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途上国支援を社労士と経営の仕事を通じて実現~代表渡邉~ 経営者と専門家、2つの道を志す

途上国支援を志、社労士の道に進む

海外に興味があり、初めて行ったカンボジアで貧困の現状を目の当たりにしてから、途上国の貧困問題解決や国際企業のCSR研究に取り組んできた学生時代。研究を続けていく中で、当時日本では全体的にCSRを重要視しておらず取り組みに対しても消極的なことが分かりました。

そのため、多くの企業のリソースを海外の途上国支援に活用できるようにしたいと考え、多くの経営者の近くで常にビジネスや人のソリューションのサポートをすることができる社労士を目指したのがきっかけです。

東日本大震災後の2012年に独立開業

社労士の資格を学生時代に取得できなかったこともあり、最初はベンチャー企業で営業の仕事をしていました。数字に対してシビアな世界で結果を求めて仕事をしていた経験は、現在にも活きています。仕事は面白かったですが、資格を取得後は、社労士としての経験を積むために社労士事務所に転職をしました。

転機は2011年に起こった東日本大震災ですね。震災後のスタンスとして事務所と自分の考える方向性が食い違い、自分自身でやはり独立して多くの企業のサポートがしたいと思うようになりました。その後は独立の準備を進め、2012年に社労士事務所フォレストを地元の埼玉に開業しました。

2017年に法人化、2018年に株式会社経営人事総研を設立

仕事をしていく中で人も売上も増えていき、2017年に法人化を行い社労士法人フォレストとなりました。また、社労士の仕事だけで企業の人や経営に対するサポートをするのは限界を感じ、東南アジアへの途上国支援にも繋がる外国人就労支援事業や採用・評価制度のコンサルティング事業立ち上げを企画し、これまでの社労士法人フォレストとこれら新規事業を行う新会社からなる、株式会社経営人事総研を設立したのは今年の8月です。

仕事を通じて想うことは、自分自身の志や行動次第で実現できることは本当に多いです。今後は経営人事総研の仕事を通じて、学生時代から思っていた企業のリソースを用いて途上国と日本を繋ぎ、世界中の人から選ばれる、人に対する総合サポート企業として成長をしたいと思っています。

また、自分自身も来年2019年には埼玉大学の大学院に入学し、途上国支援やCSRの研究にもより一層力を入れて勉強し、学ぶ中でどんどん新しいことに挑戦をしていきたいですね。

やりたいことに対して、覚悟を持って取り組んでほしい

若い人に伝えたいことは、やりたいことに対して中途半端な形で取り組むのではなく、その都度本気で取り組み「なぜやりたいのか」「どうしたいのか」を常に自分で考えてほしいです。突き詰めた結果、間違うことややりたいことが変わることもあると思います。ただ、その都度考え抜いて行動したことは自分の力になるので、無駄になることはないです。

やりたいと思ったことに対して向き合う姿勢が仕事やキャリアにおいて非常に大切なことだと思うので、考えて行動し続けることを意識してほしいですね。

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