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Webサイトの運用にはWebマーケティングの知識が必要不可欠です。
WebマーケティングとはWebを中心に行うマーケティング活動をいいます。
たとえば、「Webサイトのアクセス数を伸ばす」という課題を解決するためにインターネット上でリスティング広告や動画広告を出したり、SNSを使って情報を発信するなどの集客施策を行います。
どの課題に、どの施策が有効なのかWebマーケティングの知識や基本的な運用スキルを身に着けておきましょう。
この記事ではWebディレクターに最低限必要なWebマーケティングの基礎と施策の種類を紹介しますので、ぜひご覧ください。
出典:Unsplash https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/Px3iBXV-4TU
Webマーケティングとは
WebマーケティングとはWebサイトやコンテンツにより多くの人を呼び込み、商品やサービスの販売やブランディングを促すための活動です。
ここではWebマーケティングの重要性と、最近広まってきているデジタルマーケティングという言葉との違いを紹介します。
Webマーケティングの重要性
近年、企業のマーケティング活動の中でWebマーケティングの重要性が高まっています。
なぜならインターネットの普及によりWebサイトやネットショッピングが一般的となり、ユーザーが情報を集めるための手段は紙媒体からWebが主流になったからです。
企業も変化に合わせ、広報活動する場所を紙媒体やリアルイベントからWebに移しつつあります。
そのためWebサイトでの集客力アップ、販売力アップのために行うWebマーケティングの知識が必要不可欠になりました。
Webマーケティングとデジタルマーケティングの違い
WebマーケティングとデジタルマーケティングはWeb上での施策を行う共通点があり、同じような用語だと考える人が多くいます。
しかしマーケティングの対象として扱う領域が大きく異なります。
WebマーケティングがWebの範囲に限定しているのに対して、デジタルマーケティングはWebにとどまらずオンライン全体を対象にしたマーケティング手法です。
たとえば駅や道路などで見かけるデジタルサイネージや広告、アプリ、IoTなどのデジタルテクノロジーがデジタルマーケティングの対象です。
Webもリアルも含めあらゆるデータを統合して、デジタル上で売れる仕組みを作ることをデジタルマーケティングといいます。
デジタルマーケティングとWebマーケティングでは「扱う範囲が格段に異なる」と覚えておきましょう。
出典:Unsplash https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/LtNvQHdKkmw
Webマーケティングの集客施策の種類
Webマーケティングは、集客が目的であればコンテンツを増やしてSEO対策を行ったり、リスティング広告や動画広告などの施策を実行します。
しかし広告や施策の選び方や打ち方を間違えると、思ったほどの集客効果が期待できないという事態になりかねません。
これから紹介するWebマーケティングの集客施策の種類を知って、目的に合った施策を行えるようにしましょう!
SEO(検索エンジン最適化)
SEOとはGoogleなどの検索エンジンに自社のWebサイトを見つけてもらい、検索結果の上位に表示されるようにコンテンツを最適化することです。
検索結果の上位に表示されるので、Webサイトのアクセス数を伸ばす効果が期待できます。
検索エンジンごとのルールを分析して、上位に掲載されやすくなるようWebページ内にキーワードを無理なく増やしたり、コンテンツを充実させたりします。
Webマーケティングの集客施策の定番のひとつで、コストを抑えながら取り組めるメリットがありますが、手間や効果が出るまでに時間がかかるデメリットもあります。
リスティング広告
リスティング広告とは検索エンジンの検索結果画面に表示される広告枠にテキスト形式の広告を掲載する方法です。
商品やサービスに関連した検索キーワードの検索結果画面に広告が表示されるため、ユーザーのニーズに適しておりSEO対策以上のアクセス向上が期待できます。
リスティング広告はキーワード単位でオークション形式の入札が行われて、広告の入札額や品質スコアなどで掲載順位が決定します。
即効性が期待できないSEOの効果が出るまでの間、短期的にリスティング広告を活用するのがおすすめです。
アフィリエイト広告
アフィリエイト広告とは、アフィリエイターのブログやメールマガジン、SNSなどに広告を掲載してもらう方法です。
基本的に成果報酬型を採用しており、広告経由でWebサイトにアクセスしたユーザーが問い合わせや資料請求、商品の購入などのアクションを行った段階で料金が発生します。
アドネットワーク広告
アドネットワーク広告とは複数のWebサイトに広告を配信できるサービスのことです。
本来は複数のWebサイトに広告の掲載を依頼するのは、それぞれのメディアとの契約が必要になったり、相手の入稿形式に合わせたりなどの手間がかかります。
アドネットワーク広告を利用すれば一括して多媒体に表示されるため、効率的に多くの人に見てもらえる可能性が高い手法です。
広告を掲載後は広告効果データをもらうことができ、媒体間での効果比較がしやすいメリットがあります。
デメリットはアドネットワーク広告業者が契約しているWebサイトに出稿されるので、自社がターゲットにしていない層のメディアにも掲載される点です。
SNS広告
SNS広告とはLINEやTwitter、Facebook、InstagramなどのSNSに広告を掲載する方法です。
年齢や地域、興味関心などの属性を絞り込んで、狙ったターゲットに広告を配信できるメリットがあります。
また高い拡散力と利用者同士のつながりを利用できるので、多くのユーザーに情報を広めることも可能です。
そのためには拡散されやすいクリエイティブを制作・投稿することが重要です。
リターゲティング広告
リターゲティング広告とは追跡型広告と呼ばれており、過去にWebサイトを訪れたことのあるユーザーを対象に広告を表示する方法です。
商品やサービスに関心を持っている可能性が高いユーザーに絞り込めるので、費用対効果が期待できます。
アクセス数の向上だけではなく、資料請求や購入などのアクションの増加も狙えるでしょう。
メールマーケティング(メルマガ・パーソナライズドメール)
メールマーケティングとは特定のユーザーにメールで情報を配信する手法のことです。
メールマーケティングは、メールマガジンとパーソナライズドメールの2種類に分けられます。
メルマガは購読を希望しているユーザーを対象にメールを一斉送信します。
パーソナライズドメールはユーザーの行動履歴ごとに、最適なタイミングと内容でメールを配信する手法です。
たとえば、ユーザーが買い物かごに商品を入れたままWebサイトを離脱した場合、買い物かごに入っている商品の情報をメールでアピールするといった方法があります。
どんな商品やサービスに興味があるかは分からない状態のユーザーにメールを送るメルマガより、購買意欲が高いユーザーにメールを送るパーソナライズドメールの方がアクションの増加が期待できるでしょう。
コンテンツマーケティング・オウンドメディア
コンテンツマーケティングはインバウンドマーケティングの手法のひとつです。
インバウンドマーケティングとは商品やサービスに興味・関心を持った見込み顧客に対して行うマーケティング活動を行うことをいいます。
主に用いられるものにはホワイトペーパー、記事コンテンツ、レビューなどがあります。
企業の一方通行にならないよう、ユーザーが興味や関心を持ちそうなコンテンツを適切なタイミングで定期的に提供することにより、自社に対する信頼性の向上やファンの獲得などにつなげる手法です。
まとめ
Webマーケティングの基礎と集客施策の種類を紹介しました。
Webサイトに人を集めるマーケティングの知識はWebディレクターに必要不可欠です。
Webマーケティング施策に関して「どの課題に対して有効なのか」「運用するのにどの程度の費用がかかるのか」など基本的な知識を身に付けておきましょう。
foriioでは一緒にWebマーケティングを行うWebディレクターを募集しています。
課題と目的に合わせたWebマーケティング施策を選択して運用するのはなかなか結果に結びつかず苦労することもありますが、成果が出てきた時は達成感を味わえるとてもやりがいのある仕事です。
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