの元

3人兄弟の末っ子で、よく食べよく笑い、擦り傷・アザがあるのは当たり前の落ち着きのない子でした。ソファーの上で飛び跳ねて、バイオリン折ったときはさすがに怒られましたが、伸び伸びと育ちました。
小学校受験をしたため、近所で遊べる友達も少なく、また、母親も働いていて鍵っ子だったこともあり少し寂しかったです。

思い立ったことはすぐ行動・すぐ口に出す性格で、「口は災いの元」を感じた出来事が2つあります。

一つ目は、習い事で一緒だった友達のお母さんに会ったとき「どこ行くの?」と聞いただけのつもりでしたが、後に「あやちゃんは何でも聞いてくる」と人伝で言われていたことを知り、何でも聞いたり話したりすることは良くないのだなと思い、自分のことを話したり、人に何かを聞くのが怖くなりました。

二つ目は、中学校でのことで帰国子女の人など色々な境遇の人がいて、様々な価値観の人に囲まれて過ごしました。
私の母親は好きで仕事をしていたのですが、周りの人に「寂しいね。かわいそう」と同情され、自分と違う考え・境遇の人を見てその価値観で勝手に自分を判断されたのがすごく嫌だったのを覚えています。
私が母親が働いていることを話したことで、母親を悪く言われるきっかけを作ったのだと思い、無闇に自分のことを話すよりも人の話を聞いていただほうが傷つかないと聞かれない限り自分の話はしたくなくなりました。

ただ女性が働くなんてと言われていた時代に、周りを気にせず固定概念を持たず自立している母親がかっこいいと思っていたので、家庭を持つとか関係なく「自立した女性でありたい」とこの頃から思い始めました。

自分と人のものさしの違い

高校生から大学卒業まで、地元のマクドナルドでアルバイトを始め、初めて地元に友達ができたことが嬉しく毎日バイト三昧、バイト時間外もバイト仲間とカラオケ三昧でした。
お店の一時的な責任者SWマネージャーもやり色々な経験をさせてもらい、学校生活よりもバイト生活の方が濃かったです。

仕事も一緒に働いている仲間も大好きで楽しく働いていたのですが、バイト先の後輩に「何考えているかわからないから怖い」と言われていることを、また人伝で聞いて、仲がいいと思っていたけど直接言われなかったことへのショックと、自分で自覚がなかったので、いつも普通に話しているけど本当はみんな何を思っているかわからなくなり、人と話すことが怖くなりました。

その時に仲の良かった先輩が私に向き合い続けてくれて支えてくれたおかげで、逃げずに変わってやる!と決意し、今まで気にしてこなかった話し方や自分の表情、態度などずっと気を張って意識して改善しました。

・自分がどう思っていようと人が評価するもの、誰かがそう言っているのであれば変わるべき。
・自分の考え行動を、「伝える」と「伝わる」でこんなに誤解がうまれる
・「◯◯が言っていたよ」という人伝で言われる・聞くのは本当に嫌。私は、思ったことは本人に直接言おう。

このことに気づいて変わろうとしなければ、今の自分はいなかったので、支えてくれた友達に本当に感謝しています。

文句があるなら、その相手と同じ立場で同じ事ができるようになってから言え

大学は、イベント・ライブなど全く関わりのない人たちが同じ目的で集まった時の一体感・空間が好きで、音響・映像制作を学べる大学にいき、レコーディングなど行っていました。
将来どこの会社で働くか考えた時、制作会社でインターンをやらさせて頂いたのですが、1日1時間寝れればラッキーなど他にも色々とあり、10円ハゲを作りました笑
仕事としては好きでも精神的な苦痛の中、堪えてまでこの仕事をやりたいと思えず、別の道を考えた結果、マックでのアルバイト経験から、「人」の成長を応援できる仕事がしたいと考え、人材・教育系の会社で就職活動しました。

新卒でCROOZというモバイル事業、人材事業をやっている80名ぐらいの会社に入社しました。
仕事した事ないし、何の仕事が自分にあっているかもわからないので自分が働きやすい環境がいいと思い、「思っていることをその人がいないところで話さず、直接で意思を言ってもらえる環境」が一番だと思い最終的に決めました。
新卒で入社した会社に14年間いたのですが、本当に濃かったです。
今日決まった内容で徹夜して仕事したけど、次の日やっぱりなしなど日常的で、変化が激しかったです。
広告代理店事業、人材事業、メディア事業、ソーシャルゲーム事業、Eコマース事業などを行い、社員100名〜600名規模の変遷の中での採用、社内制度設計、組織開発、労務関連等、人事業務全ての業務に携わらせていただきました。

「文句があるなら、その相手と同じ立場で同じ事ができるようになってから言え」
1年目の研修時に先輩が言っていた言葉です。
自分が見えている世界と、立場・状況が違う人の世界では見えているもの考える事が違うことを理解した上で発言・行動ができているか、自責で考えられているかというメッセージが響いてずっと覚えています。

グチではなく、「もっとこうした方がいいじゃん」と毎晩仕事帰り飲みに行って熱く語り合える仲間。
CROOZでの経験、一緒に働けた仲間、CROOZで働く中で出会えた方達、全てが宝物です。
「大嫌いだけど、大好きw」そんな会社で働けて良かったと思っています。

正しい選択をするのではなく、選んだ道を正しい道にする

人生折り返しの年齢になり、これからの人生を小難しく考えていたのですが、沖縄旅行中に「どうとでも生きていける!死にはしないじゃん」
だったら自分が好きなことを好きな人たちと思いっきり挑戦して楽しみながら生きていきたいと思った時に、FoundingBaseに出逢いました。

ずっと人事をやらさせていただく中で、学生と話すことが多かったのですが、周りの人・環境に影響されている人を見てきました。
”もっと早くに色んな人、色んな考えがあることを知っていたら”と思うことが多々あり、そのきっかけが作れたらいいなとずっと思っていました。

FoundingBaseのMISSION「自由」をUpdeteする
「誰かに言われたから」「みんながそうしているから」「それが当たり前だから」ではなく、未来は自らの意思に由って創っていける。
そんな私がに惚れないはずがないのです。

入社1週間後に半期合宿があり、「FoundingBaseに入社して良かった」
自分でもたった1週間でここまで思ったのはびっくりですが、心の底からそう思いました。
FoundingBaseの役員もメンバーも一番に考えるのは「何のためにやるのか?」「自分がどうしたいのか?」
金儲けをしたいのではない。私たちFoundingBaseの目指している未来。
地域共創の意味。”自分が”そこで何をしたいと思って立っているのか。
シンプルだけど難しく見失いがちなことを、こんなにも真っ直ぐに目指し、イキイキと楽しそうに働いているFoundingBaseメンバーを誇りに思います。

自分1人でできることは限られている。でも仲間はたくさん増やせる。
最終的に「私の友達・仲間かっこいいでしょ」と自慢できる人生でありたいとずっと思ってきました。

『正しい選択をするのではなく、選んだ道を正しい道にする』
失敗も挫折もたくさんあったし、これからもたくさんあると思いますが
猛ダッシュで成長しているみんなをしっかり支えつつ一緒にUpdateしていきます!

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