外資系戦略コンサルティング企業から「ECアクセラレーター」に惹かれてforestへ。ブランドマネージャー・安藤が語る、実践的な経営スキルをスピーディに身に付けられるBM業務の魅力
こんにちは、forest採用広報です!
今回のストーリーは、ブランドマネージャー(以下、BM)として活躍中の安藤さんにフォーカス。外資系戦略コンサルティングファームであるアクセンチュアに新卒入社して経験を積むなか、「イケている新しいビジネス」を求めていた安藤さん。そんな安藤さんがどのようにしてforestに出会ったのか。BMの魅力や働きがいについて聞きました。
安藤さん 27歳 宮崎県出身
東京大学を卒業後、2019年に新卒でアクセンチュアに入社。戦略部門にて、主に通信企業向けや建設業界等のクライアントを担当し、新規事業の戦略立案から実行支援(第一次産業のDX、自治体DX、SMB向けのサービス立ち上げ)等のプロジェクトに従事。ビジネスモデルやforestで身に着けられる経験に魅力を感じ、2022年7月に参画。
今のポジション、仕事内容は何ですか?
ブランドマネジメント部という部署に所属し、M&Aを通じて引き継いだブランドの運営全般に携わっています。直近で運営するブランドは6~7で、全体の統括が私の役目です。
forestにジョインするまでのキャリアについて教えてください。
新卒でアクセンチュアに入社。戦略部門で通信会社の中小企業向け営業戦略に携わり、その次は建設業界のDX支援、戦略立案や運用支援を行っていました。その後、再び通信会社に戻り、第一次産業のDX支援の新規事業立ち上げ、実行支援を経験しました。
forestにジョインした理由は何ですか?
入社したアクセンチュアで働いていたころに、VCで働く友人と「自分で裁量を持って働けて、かつイケているビジネスってないのかな」という話をサウナでしていたんです。そこで、「ECブランドをM&Aして成長させる事業が海外で流行っているらしいよ」と聞いたのが、そもそものきっかけでした。まだforest立ち上げ前のときのことですね。
魅力を感じた理由は2つ。1つ目は、すでに海外で資金調達の実績があったこと。2つ目はブランドをM&Aし、シナジーを利かして伸ばしていくブランドモデルに対し、直感的に「イケてるな」と思えたことです。
その後、Twitterでforestに出会いました。「これ、前に聞いたビジネスモデルだな」と思い、即DMでコンタクトを取りました。2022年3月にカジュアル面談をし、4月に内定とトントン拍子に話が進み、6月半ばに入社したという流れです。
forestに惹かれたのは、興味があったEコマース事業を手掛けていることに加え、自身の成長にも繋げられそうな環境だなと思えたからでした。まず、マネジメント層の経歴がすごいなと。PEファンドでシニアクラスだった経歴の持ち主で、そんな人たちの直下で働けることに魅力を感じました。
また、もしまたいつか転職市場に出るときがきた場合に通用する経験を積める会社だとも思いました。オーナーから引き継いだブランドについて売上利益の数字責任をもって伸ばしながら全体のマネジメントをするという経験を20代で積めるのは最高だとも感じましたね。
入社前、forestに対してどのようなイメージを持っていましたか?また、入社後にそのイメージは変わりましたか?
forestというより、まずは経営陣に対するイメージにギャップがありました。偏見かもしれませんが、PEファンドの人に対し「修羅の道を歩んできた怖そうな人」というイメージがあったんですよね。でも、実際に会って話してみたら、皆さんまったく修羅の国の人ではありませんでした(笑)。誠実で人間味のある人たちで、意外さを感じましたね。
仕事内容や社風に関しては、良い意味でも悪い意味でも特にギャップはありませんでした。良くも悪くも指示をされることがない環境なので、自分で役割を担って仕事を見つけ、遂行していく必要があります。非常にプロフェッショナルな会社だと思いますね。
BMの仕事の魅力は何ですか?
話が少しずれますが、私は実は経営企画部のマネージャーとして入社したんです。当時、人が足りていないこともあって、BMを兼務して1ブランド持つことに。すると、私にとっては経営企画よりブランドを運営していくことのほうがおもしろく、また適性もあると感じられました。社内でも同じような判断があったのでしょう。10月ごろからBMに移行し、11月から本格的にブランドを見るように。2023年2月の組織再編により、複数ブランドを横断でマネジメントしていくようになりました。
質問への回答ですが、BMのおもしろさは打った施策が短いサイクルで数字となって返ってくることですね。施策の結果がいつ出るのか読み切れなかったコンサル時代と比べ、生きた数字を扱っていると感じます。日次の売上、利益、足元のキャッシュ。今後、どれだけの資金が出ていって、入金はどれぐらいあるのか。そして、その売り上げはどのような施策の結果で上げられたものなのか。では、次にどのようなことを仕掛けようか。その結果は。このように、自分の仕事がすべて通知表みたいに数字に表れます。The 商売人という感覚がして、非常に楽しいです。
一方、6ブランドそれぞれで常に日々数字との戦いをしなければならないことには、やはり大変さもあります。各ブランドでいろいろな球が飛んでくるのを即座に判断し、トリアージして重要な球を取るといった感覚で仕事をしています。
forestの社風について教えてください。
コミュニケーションが活発な会社だと思います。ブランドマネジメント部内だけではなく、部の垣根を超えて話すことが多いですね。案件について細かく話し、自分の職域に関わらずナレッジをシェアすることで、ブランド運営に活かしていく文化があります。私がforestで1番いいなと思う点です。
プロフェッショナリズムを求められる会社でもあり、責任を持たないといけないヒリヒリ感がありますね。個人的には、そのヒリヒリ感が自分を成長させていくと思っているので、これも弊社の良さだと捉えています。相当刺激的な環境だと思いますよ。とても楽しいです。
安藤さんが思う、「forestに合う方」は?
知らないことを「知らないので教えてください」ときちんと聞ける人。報連相ができ、知らない知識を事前に聞いてキャッチアップしていくことを厭わない人ですね。あとは、誰かに言われていなくても仕事を見つけられる人。「これをやっておいたほうがいいだろう」と細かく気配りができる人も活躍できると思います。
特にBMとして入社する方に求められる素質は3つあります。
まずは手が動く人。事業管理だけではなく、実行するところまでが求められる仕事なので、「戦略だけやりたい」「管理職だけやりたい」という人には適していないと思います。
2つ目は数字が好きな人、数字で評価されるのが好きな人。良くも悪くも結果主義なので、数字で詰められるのが苦手な人だとつらいだろうなと思います。ちなみに、私は各ブランドの倉庫の金額がいくらなのか、CSを外注していたら外注費がいくらなのかもすべて把握しています。経営周りのコストや売り上げに意識が向く人に向いている仕事でしょう。
3つ目はタスクに落とし込むのが早い人、先取りしてコミュニケーションを取り、適切に段取りを組める人です。例えば、「ここで新商品を作ったら、このあたりで資金が足りなくなる」とキャッシュフローを管理し、早々に経営管理部門に伝えて相談しておく。新施策の判断は自分で下せますが、先々のことを予測して早めに関係者たちとの議論に持ち込むのが大事です。プロジェクトマネジメント力が活きる仕事だと思います。
20代でブランドの事業戦略策定・事業計画づくりから実際のマーケや新商品開発までの領域で責任をもってタスクをこなしをこなし、優先順位をつけながら利益まで考えて仕事をする経験ができるのは、非常に稀有な仕事だと感じます。スキルはキャッチアップする力があれば問題ありません。結果を出すために日々もがく感覚を楽しめるマインドの人と、ぜひ一緒に働きたいですね。
最後に、安藤さんの今後の展望についてお聞かせください。
いいブランドをどんどん増やして、国内外含め広めていきたい、いいものを見つけて広めたいという思いが1番大きいです。そのためにも、しっかりまず売上目標を達成していきたいです。そして、マネジメントやチーム組成をしっかり行っていき、スケーラビリティのある組織にしていきたいと考えています。
個人のキャリアとしては、中長期での展望はあまり考えていません。目の前にある業務をしっかりこなし、今伸ばすべきところに注力すれば、おのずと必要な力が身に付いていくだろうと思っていますし、それが叶う環境だとも思っています。
私は個人的に、キャリア面でプロダクト依存しないことを意識してきました。プロダクトが優秀だと、「そのプロダクトだから成功させられた」という側面が強くなり、特定のプロダクトに最適化された成長曲線を描いてしまうんじゃないかと思っているんです。そうではなく、どのようなものでも売れる力を備え、個人の戦闘力を高めたいんですよ。
大きな意思決定をする機会はそう得られるものではありませんが、forestなら複数ブランドを有しているため、若いうちから関われる機会があります。ブランド間でシナジーが効く部分もあれば、ブランドごとに創意工夫する余地もある。今後もそのブランドのフェーズを見ながら意思決定し、成長に導いていきたいですね。